
関連コインがパンプ
イーロン・マスク氏が17日、自身のX(旧ツイッター)アカウントのプロフィール画像をミームトークン「Kekius Maximus」関連の画像に変更し、ユーザー名も同名に修正したことで、イーサリアム上のKEKIUSトークンが急反発。最新データによれば、KekiusMaximusトークンは約2時間で約2.4倍の急騰を記録した。

出典:CoinGecko
これは昨年12月から今年1月にかけて起きた同様の出来事の再来とみられる。当時マスク氏はXのハンドルを「Kekius Maximus」に変更し、プロフィール画像をゲームコントローラーを持つローマ兵士姿のカエルのペペに更新した。この変更が大規模な投機を引き起こし、イーサリアム上に同名のミームコインが作成され、数時間で10倍以上急騰した事例がある。
しかしマスク氏が元のプロフィールに戻すと、トークンは24時間で60%以上の価値を失った。
マスク氏のSNSプロフィール変更が仮想通貨市場に影響を与えるのは今回が初めてではない。2021年2月には、マスク氏がドージコイン(DOGE)のマスコットであるシバイヌ犬の画像をツイッターのプロフィール写真に設定し、これを受けドージコインの価格は数時間で約50%急騰した。今回の変更による市場への長期的影響は不透明だが、マスク氏のSNS活動が仮想通貨市場に与える影響力の大きさを改めて示す結果となった。