はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

自称「IQ276」の投資家、ビットコイン100倍を予測し全財産転換へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインは究極の準備資産

「世界最高のIQ記録保持者」を自称するキム・ヨンフン(YoungHoon Kim)氏は9月26日、ビットコイン(BTC)が今後10年以内に少なくとも100倍に上昇し、究極の準備資産として世界的に採用されると主張した。

また、その4日後、同氏は「ビットコインのみが、未来経済の唯一の希望である」として、自身の全資産をビットコインに転換したと発表した。

キム氏は、トランプ米大統領の息子エリック・トランプ氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinにも言及。同社が「世界で最も賢い企業となり、MAGA(アメリカを再び偉大に)を実現する上で、重要な役割を果たすと信じている」と述べた。

また、自身が予測したビットコインの大幅な価格高騰と世界的な準備資産採用により、American Bitcoinは時価総額で世界最大の企業となるだろうと付け加えた。

キム・ヨンフン氏とは

韓国のキム・ヨンフン氏は、「現在生存している世界で最もIQが高い人物」かつ「記憶力のグランドマスター」であると主張している。

複数の韓国メディアの報道(2024年)によると、キム氏は大学生だった2015年に韓国SBSのテレビ番組「英才発掘団」に出演し、IQ世界3位として注目を集めた。2023年には韓国記録院にIQ最高記録保有者として認定され、2024年には米誌「リーダーズ・ダイジェスト」において世界史上最もIQが高い人物50人中1位に選出されたとされる。

キム氏は、自身のIQスコアは複数の国際的機関や団体から認定されたものであり、科学的・統計的・臨床的に検証されていると主張している。また、査読済みの学術誌「TPM」に研究結果が掲載されたとしている。

一方で、IQ276という数値は標準的な心理測定検査の上限を大きく超えており、科学的信憑性に疑問があるとの指摘もある。またキム氏の記録を認定している団体の一部は、キム氏自身が設立に関わったものであり、その独立性や客観性を疑問視する声も存在する。

ビットコイン100倍は現実的か

では、キム氏のビットコイン価格予測には現実的な可能性があるのだろうか。

執筆時現在、ビットコインは11万4,500ドル近辺で取引されている。ここから100倍上昇した場合、1BTCあたり1,145万ドル(約16億9,400万円)と、とてつもない金額になる。キム氏は、この予測を「理論的分析」によるものだとしているが、具体的な計算式やデータなどの根拠は示されていない。

さまざまな暗号資産(仮想通貨)投資企業や学術機関などによって、ビットコイン価格の予測が発表されているが、同氏の予測に最も近いのが、経済学者マレー・A・ラッド氏率いるサトシアクションエデュケーションの研究チームが今年8月に発表した価格予測モデルだ。

このモデルでは、2036年4月までにビットコイン価格が481万ドルを超える確率が75%と算出されている。

一方、確率分析では2036年時点で価格が1,000万ドルに到達する可能性が75%の確率帯に含まれることが判明。95%確率帯ではより高い2,000万ドル超の価格水準も視野に入り、極端な供給不足シナリオでは2,500万ドル到達も理論上可能とされている。

なお、ラッド氏らチームは今年1月に発表した論文では、強気シナリオで2027年初頭までにビットコインが100万ドルに達する可能性があると述べており、その後、予測を修正した形だ。

関連:最新版ビットコイン価格予測モデル、6年以内1000万ドル到達の可能性75%

ビットコイン初期投資家兼専門家であるブラッド・ミルズ氏も、今年6月に大胆な予想をしている。ビットコインはこれまでのような「放物線的な暴騰と壊滅的な暴落の時代」を終え、新たに「セイラーサイクル」が始まるため、ビットコインの次の100倍上昇に備えるべきだと主張した。(セイラー=ストラテジー社のマイケル・セイラー会長のこと)

しかし、専門家の大半は、強気派でもより保守的な価格を予測しているようだ。

スタンダード・チャータード銀行のデジタル資産調査責任者ジェフ・ケンドリック氏は、「ビットコインは2025年末までに20万ドル、2026年末までに30万ドル、2027年末までに40万ドル、そして2028年末には50万ドルに達し、2029年末まではその水準を維持する」と予測している。

ARK Investは、今年2月に公開したレポートで、ビットコイン価格は2030年までに大幅に上昇し得ると予測。弱気のケースでも30万ドル、ベースケースで71万ドル、そして強気のケースで150万ドルを示唆した。

著名アナリストでイーサリアムトレジャリー企業ビットマインのトム・リー会長は、具体的な期間には言及せず、長期的にはビットコインが最大300万ドルまで上昇すると予測。著名投資家のアーサー・ヘイズ氏は、2028年末のトランプ大統領任期終了時には1BTCあたり約100万ドル水準に達すると予測した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/08 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルのルクセンブルクでの認可取得やソラナの26年目標価格引き下げなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|K33のビットコイン相場分析やクラビアの全ビットコイン売却に高い関心
今週は、東証グロース上場クラビア株式会社の全ビットコイン売却、仮想通貨調査会社K33の相場分析、ブータン王国のビットコインの売却可能性に関する記事が関心を集めた。
02/07 土曜日
14:02
ロシア最大手銀スベルバンク、仮想通貨担保ローンの本格展開へ
ロシア最大手銀行スベルバンクが仮想通貨担保ローンの本格展開に向けて準備を進めている。企業顧客からの強い関心を受けて中央銀行と規制整備に取り組む方針だ。
13:10
ビットコイン現物ETFの取引高、市場急落の中1.5兆円超えに 過去最高を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が日次取引高で過去最高を記録した。ビットコイン価格下落の中、一週間で1080億円が純流出している。
11:35
トランプ政権、ステーブルコイン利回り問題で銀行・仮想通貨業界の協議を11日に再開予定か
米ホワイトハウスは11日、仮想通貨市場構造法案をめぐるステーブルコイン利回り問題について、銀行業界と仮想通貨業界の協議を再開する予定だ。今回は銀行代表も直接参加し、数カ月にわたる対立の解消を目指す。
10:52
「ビットコイン蓄積戦略に変更なし」メタプラネット表明 BTC価格下落の中
メタプラネットCEOが、仮想通貨ビットコイン価格下落の中でも積み増し戦略に変更なしと表明した。現時点で含み損の状態だが、目標に向け計画を推進していく。
09:50
ポリマーケットが「POLY」商標を米国で出願、トークン発行を準備か
予測市場大手ポリマーケットを運営するブロックラタイズが米国特許商標庁に「POLY」と「$POLY」の商標を出願した。同社は昨年10月にネイティブトークンとエアドロップの計画を表明しており、トークン発行に向けた準備を進めている模様。
08:20
ストラテジー社CEO、「ビットコインが8000ドルを5年以上維持しない限り債務に問題なし」
ストラテジー社は、2025年4Qの収支報告会を開催。同社のCEOは、仮想通貨ビットコインの価格が8,000ドルまで下落し、5年〜6年の間その水準で推移し続けない限り転換社債の返済に問題は起きないと説明した。
07:50
仮想通貨銀行と地域銀行が対立、米FRB簡易版マスター口座提案めぐり
米連邦準備制度が提案した簡易版マスター口座に対し、仮想通貨銀行と地域銀行から約30件のコメントが提出され、非伝統的金融機関の決済システムへのアクセスをめぐり意見が対立した。
07:20
中国人民銀行、仮想通貨規制を強化 RWAトークン化と人民元建てステーブルコインを明確に禁止
中国人民銀行は8つの政府機関と共同で仮想通貨関連活動の取り締まり強化を発表し、RWAトークン化と人民元建てステーブルコインの発行を明確に禁止した。
06:30
バイナンス、SAFUファンドで3600BTCを購入完了
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスがユーザー保護基金SAFUで2.5億ドル相当の3600ビットコインを購入し、1月30日の発表から30日以内の転換完了を目指している。
06:10
ビッサム、イベント報酬で62万BTCを誤送金 ビットコイン価格が一時5.5万ドルまで急落
韓国の仮想通貨取引所ビッサムがイベント報酬で62万ビットコインを誤って配布し、一時的な価格急落を引き起こしたが、35分以内に取引を停止し99%以上のBTCを回収した。
05:45
ビットワイズ、仮想通貨市場の底打ち時期を分析 6つの下落要因とは
ビットワイズのマット・ホーガン最高投資責任者は、ビットコインが最高値から54%下落した現状について6つの要因を分析し市場底打ちの可能性と回復の条件について見解を披露した。
02/06 金曜日
16:49
ReWallet(リウォレット)とは?暗号資産ウォレット復旧サービスの全貌を解説
ReWalletは暗号資産ウォレットの復旧に特化したスイス企業。パスワード紛失やシードフレーズ破損など幅広いケースに対応し、成功報酬型で初期費用は無料。サービス内容や対応ウォレット、料金体系を解説。
14:22
バージニア州、ビットコイン準備基金法案が上院委通過
米バージニア州で仮想通貨準備基金法案SB557が上院委員会を通過。時価総額5,000億ドル以上の仮想通貨投資を認可。テキサス州など3州が既に法制化、全米の多数の州で検討中。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧