今週のニュース
一週間(2/11〜2/17)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、米CPI(消費者物価指数)発表後の金融市場についてまとめた15日の短観が最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、米CPI発表を控え、相場が様子見基調になったことなどをまとめた13日のレポートが関心を集めている。
このほか、米ドルステーブルコイン「バイナンス USD(BUSD)」を巡る米規制機関の動きに関する記事も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:米CPI鈍化継続 ナスダック続伸、ドル急上昇(2/15)
この日のニューヨークダウは米CPIの発表を受けて下落していたが下げ幅は限定的。ナスダックは続伸した。予想を上回ったインフレ指標となり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続するとの観測が高まり、ドル相場と米国債利回りは急上昇した。(記事はこちら)
2位:米NY州金融サービス局、ステーブルコイン「BUSD」の発行停止を命じた理由を説明(2/14)
米ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は13日、パクソスにBUSDの発行停止を命じたことについて、消費者に注意喚起を行った。発行停止を命じた理由も説明している。(記事はこちら)
3位:スクエニの新NFTプロジェクト「シンビオジェネシス」、ポリゴンも採用へ(2/16)
国内大手ゲーム企業スクウェア・エニックスは16日、NFT(非代替性トークン)コレクティブルアートプロジェクト「シンビオジェネシス」について、NFTコレクティブルアートはイーサリアム(ETH)、ゲームユーティリティはポリゴン(MATIC)のブロックチェーンを採用すると発表した。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:CPI控えビットコイン様子見基調、「成行売り」急増はイーサリアムの投資家心理を示唆(2/13)
CPI発表を控え、ビットコイン(BTC)など仮想通貨相場も様子見基調に。データ分析企業CryptoQuantの認定アナリストmaartunn氏による投稿によれば、イーサリアムの「Net Taker Volume(月平均)」は、テラ(LUNA)ショックで仮想通貨相場が暴落した2022年5月以来、最大規模のマイナスを記録した。(記事はこちら)
2位:ビットコイン高騰で25000ドルに迫る、上昇の背景は(2/16)
ビットコインは前日比11.39%高の24,632ドルと高騰。主要アルトのイーサリアム9.5%高、BNB8.74%高、XRP6.04%高を凌駕した。(記事はこちら)
3位:ビットコイン25000ドル到達も米指数に連れ安、注目ヘッドラインの影響は(2/17)
ビットコインは前日比3.68%安の23,782ドルに。昨年8月の高値25,214ドルを上回る25,256ドルを付けるも、米労働省の生産者物価指数(PPI)発表後の米株指数下落に伴い、急反落した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
米ニューヨーク当局、パクソスにステーブルコイン「BUSD」の新規発行停止を命じる(2/13)
NYDFSは13日、BUSDの新規発行停止をパクソスに命じた。ウォール・ストリート・ジャーナルが12日に伝えたところによれば、米SEC(証券取引委員会)は「BUSDが未登録証券にあたる」と主張しているという。(記事はこちら)
米パンテラキャピタル「仮想通貨相場は底を打ち、次のサイクルに入った可能性がある」(2/16)
米仮想通貨ファンド大手Pantera Capitalは、今年2月の投資家向けの書簡で、「仮想通貨市場は底を打ち、次の強気相場サイクルに入った」との見解を示した。2023年の展望も述べている。(記事はこちら)
コインチェックIEO第2弾フィナンシェトークン、2月21日から購入申込受付へ(2/15)
コインチェック株式会社は15日、IEOプラットフォーム「Coincheck IEO」における「フィナンシェトークン(FNCT)」の購入申し込み受付を2023年2月21日から開始すると発表。併せてフィナンシェトークンのホワイトペーパーが公開された。(記事はこちら)
バイナンスCZ氏 日本円など米ドル以外のステーブルコインの必要性に言及 (2/15)
バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOは14日、ツイッターでAMA(何でも質問できる説明会)を開催。規制当局の動きを受け、ステーブルコインに関する考えを語った。(記事はこちら)
米コインベース「上海アップグレード後のイーサリアム売り圧力は限定的」(2/16)
米大手仮想通貨取引所コインベースは14日、イーサリアムの「Shanghai(上海)」アップグレード後の売り圧力に関する分析レポートを発表。売り圧力は限定的との見解を示している。(記事はこちら)
アマゾン主導でグーグルやソニーらも出資、Superplasticが26億円を調達(2/16)
eコマース最大手「アマゾン」とキャラクターデザインスタジオ「Superplastic」は15日、出資を含めて多方面に渡って協業していくことを発表。今回はアマゾンに加え、グーグルやソニーらがSuperplasticに出資したことも公表した。(記事はこちら)
バイナンス、罰金支払いなど米規制当局との和解に応じる構え(2/16)
バイナンスが、米国の規制当局との和解に向けて罰金支払いに応じる可能性があることが15日に明らかになった。主に設立初期のコンプライアンス違反が争点となっている模様だ。(記事はこちら)