今年6月にハッキング被害で33億円相当を流出させた、韓国の大手仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)は、厳しい状況下にあったにも関わらず、2018年上半期に約38.9億円もの利益を上げていたことがわかった。
地元の報道機関によると、Bithumbの10.55%と、持株会社の10%を保有しているVidente社は、韓国の金融レギュレータに財務データを明らかにしている。
Yonhap最高経営責任者(CEO)によると、Bithumbは2017年だけで3億8000万ドル(約423億円)の純利益を出しているが、それまでの過去半年で10倍以上の利益を達成していると語っていた。
ただし、CoinMarketCapのデータでは、今年始めに、世界最大級の仮想通貨取引所として稼働していた韓国Bithumbの24時間取引量が、ハッキング事件を受けて新規顧客の口座開設停止措置などを行った影響で、ピーク時より半減したことを示している。
2018年1月2日には、24時間取引量で世界第3位となる「25億ドル/日」規模の取引所だったが、数ヶ月後には約7170万ドルで19位まで下がっているが、直近では韓国ウォンによるBTC取引がユーロを超えるなど再上昇、UPbitと共に、その勢いと影響力を急速に取り戻しつつある。
参考記事:coindesk.com
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