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BTC価格操作を巡る訴訟、3件が1つに統合される可能性浮上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

3件の訴訟が統合される見込み

ステーブルコインのテザー(USDT)を発行するテザー社は現在、複数の訴訟に直面しているが、今回それら3件の訴訟が1つに統合される見込み。米Cointelegraphがテザーの声明を受け報道した。

検察側からの統合要求にテザー社は反対せず、メディア向け声明の中で、「架空の告発を暴くのを楽しみにしている」と伝え、「デジタルトークンエコシステムと仮想通貨コミュニティへ今後も貢献を続け、原告と和解するために現在または将来、いかなる額も支払わない」と述べている。

この3件の訴訟は、それぞれDavid Leibowitz氏、Eric Young氏、Bryan Faubus氏を原告代表としており、姉妹会社であるテザーとBitfinexが、仮想通貨市場を不当に操作していると訴えたものだ。

両社が連邦法に違反してビットコイン現物とビットコイン先物の価格を操作したという申し立てを含め、これらの訴えは内容が類似していることから、各訴訟案件の弁護士は、1月16日に裁判長に3つの紛争の合併を要求する書簡を提出したという。

また、この3件とは別に、新しくニューヨークで4件目の訴訟も提起されたため、これも今回の統合に加わる可能性もあるとテザー社側は話した。

テザー社は価格操作を否定

現在までの具体的な訴訟内容の例として、Eric Young氏とAdam Kurtz氏が起こした訴訟の中では、被告が2014年10月1日から現在まで、ステーブルコインのUSDTを発行・管理することによって、BTCの価格を操作したと疑われている。

また、裏付け資産のないUSDTを発行し、意図的にBTCの価格を上昇させBTCのトレーダーから利益を吸い上げた疑い、デリバティブ取引所CMEのBTC先物を含め、BTCのデリバティブ商品についても市場操作を行った疑いなどが、列挙されている。

テザーとBitfinexが、違法行為で2017年のビットコイン強気相場を引き起こしたのではないかという主張も行われている。

一方、Bitfinexとテザー社は訴訟内容について「根拠がなく損害賠償金目当てだ」と反論していた。

今回もテザー社は、検察側の主張については間違いであり、「事前に選択されたデータを展開して、都合のよい物語を作っているもので、仮想通貨市場やテザー購入を促す需要について明らかに誤解しているものだ」として、価格操作を全面的に否定した。

参考:Cointelegraph報道

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