はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

大手投資銀行RBCがフェイスブック独自仮想通貨を評価|同社コンソーシアムにSpotify、Uberも参入か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「グローバルコイン」に一定の評価
大手投資銀行RBCが、フェイスブック独自通貨について高評価を下した。また、フェイスブックのコンソーシアムへの参加企業が新たに判明。SpotifyやUberなどが確認された。

フェイスブック独自通貨に一定の評価

大手投資銀行RBC Capital Marketsに勤めるアナリストMark Mahaney氏とZachary Schwartzman氏は米CNBCの取材で、フェイスブックの独自仮想通貨「グローバルコイン」について、肯定的な見解を示している。

2人のアナリストは、以下のように述べた。

フェイスブック社の歴史において、(グローバルコインは)新たな収入源や雇用を創出する最も重要なイニシアティブの一つかもしれない。

Mahaney氏とSchwartzman氏はグローバルコインは将来、フェイスブックやその関連アプリであるインスタグラム、WhatsApp内において、決済や貿易、アプリ、ゲームなど様々な用途で利用されるだろうと予測。

またフェイスブックの独自通貨に関するホワイトペーパーが6月18日の公表を予定しているが、RBCはグローバルコインについて投資家の理解を深めるために、同ホワイトペーパーの分析を行い、その分析内容を公表する計画があることを両氏は明かした。

コンソーシアムに大手企業も参加

米フェイスブックが発行する独自仮想通貨「グローバルコイン」に対し、決済大手企業Visa、Mastercard、Paypalと、米ウーバーテクノロジー社が支援に名乗りを上げていることが明らかになっている。

この4社はフェイスブックに対し、今回それぞれが約110億円(1億ドル)の援助を行う。フェイスブックはこの援助で得た金額は全て独自の仮想通貨であるグローバルコインの発行に活用するという。知名度のある金融企業などによる援助は大きなバックアップとなるだろう。

また、フェイスブックが設立したコンソーシアム「Libra Association」の参加者には、上述した4社が加入していることが明らかとなっていたが、米仮想通貨メディアThe Blockの報道により、それら以外にも多数の企業が参画していたことが新たに明らかとなっている。

参加する企業は、グローバルコインのノード管理者となり、そのブロックチェーンネットワークを維持する役割を持つという。

出典:The Block

上図を確認すると、大手音楽ストリーミングサービス「Spotify」や自動車配車サービスを提供する「Uber」、米最大手仮想通貨取引所Coinbaseなど有名企業も多数名を連ねていることが確認できる。グローバルコインが与える影響は、仮想通貨業界やフェイスブックのサービスだけにはとどまらないようだ。

CoinPostの関連記事

フェイスブックの独自仮想通貨、決済最大手のVISA、マスターカードなどが出資へ|WSJが報道
米フェイスブックが発行予定の仮想通貨プロジェクト「グローバルコイン」に対し、決済最大手VISA、マスターカード、Paypal、Uberが支援に名乗りを上げていることが明らかになった。約110億円(1億ドル)の出資を行うと報じられた。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
06:20
サイファーパンクが28億円相当のジーキャッシュを追加購入、保有量は総供給量の約1.43%に
ウィンクルボス兄弟率いるサイファーパンクが2万9869ZECを追加購入。保有総額は23万3644ZECとなり、総供給量の1.43%を保有している。
06:05
ビットコインの調整終了を予測、年末に向けた上昇がベースシナリオ=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のアナリストが仮想通貨ビットコインの調整終了を予測した。複数の市場指標が極端な水準にリセットされ、年末に向けた上昇がベースシナリオだと話した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧