はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

韓国政府がブロックチェーンで交通データ管理へ|ソウル市で進む「スマート都市」実現に向けた取り組み

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国政府がブロックチェーン企業と提携
韓国の国土交通部が、カナダのブロックチェーン企業と提携し、交通データをブロックチェーンで管理する実験を開始する。ソウル市長が掲げるブロックチェーン技術を導入した「スマートシティ」構想実現に向けた一歩となる見込み。

韓国政府、ブロックチェーンで交通データ管理を試行

韓国の省庁の一つである国土交通部が、カナダのブロックチェーン企業「Graph Blockchain Inc.」と提携し、交通データをブロックチェーン上で管理する実験を開始することが分かった。ソウル市の「スマート・シティ」イニシアチブの一環として行われる。

Graph Blockchain Inc.(GBLC)が開発するブロックチェーン・システムは、オープンソース・プロジェクトである「Hyperledger Fabric」を用いて進められる。今回の提携は、韓国政府とソウル市が以前から推し進める「スマートシティ計画」の一環で、同政府は以前にブロックチェーン技術を利用した管理システム(選挙の投票システムや寄付管理など)の導入を検討していることを明かしていた。

スマートシティの建設計画には、これまで約2兆円を超える資金が投じられてきたが、投資先企業が法廷闘争にもつれ込むなど、当初の計画通りに事が進んでいないのが現状だ。韓国政府としては、今回の提携でそうした暗雲を断ち切りたい格好となる。

ソウル市の「スマートシティ」構想

昨年ヨーロッパを訪問した朴 元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長も、スイスの「クリプトバレー」ツークにおける講演にてソウルが目指す、世界的なブロックチェーンのハブ(中枢)となるための計画を以下のように明らかにしていた。

ソウルには、世界でブロックチェーンの中心として認識される都市を目指して、ブロックチェーンエコシステムを創る計画がある。

ツークのように、ブロックチェーン専門家をソウル市に集めたいと考えているが、そのためには、革新的なブロックチェーン企業に友好的な環境を確立する必要がある。

また、未来のICT産業を形作る第4次産業革命の中心となるのは間違いなくブロックチェーンと主張する朴市長は、今後のロードマップを以下のように明らかとしている。

  1. 2021年までに603億ウォン(約60.3億円)を投じ、市の西部と南西部に、200以上のブロックチェーン企業が入居できる二つのビジネス施設を建設
  2. 今後5年間で730名の専門家を育成することを目指し、このビジネス施設内で、2つのトレーニングセンターを運営
  3. ソウル市は、政府と民間共同で、1000億ウォン(約100億円)の基金を設立し、2022年までにブロックチェーンの新興企業へ投資
  4. 事業の立ち上げが難航しているブロックチェーン関連の中小企業に対する支援基金を創設。適格と判断された企業には、10億ウォン(1億円)まで融資。

ブロックチェーン技術の導入を推し進めるソウル市。ツーク市での発表から5年以内に「スマートシティ」の構築を目指すとした朴市長のビジョンが今後どのような形で実現化していくか注視していきたいところだ。

CoinPostの関連記事

韓国ソウル市「今後5年間でブロックチェーンの中心都市を目指す」同技術を行政に取り込む意向
朴 元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は、ソウル市が目指す、世界的なブロックチェーンのハブとなるための計画を明らかにした。仮想通貨にも熱狂的な韓国の主要都市が、大きく動き出そうとしている。
保険大手メットライフ、生命保険サービスにイーサリアムブロックチェーンを活用開始へ
保険大手のメットライフが、生命保険サービスにイーサリアム・ブロックチェーンを利用する。故人の保険加入の有無など、残された遺族に生じる問題の解消を目的としている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/23 土曜日
14:00
米バンカメ、84億円相当仮想通貨ETF保有を開示 ビットコイン増加・ETH減・XRP維持
米金融大手バンク・オブ・アメリカが2026年第1四半期の13F報告書を提出。ビットコイン・イーサリアム・XRP・ソラナのETFを合計約5300万ドル分保有し、株式含む仮想通貨関連総額は22億ドルを超えた。
13:25
カルシとポリマーケット、米控訴裁判所で敗訴 違法賭博訴訟は州に差し戻し
米国の控訴裁判所は、予測市場大手カルシとポリマーケットが求めた州裁判の一時停止を却下した。違法賭博をめぐるネバダ州・ワシントン州との訴訟は州裁判所で続行される。
12:00
米グレースケールのHYPE現物ETF申請、修正案を再度提出 3本目のETF実現間近か
仮想通貨資産運用企業グレースケールがHYPE現物ETFの第3次修正申請を提出した。承認されればビットワイズ・21シェアーズに続く3本目のHYPE ETFとなる。
11:30
米SEC、ナスダックのビットコイン指数オプション上場を承認
米SECは5月22日、ナスダックPHLXによるビットコイン指数オプションの上場規則変更を加速承認した。現金決済・ヨーロピアン型の新商品で、上場にはCFTCの免除承認が別途必要となる。
10:25
ビットコイン1200万円割れ、米「100万BTC購入期待」後退で失望売り広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5月22日から23日朝にかけて下落し、円建てでは節目となる1,200万円を割り込んだ。背景には、米国で新たに議論されている「ビットコイン準備金法案」において、市場で期待されていた「100万BTCの購入義務」といった強い内容が盛り込まれず政策期待が後退したことがある。
10:00
NEARトークン価格高騰、6月末までに動的リシャーディング導入 AIエージェント対応も視野
ニアプロトコルが次回アップグレードの一環として動的リシャーディングを2026年6月末までに導入する計画だ。シャードの自動分割でAIエージェントによる商取引への対応も目指す。
08:40
米ビットワイズ・21シェアーズのHYPE現物ETF、25億円相当HYPEを追加購入 累計流入は100億円超
ビットワイズと21シェアーズのHYPE現物ETFが直近24時間で合計1610万ドル分HYPEトークンを購入。累計純流入は6396万ドルに達し、5月21日には過去最高値62.18ドルを更新した。
07:55
予測市場大手ポリマーケット、9000万円超が不正流出
予測市場大手ポリマーケットは、資産が不正流出したことを公表。流出額は約9,123万円であることやユーザーの資産は影響ないこと、事業は通常通り継続していることなどを説明した。
07:20
トランプメディア、320億円相当ビットコインを取引所へ送金
ブロックチェーン分析企業アーカムのデータによると、トランプ・メディアに帰属するビットコインアドレスが2650BTCを取引所Crypto.comのアドレスへ送金した。送金の目的は不明。
07:00
米下院がカルシ・ポリマーケットにインサイダー取引調査、議員の参加禁止立法も視野
米下院監視委員会のジェームズ・コマー委員長が5月22日、予測市場カルシとポリマーケットのインサイダー取引調査を開始したと発表。両社CEOに内部記録の提出を求めた。
06:20
SEC、米国株トークン化の免除制度公表を延期 第三者発行の株主権利保証が課題
米証券取引委員会(SEC)は株式トークン化資産の取引を対象とした「イノベーション免除」制度の発表を延期した。証券取引所関係者や市場参加者から、発行企業の同意を要しない第三者トークンの取り扱いへの懸念が相次いでおり、投資家の権利保護や制裁回避リスクが制度設計の焦点となっている。
05:50
新たな米ビットコイン準備金法案の詳細判明、100万BTC購入義務含まれず
米下院に提出されたARMA法案の草案が明らかになった。政府保有ビットコインを最低20年間売却禁止とする一方、一部で報じられた100万BTC購入目標の条項は法案に存在しないことをThe Blockが確認した。
05:00
米ICEとOKXが原油の永久先物を共同提供、1.2億人規模の仮想通貨ユーザーにアクセス開放
ニューヨーク証券取引所を傘下に持つインターコンチネンタル取引所(ICE)と仮想通貨取引所OKXが、ICEのブレント原油・WTI価格を基準とした永久先物契約を共同提供すると発表した。OKXが許認可を持つ地域で順次展開へ。
05/22 金曜日
17:14
JPYC、シリーズBで累計約50億円の調達完了へ 日本円ステーブルコインの社会実装を加速
JPYC株式会社がシリーズBラウンドで累計約50億円の資金調達を完了予定。発行7ヶ月で総取引高350億円超を達成し、日本円仮想通貨の社会実装を加速する。
15:58
グラスノード分析、ビットコイン供給量の30%超で公開鍵露出を確認 量子リスクへの備えを提言
グラスノードの分析によると、ビットコイン発行済み供給の約30%にあたる604万BTCがすでに公開鍵露出状態にあり、量子コンピュータによる将来的なリスクにさらされている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧