CoinPostで今最も読まれています

韓最大手携帯事業者、リップル技術でステーブルコイン発行 仮想通貨の寄付金プラットフォームで活用へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップルの技術で寄付金プラットフォームを構築

韓国最大手の携帯電話事業者テレコムSKがリップルのブロックチェーンを基盤とするチャリティーツールを発表した。

ステーブルコイン『Social Value Coin(SVC)』を新たに発行し、ブロックチェーンを活用した寄付金プラットフォーム「ChainZ」を立ち上げる。

資金の流れはブロックチェーンに記録されるため、寄付と使用のプロセスは可視化されるというメリットがあり、スマートフォンアプリからも簡単にアクセスができる仕様にする。

テレコムSKは、教育、飢餓、シングルマザーへの支援などに焦点を当て、寄付の意欲を高めるためにNGOと協力。1月末にChainZ上で「世界の飢えた人々に食べ物を」という最初の公開募金キャンペーンを実施、3200万ウォン(約300万円)の調達を目指すという。

韓国で慈善団体に寄付する人々の割合は経済協力開発機構(OECD)の中で最も低い現状の中で、テレコムSKは、簡易的かつ透明性のあるプラットフォームを通じて寄付活動の活性化していきたい考えだ。

なお、同社は最近ブロックチェーン事業に注力しており、ブロックチェーンを活用した様々なIDソリューションの使用も開始。社員の社会や仕事への貢献に対するインセンティブ設計で仮想通貨の活用も行なっている。

仮想通貨による寄付金事業が増加

近年では、ボーダーレス送金と透明性の利点を生かす活動として、ブロックチェーンや仮想通貨を用いた様々な寄付金事業がスタートしている。

最近の事例では、ニッポン放送が、チャリティー番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」で仮想通貨(ビットコイン)による募金を受付ている。期間は20年1月31日(金)23:55までの予定。

また一昨年の西日本豪雨の際には、仮想通貨取引所バイナンスがERC20トークンで募金活動を行い、募った募金総額が約1.5億円であることを報告している。

ユニセフのフランス事務局も、仮想通貨による寄付を受付ている。支援者は直接的に仮想通貨を寄付できるほか、自身のPCが持つコンピューティング能力をマイニングに貸し出すことで間接的な寄付を行うことも可能となっている。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧