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今は仮想通貨バブルなのか? 過去のビットコインデータからGlassnodeが分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)市場の上値余地

ブロックチェーン分析企業Glassnodeの最高技術責任者は1日、最高値付近で推移するビットコイン相場の上値余地を指摘した。

分析では、ビットコイン価格の推移と損失を抱えるトレーダー比率を比較する未実現損益に関する指標(Net Unrealized Profit/Loss:NUPL)を利用。BTCネットワークの利益率から相場の過熱感を判断する指標として、現在のビットコイン価格が、未だ上昇方向に進む余地があることを示唆しているとした。

以下のツイートに添付されているのがNUPLのグラフで、左軸の数字を基準にした色のついた線がゼロから上の場合は、BTCネットワーク全体が利益が出ている状態で、逆に下の場合は損失が出ている状態を指す。ゼロから上に離れていればいるほど、市場の強気トレンドかつバブル相場である可能性を示す。

指標の見方

NUPLの見方としては、下から順に、「降参の赤色」、「希望/恐怖のオレンジ」、「楽観/不安の黄色」、「信念/否定の緑」、「過熱感の青」に区分される。

「降参=赤色」の深さが相場の底値を示し、「信念/否定=緑」に達したあとに0.75超付近で相場の天井が意識される。

過去の市場推移では、コロナショックが起きた3月中旬以降「降参(赤)」に陥っていたほか、17年バブル時も0.75を超えていた。

短期保有者NUPLの推移としては、色が変わる時点で、トレンド転換を見る指標としても活用できるとしている。

現在は?

現在のNUPLは、「信念/否定の緑」に乗った状況で、数値としては0.62で推移している。Glassnodeとしては、過去の統計データから、0.8超までは上昇余地があると見ており、現在は未だビットコインバブルの様相には至っていないと指摘する。

0.8まで上昇したタイミングは過去に4回、チャートで黄色い四角で囲まれている期間に相当する。この期間は、いわゆるバブル相場を示す。

また、現在のビットコインが置かれる0.62から0.8超までかかった期間の騰落率を過去データから参照すると、以下のようになる。

  • 2011年:+3000%(4〜8週間)
  • 2013年:+800%(4〜8週間)
  • 2013年:+600%(4〜6週間)
  • 2017年:+1200%(0.62に最初に達してから9カ月)

Glassnodeは、過去の統計データから今後のターゲティング価格を仮設定すると「13.3万ドル(約1390万円)から59万ドル(約6150万円)」としたが、時価総額の規模も大きく異なる点などから、相場上昇に必要な資金量を加味すると、より上昇幅は狭まる可能性は十分にある。

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