はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

年初来上昇率で他金融資産を圧倒するビットコイン(BTC)、億万長者ウィンクルボス兄弟の仮想通貨資産が倍増

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)高騰でウィンクルボス兄弟の資産が倍増
今年1月以降にBTC急回復を受け、仮想通貨取引所Geminiを運営するウィンクルボス兄弟の資産額が倍増したことがブルームバーグTVで言及された。兄弟は保有資産額1000億円を超えるビリオネアとされる。

ビットコイン(BTC)高騰でウィンクルボス兄弟の資産が倍増

仮想通貨市場とビットコイン(BTC)相場が、今年1月以降に急回復したこと受け、米仮想通貨取引所Geminiを運営するウィンクルボス兄弟に、ウィンクルボス兄弟の資産額が倍増していたことが分かった。

ブルームバーグTVで、ソナリ・バサク記者が解説した。

番組内では、ビットコイン(BTC)急騰がフェイスブックのリブラプロジェクトと関連性があるかどうかにも言及。金(ゴールド)の代替手段となり得るかどうかについては、「時間が経てば分かる」とした。

バサク記者が「ウィンクルボス兄弟は、米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOに礼状を書いたのか」とジョークを飛ばすワンシーンも。かつて、ウィンクルボス兄弟とザッカーバーグCEOは、フェイスブックに関するアイデア盗用訴訟で確執があった。

2013年、ザッカーバーグCEOが最終的にウィンクルボス兄弟に6500万ドル(70億円)の賠償金を支払う形で和解したが、早くから仮想通貨の未来を信じていたウィンクルボス兄弟は、この内1100万ドル(12億円)を当時120ドル(13,000円)程度だったビットコインに投資。保有資産額10億ドル(1000億円)以上の”ビリオネア”にのし上がったという有名なエピソードがある。

2019年の年初来リターンは全資産中最大

2018年に中・長期の下落トレンドで低迷していたビットコイン(BTC)が2019年以降に反騰した結果、年初来のパフォーマンス(騰落率)がナスダック、S&P 500、不動産、石油、金など、他金融資産を圧倒していたことを報じている。

ブルームバーグ

これについて海外専門家は、国際金融市場がリスクオフに傾倒し株式市場の先行き不透明感が強まるなか、金(ゴールド)同様の避難資産としての側面が注目され始めたことに加え、「ボラティリティが高く上昇幅の期待のできるビットコイン(BTC)をリスクヘッジに取り入れることで、ポートフォリオの多様化(Diversification)が望める」などと指摘していた。

ビットコイン(BTC)高騰、テレビ番組でもゴールド価格や日米株式市場との相関性指摘
急騰続くビットコイン。テレビ東京WBSでも世界の金融市場の変化を背景に、金価格同様の性質を有する逃避資産として特集が組まれたほか、米Bitcoin Trust BTCは年初来リターン330%に到達した。

ウィンクルボス兄弟とビットコインETF

ウィンクルボス兄弟は、ポッドキャスト「Unchained」のLauraShin氏によるインタビューにて、ビットコインETFの再申請の計画があると明かした。SECからの承認は、仮想通貨市場の安全性及び透明性の向上を経て、初めて実現するとしている。

また、Geminiの仮想通貨「Gemini dollar」は、米ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)に承認されており、ブロックチェーン上での米ドル取引が可能だ。Facebookはリブラプロジェクトを立ち上げり、Gemini側と仮想通貨がステーブルコインとしての流動性や安全性が担保されるのかについて協議したという。

さらに、CoinDeskが報じた最新のニュースによれば、金融業界規制当局(FINRA)からブローカーディーラーのライセンスを申請する。利用者が合法的にデジタル証券を交換できる代替取引システムの構築を目指す。

機関投資家がGUSDコインを使用して証券を購入したり、GUSDを介してドル建ての配当を受け取ることができる、トークン化された証券プラットフォームHarbourと提携するなどしており、Geminiがトークン化された証券の取引プラットフォームとして先例を示すことが出来るかどうか期待される。

CoinPostの関連記事

ウィンクルボス兄弟「ビットコイン時価総額はいずれ760兆円(約100倍)を超える」 AMAで仮想通貨ETFの課題克服や独自のステーブルコインについて言及
仮想通貨取引所ジェミニを手がけるウィンクルボス兄弟が日本時間8日、世界最大級の掲示板サイトReddit上でAMAセッションを開き、ビットコインETFやビットコインの将来性ついて力強く語った。
ウィンクルボス兄弟がビットコインETF再申請を表明、「仮想通貨市場の安全性・透明性向上がカギ」
仮想通貨取引所ジェミニを運営するウィンクルボス兄弟がビットコインETF再申請を計画していることが判明。待望のETF実現に向けて克服が必要な課題について語った。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/21 金曜日
17:25
米ビットコインETF、1週間で大規模な資金流出が2回
11月20日、米ビットコイン現物ETFは9億300万ドル(約1,395億円)の純流出を記録し、史上2番目の規模となった。1週間前の記録を更新。ブラックロック、グレースケール、フィデリティの主要3ファンドで流出の大部分を占め、全ETFで純流入ゼロという異例の事態に。
16:38
予測市場が急成長 カルシ(Kalshi)が1500億円調達と報道も
予測市場カルシが2ヶ月で評価額2倍超の110億ドルで10億ドル調達。取引量は10月に過去最高の44億ドルを記録。競合ポリマーケットも120億〜150億ドルでの追加調達を協議中で、予測市場への投資が加速。
16:33
暗号資産(仮想通貨)の申告分離課税が実現したら?押さえておきたい税務のポイント|Aerial Partners寄稿
仮想通貨の申告分離課税が現実味を帯びてきた今、投資家が知っておくべき税制変更のポイントを解説。税率の一定化、損益通算、特定口座の導入可能性など、制度導入後の注意点と準備すべきことをわかりやすく紹介します。
16:10
CAICAテクノロジーズ、JPYC決済ソリューションの提供を開始
CAICAテクノロジーズが日本円ステーブルコインJPYCの決済ソリューション提供を開始。企業向けにコンサルティングサービスと決済モジュールを提供し、ステーブルコイン決済の導入を支援する。
16:03
ナッジ、ステーブルコイン決済・還元対応クレカ「HashPortカード」発行開始
HashPortとナッジが日本初となる後払い型クリプトクレジットカード「HashPortカード」を発行開始。ステーブルコインJPYCで決済・還元が可能で、利用額の0.3%をJPYCで還元。年会費無料、カード発行手数料2,500円。
15:44
金融庁が語る暗号資産規制改革の全貌──銀行参入、インサイダー規制、DEX対応の狙い|独占取材
金融庁独占取材。暗号資産規制の金商法移行について、銀行グループ子会社の参入、インサイダー取引規制導入、分散型取引所(DEX)対応の狙いを詳しく聞く。投資家保護と健全なイノベーション両立への取り組みを解説。
13:55
Bitcoin Core、史上初の公開セキュリティ監査をクリア 「重大な脆弱性なし」
ビットコインの基盤ソフトウェアBitcoin Coreが16年の歴史で初となる第三者セキュリティ監査を完了した。Quarkslabによる4ヶ月間の徹底調査で致命的な脆弱性は発見されず、300兆円規模のネットワークの安全性が裏付けられた。
13:30
金融安定理事会、ステーブルコイン監視強化を表明 G20サミット前に警告
金融安定理事会(FSB)のベイリー議長がG20首脳会議を前にステーブルコイン規制強化を表明。市場規模3000億ドル突破を受け、ECBも警戒。2026年作業計画で国際協力推進。
13:05
仮想通貨団体ら、税制改正などをトランプ大統領に要望
ソラナ政策研究所など65以上の仮想通貨団体がトランプ大統領に書簡を提出。税制の改善、規制の明確化、イノベーションや開発者保護の取り組みを求めた。
13:00
Secured Finance CEOが語るJPYC固定金利レンディングの挑戦|独占インタビュー
Secured Finance菊池氏が語るJPYC固定金利レンディングの全貌。日本円を世界の金利ベンチマークにする構想、RWA担保展開、x402対応など最新戦略を独占取材。
11:25
米SEC、今年度の仮想通貨含む執行件数が3割減 アトキンス委員長就任後は記録的低水準に=報告
米SECの2025年度執行件数が30%減の56件、金銭的和解額も45%減の8億ドルと記録的低水準に。トランプ政権下でアトキンス委員長が就任し、仮想通貨規制を大幅緩和。前政権の「執行による規制」から明確なルール作りへ方針転換。
11:02
アバランチ財務企業「AVAX One」、最大63億円規模の自社株買いを承認
仮想通貨アバランチの財務企業AVAX Oneは、取締役会が最大で約63億円規模の自社株買いを承認したと発表。また、購入規模を増やしたり、購入期間を延長したりしていく可能性があるとも説明している。
10:30
バイナンスジャパン、PayPayで暗号資産購入が可能に
Binance JapanとPayPayが連携サービスを開始。PayPayマネーから1,000円で暗号資産を購入可能に。入金手数料無料、24時間365日利用可能、PayPayポイントも使える新サービス。
10:20
ビットコイン続落、トレジャリー企業の売り懸念とFOMC利下げ不透明感で市場心理最悪に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは続落基調が止まらず、一時は7か月ぶりとなる8万5000ドル台まで下落。背景には、世界最大のビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、MSCIやナスダック100といった主要株価指数から除外される可能性がある。
10:05
コインベース、イーサリアム担保ローンを開始 最大約1.57億円まで借入可能
大手仮想通貨取引所コインベースがイーサリアム担保ローンサービスを開始。最大100万ドルのUSDC借入が可能に。Morphoプロトコル活用でBase上で運用。ニューヨーク州を除く米国ユーザーが利用可能。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧