中国の代表的な電気自動車メーカーBYDが、VeChainThorのパブリックブロックチェーンプラットフォームを活用した新たなプロジェクトを発表した。
これはカーボンバンキングソリューションとよばれるもので、DNV GLとVeChainの2社との共同開発のプロジェクトとなる。
カーボンバンキングソリューションにおいては、自動車に関するデータをブロックチェーン上に収集し、分析可能にする。
具体的には、車両の運転実績とCO2削減量などのデータを取集し、これに基づいてデータを提供者にカーボンクレジットとして報酬を付与する。
これらのデータは、VeChainThorブロックチェーンを通しプロジェクトの参加企業に公開され、最終的には地球規模のCO2排出量の把握と削減を目指す。
一般の乗用車だけでなく、バスや列車、その他の車両もブロックチェーンプラットフォームに移行していくための第一段階として今回のプロジェクトを位置付けているとのこと。
収集されるデータならびにその活用は幅広くなる見通しで、保険会社や政府機関も参画することで、保険やメンテナンスの個別最適化、補助金等の精度向上も図られるという。
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