Optimismのソフトローンチ
暗号資産(仮想通貨)イーサリアムのレイヤー2プロジェクト「Optimism(オプティミズム)」が米時間15日、メインネットのソフトローンチを予定通り実施したことがわかった。
Our knees are weak and our palms are sweaty, but Optimistic Ethereum is finally ready. https://t.co/S4EAzzpKSg
— Optimism (✨🔴_🔴✨) (@optimismPBC) January 15, 2021
先日CoinPostが報じたように、今回のソフトローンチはまず、DeFi(分散型金融)プラットフォーム「Synthetix」に導入された。これにより、SynthetixのユーザーはネイティブトークンSNXをOptimismのネットワークでステーキングすることができるようになったという。
Optimismプロジェクトは、イーサリアムにおけるネットワーク負荷上昇時のトランザクション詰まりやGas代高騰などの課題点を解決するために、主に「オプティミスティックロールアップ」というレイヤー2の技術を開発している。特にDeFiセクターでの送金頻度が昨年夏より急増してきたため、スケーラビリティの改善は急務となっていた。
現在、OptimismのソフトローンチはSynthetixに限定されたが、2月末〜3月初頭には、誰でもデプロイできるパブリックテストネット、そしてパブリックメインネット(時期未定)も実施する予定だという。なお、それまでには以下の数点を完成させる必要があるとしている。
- いくつのフィーチャーズを改善する
- バグバウンティを実施する
- ユーザーのフィードバックを組み込む
- パブリックメインネットまで、パブリックテストネットの改修、コードフリーズ、及び監査