2つのプロジェクトがローンチ
カルダノブロックチェーン基盤の2つのプロジェクトは先日、ローンチすることを発表した。
1つ目がカルダノ初のメタバース(仮想現実)プロジェクトPavia.ioで、15日にローンチ。2つ目は分散型金融プラットフォームSundaeSwap、20日にローンする予定だ。
Pavia.io
Paviaはイーサリアム基盤の「ザ・サンドボックス(SAND)」や「ディセントラランド(MANA)」のようなメタバースで、ユーザーがアバターを通して仮想空間にいることができる。
また、Paviaではランド(土地)も発売されている。計10万区画のランドがNFTとして発行されて、2021年11月にはすでに60%の区画が購入され、残りは2022年1Qに売られる予定だ。
また、Paviaは独自のトークン「PAVIA」も発行しており、ランド保有者に2021年12月に実施したスナップショットに応じて発行数の25%を無料配布する。
現時点では、Paviaはベータ版にあり、保有するランドを利用することはまだ不可能だという。
SundaeSwap
SundaeSwapというカルダノ基盤のDeFiプロジェクトは1月20日に完全に稼働するベータ版としてローンチする予定だ。SundaeSwapは分散型取引所およびイールドファーミング(流動性マイニング)の機能も備えている。
18日より流動性プールのセットアップが可能になり、1月25日から初のISO報酬が計算されることになる。ISOとは、「イニシャル・ステイク・プール・オファーリング」のことで、SUNDAEトークン放出のメカニズムだ。
また、20日よりSUNDAEのイールドファーミングを開始。ファーミングができるのは、SUNDAE/ADA、LQ/ADA、WMT/ADA、CARDS/ADAの4つのプールだ。
カルダノのエコシステムには、RavendexやArdanaといったDEXも存在する。