はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨BTC、1時間で過去最高額の巨額送金を確認

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTC、1時間あたりで過去最高額の巨額送金

BTCブロックチェーン上で、89億ドル(約9680億円)に相当する計130万ビットコインが一時間で移動したことが確認された。

オンチェーン市場情報分析企業Glassnode社のRafael Schultze-Kraft共同設立者が示したデータによると、ビットコインの歴史上、1時間で最大のUSD取引量に相当するという。

該当トランザクションは、Bittrexに関連したものであることが指摘されており、約56,000ビットコインで構成される21の連続トランザクションで、計118万ビットコイン(87億ドル)を移動したと伝えた。この移動の直前には、システムのアップグレードに伴うBittrexの定期メンテナンスが行われている。

今回の送金事例でハッキング等の被害報告はない。

また、巨額送金にかかった送金手数料にも注目が集まった。今回の各トランザクションにかかった料金は約0.00008 BTC、約0.60ドルで、計12.50ドル(約1360円)で90億ドルほどの資産を移動できたことになる。

BTC価格への影響可能性は低い

これまでのところ、Bittrexがビットコインで約90億ドルを移動した理由は明かされていないが、一部では同取引所がコールドストレージをアップグレードしているのではないかと推測する意見も挙がっている。

過去に取引所がコールドストレージに資金移動する際に似たような動きがみられていた。例えば大手取引所バイナンスが7月に約10億ドル(約1080億円)相当のビットコインをコールドストレージに移動した事例がある。

通常、大規模な額が取引所へ転送される場合は、売り圧の増加につながる可能性があるため、弱気のシグナルとみなされる。逆に、取引所から外へ送られる場合は、取引所からの引き上げとして市場内資金の減少を示すため、強気相場のシグナルとみられることが多い。

ただ今回の場合は、単なる内部転送との見方が強く、ビットコインの価格に大きな影響を与える可能性は低いと考えられている。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
11:20
SEC新委員長、仮想通貨規制を全面見直し
SEC新委員長ポール・アトキンス氏が仮想通貨規制の抜本的見直しを表明。前政権の執行措置を批判し、発行・保管・取引の3分野で明確なガイドライン策定へ。
10:35
リップル社、UAEの金融企業2社と提携
リップル社は、UAEのZand BankとMamoの2社が顧客になったことを発表。両社はリップルペイメントを使用すると説明しており、中東市場の事業を強化していく。
10:05
ソラナの新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」提案 性能引き上げへ
ソラナ開発スタジオAnzaが新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」を発表した。処理時間を理論的に約150ミリ秒まで短縮し、Web2と競合できる高速処理を実現するとしている。
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。
06:05
SEC、ソラナ現物ETFへの決定を延期 21SharesとBitwiseが対象
米証券取引委員会が21SharesとBitwiseのソラナETF提案について決定期限を延期し、パブリックコメントを求めると発表。Canary、VanEckも含む複数企業が仮想通貨ETF承認を競う中、SECの審査が本格化へ。
05:45
米メガバンクJPモルガン、顧客のビットコイン購入を許可
CNBCによると、JPモルガンのダイモンCEOが顧客によるビットコイン購入を許可すると発表。長年の仮想通貨批判にも関わらず顧客選択の自由を重視。
05:35
1100億円相当のビットコインを買い増し、セイラーのストラテジー社
米ストラテジー社は19日夜、2025年5月12日から18日の間に総額1,100億円を投じて、7,390 BTCを購入したことを報告した。
05/19 月曜日
18:00
Bitcoin革命、ZK技術で実現するBitcoinOSのアプローチ
ビットコインの可能性を広げるBitcoinOS(BOS)は、ZK技術を活用してビットコインのコードを変更せずにスマートコントラクト機能やスケーラビリティを実現。BitSNARK、Grailブリッジ、xBTCなどの革新的プロダクトで、ビットコイン中心の統合エコシステムを構築。
17:15
リミックスポイント、最大56億円を調達へ 44億円でビットコイン買い増し
リミックスポイントがEVO FUND向け新株予約権で約56億円を調達。44億円で仮想通貨ビットコイン買い増し、12億円をWeb3バリデーター事業に投資へ。
16:50
変わるWeb3業界の投資地図 今注目のVC3社が語る「実需とインフラ」重視の新戦略
TEAMZ WEB3 AIサミットで取材したC² Ventures、DFG、Jsquareの3社が語るWeb3投資の現在地。実需・収益性・規制対応を軸に見極めが進む中、インフラやAIへの関心、そしてアジア市場の可能性にも注目が集まる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧