はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

【中国】ICO取引所禁止を経てビットコインを含む仮想通貨を「仮想資産」と制定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10月1日から禁止令が本格化される予定であった
本来、9月までに全仮想通貨取引は活動を廃止する予定であり、10月1日から発効が本格化する予定でしたが一部の仮想通貨取引所は活動を許可されています
今回の取り締まりは元々全国レベルではない
一部メディアによると、今回の取締はもともとルールに従っていない小規模なプラットフォームに向けられたものなので、全体的に発効されることはないと報じられている。

中国メディア支局Jinse.comは、中国の仮想通貨使用取締法は2017年10月1日から本格的に法律化すると報道しました。Jinse社は今年3月15日に投票、認定された中国仮想通貨取締法は、『中華人民共和国民法の一般原則(General Principles of the Civil Law of the People’s Republic of China)』の立法に組み入れられると言明しました。さらにJinse社は10月1日から発効予定の中華人民共和国民法の一般原則で、仮想通貨が規制されるのは初の事例だと報道しました。

中国法の下では仮想通貨は『バーチャル資産』に分類される

Jinsen社の報道によると、中国法の下では仮想通貨は『仮想資産』と扱われるそうです。大学教授であるデン・ジアンペン氏は『ビットコイン及び仮想通貨などはバーチャル資産として扱われます。』と述べました。

仮想通貨が『中華人民共和国民法の一般原則』の立法に介入されるということは、近年の中国政府による仮想通貨取引の厳重な取り締まりは、使用及び所有禁止は国内全体までは影響しないことを示しています。

Jinsen社はこの推測を『取り締まりは最初から最後までビットコインを禁止することを言及していないため、政府はビットコイン自体は大きな問題だと思っていないようです。』と強調します。

Jinsen社はさらに取引の取り締まりはそもそも『小さなプラットフォームが資金洗浄及びKYC(Know Your Customer)という顧客確認の政策を真剣に実行していない』がためにそれらの取引所に向けられたものであると主張します。

また、Jinsen社の報道ではPBOC(中国人民銀行)の調査後に大手仮想通貨取引所は再開される方向性を示し、今回の厳重な取り締まりは一時的なものであるだと示しています。

OkCoin及びHuobiの取引所運営に関する憶測

今週、大手ビットコイン取引所であったBTCC人民元及び仮想通貨の預入を廃止しました。しかし先月末で全取引は廃止されるはずでしたが、BTCCは10月末まで引き出しは継続されると述べました。

全国的に発効されるはずであった中国政府の取り締まりが、予定日直前に『Okcoin及びHuobiは例外』と発表したことを受け、現存で活動を続けている取引所はこれからも中国内での活動が許可される数少ない取引所になることを暗示しています。

Virtual Currencies Expected to be Regulated in China on October 1st

Sep, 30, 2017 by Samuel Haig

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

まずICOが投資家を保護するために禁止され、その後ビットコインの取引が禁止されましたが、これはビットコイン自体が違法なものではなくビットコインを利用した資金洗浄やKYCの整備のためのものでした。

また、今までは規定がなかったもののこれからはビットコインをはじめとする仮想通貨は「仮想資産」と扱われ、仮想通貨取引所の停止も一時的なものであり徐々に取引が再開されていくのではないでしょうか。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/01 月曜日
18:34
日経グループQUICK、ビットコイン指数の算出開始
QUICKは12月1日、円建てビットコイン指数の本格公表を開始した。試験運用から更新頻度を毎日に引き上げ、12月22日からはリアルタイム指数も提供する。暗号資産ETFなどでの利用を想定。
17:07
イーロン・マスク氏「エネルギーこそ真の通貨」、ビットコインは基づくと主張
テスラCEOのイーロン・マスク氏が「エネルギーこそ真の通貨」と主張し、ビットコインはエネルギーに基づいていると説明。一方、著名経済学者やピーター・シフ氏は「本質的価値がない」と批判を続けている。
17:01
政府・与党、暗号資産の分離課税導入を検討へ 調整開始─NHK報道
政府・与党が暗号資産投資の分離課税化を巡り調整に入ったとNHKが報道。現行は最大55%の総合課税で、制度見直し議論が年末の税制大綱へ進む見通し。
16:26
「チェーンリンク」の将来性は?トークン化市場に必須インフラ
チェーンリンク(LINK)の将来性を解説。2030年に16兆ドル規模が予測されるトークン化市場で、既存金融とブロックチェーンを接続するオラクルとして80%超のシェアを獲得。SWIFT・J.P.Morganとの提携事例も紹介。
16:00
スイ(SUI)のステーキングで高利率なのは?自分で行う方法と取引所比較
SUIのステーキング方法を徹底解説。取引所(年利最大4.28%)、ウォレット、リキッドステーキングの3つの運用方法を比較表付きで紹介。初心者向けのOKCoin Japanから、Slushウォレットでの自己管理、Haedalでの高度な運用まで、リスクと利回りを考慮した最適な選択をサポート。
15:55
ワールドコインの本人認証方法|マイナンバーカードでWLDを受け取る手順を解説
ワールドコイン(WLD)がマイナンバーカードでの本人確認に対応。World Appでの認証手順を画像付きで解説。所要時間約5分で完了し、Orb認証済みの方も追加のWLDを獲得可能。受け取ったWLDの現金化・運用方法も紹介。
15:43
ソニー銀行、米ステーブルコイン事業化に向けBastionと業務提携 子会社設立も視野に
ソニー銀行が米Bastionと業務提携し、米ドル建てステーブルコインの事業化を推進。日経報道によると2026年度の発行を計画し、ソニーグループの「経済圏」での決済活用を目指す。米国子会社設立とOCC銀行免許取得も視野に。
15:35
Ginco、Babylon Labsと提携「BTCFi 2.0」を推進
GincoがBabylon Labsと提携し、第三者への預託なしでBTCを活用できる「BTCFi 2.0」を日本で推進。業務用ウォレットGEWからBTCステーキングが可能に。
14:26
カザフスタン中銀、仮想通貨投資を計画 最大約470億円規模
カザフスタン国立銀行(中銀)のティムール・スレイメノフ総裁は、金・外貨準備ポートフォリオの一部として、仮想通貨へ最大3億ドルの投資を検討していると発表した。
11:47
テザー社CEO、S&PによるステーブルコインUSDT格下げに反論 余剰資本を強調
テザー社CEOがS&PによるステーブルコインUSDTのドルペッグ機能評価の格下げに反論した。余剰資本や米国債利回りを考慮していないと指摘している。
11:07
ヤーン・ファイナンスのyETH製品に攻撃、約4億5000万円相当が流出
イールド・ファイナンスのyETH製品が攻撃を受け、約4億5000万円相当のETHが流出。攻撃者は無限ミントの脆弱性を悪用し、約1,000ETHをTornado Cashに送金。V2・V3ボールトは影響を受けず、yETH保有者は安全に引き出し可能に。
09:15
中国人民銀行、仮想通貨取引の厳格取締を改めて要請、ステーブルコインも警戒対象
中国人民銀行が仮想通貨取引の取締強化を改めて各当局に要請した。仮想通貨関連活動の再活発化が背景にあるとみられ、ステーブルコインも警戒対象としている。
09:03
コインシェアーズ、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げ
欧州大手のコインシェアーズが、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げた。米国市場での大手運用会社への集中により、差別化や利益率確保が困難になるとの懸念を示し、ナスダック上場を控え、仮想通貨関連株式やアクティブ運用戦略など新商品の投入を計画している。
11/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、金持ち父さん著者キヨサキのBTC売却やソラナとXRPのETFの好調など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
DeFiで株式市場はどう変わる? Progmat齊藤達哉氏が語るオンチェーン金融の未来|独占インタビュー【後編】
Progmat齊藤達哉氏インタビュー後編。議決権付きトークン化株式で日本が世界初となる理由、2028年施行を目指すトークン化法のロードマップ、DeFi・AIエージェントを見据えた将来ビジョンを聞いた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧