- リップル社に対し集団訴訟
- サンディエゴに拠点を置く法律事務所Taylor-Copeland law は、リップル社に対し集団訴訟を提起しました。 リップル社が無登録のままXRPトークンを売り出した事は州及び連邦証券法の違反に当たると原告側は主張しています。
- 訴訟の論点
- この訴訟の論点はXRPトークンが有価証券であるか否かということです。
リップルに対し集団訴訟
Ryan Coffey(以下、Coffey氏)は今回の4件の訴訟の原告の一人です。
被告はRipple Labs Inc 及び CEO(最高経営責任者) Bradley Garlinghouse氏が含まれています。
原告はリップルはSEC(米国証券取引委員会)の認可を受けずにただトークン化しただけの有価証券を売り出していると主張しています。
「被告は内密にXRPを一般の人に販売する事で莫大な利益を教授しており、これはいわば終わりのないICOです。」
XRPは有価証券なのか
SEC(米国証券取引委員会)はICOなどで発行されたトークンについて、有価証券に含まれるものが存在するとしています。
また、CFTC(米商品先物取引委員会)の元委員長Gary Gensler氏はXRPについて、「規則に準拠していない有価証券」の可能性を指摘しました。
その一方で、リップルの最高戦略責任者のCory Johnson氏はXRPは有価証券ではないと主張し、リップルの報道長官Tom Channick氏は次のようにコメントをしました。
「XRPが有価証券であるかどうかはSECに決定権があるので、私たちはXRPが有価証券には分類されないように信じるしかありません。」
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元米先物相取引委員会(以下、CFTC)会長が、仮想通貨のETHやXRPが有価証券に区分される可能性について指摘しました。有価証券との判断が下された場合、SEC未認可の米取引所では取引不可になります。現状では認可された取引所は存在していません。