ドバイ警察、仮想通貨取引所と連携して詐欺リスクなど注意喚起へ

ドバイ警察、仮想通貨詐欺について注意喚起

ドバイ警察が暗号資産(仮想通貨)関連の詐欺事件について、地元の取引所と連携して注意喚起を上げていく方針で進んでいくことがわかった。中東メディアのArab Newsが報じた。

中東および北アフリカ地域を主に仮想通貨取引プラットフォームを提供するBitOasisのOla Doudin CEOは主要当局と連携して、仮想通貨投資への安全性を守るために投資家の教育活動を行なっていくとコメント。P2Pプラットフォームでの詐欺が多発しており、このような事件の最初防止に努めていく。

P2Pとは

ピアツーピアの略称。専用のサーバーを介せず、接続されたコンピューター同士がコミュニケーションするネットワーク形態を指す。

▶️仮想通貨用語集

ドバイは、中東のアラブ首長国連邦(UAE)の大都市。ドバイの特別区域では9月下旬より、仮想通貨取引を推進していく取り組みが始動したばかりで、かねてよりUAEでは仮想通貨には前向きな動向がみられていた。

今年5月には、ドバイ国際空港の経済特区で仮想通貨事業を推進する方向でドバイ空港自由特区局と同国の証券・商品委員会(SCA)が合意した経緯もある。

ドバイ警察庁の仮想通貨犯罪部門の責任者であるTarek Mohammedは仮想通貨およびブロックチェーン技術を理解するため、広範囲にわたる教育を実施していると説明し、以下のように述べた。

我が国は国家、投資家、そして仮想通貨の領域で活動するすべての関係者の財政的安全性を確保するために、実践的なアプローチを取っている。

また、仮想通貨取引所と連携することで、仮想通貨取引に関わる捜査手法の効率性も向上していく狙いがあるという。

アラブ首長国連邦の中央銀行はCBDC(中銀デジタル通貨)の研究も進めている。20年11月にはサウジアラビアとの実証実験に関する最終レポートをを公開し、分散化された決済システムは既存の決済システムと比較してより優れたセキュリティや高パフォーマンスを提供することが確認されたと報告した。

関連:UAEとサウジアラビア、中銀デジタル通貨の実証実験結果を発表

その後、2021年2月には香港とタイのCBDCに関する実証実験に参加している。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します