ベネズエラ、油田民営化でペトロの信用にも悪影響か

国が発行する仮想通貨ペトロで有名なベネズエラが、石油採取量の増加を目的に今回新たに7つの国内の油田を企業に解放すると発表した。

これまでベネズエラの油田は、石油組織PDVSAという機関が管理していたが、一部では、職員の不正やインサイダー取引の横行が今回油田の管理を当組織から引き離すこととなった理由だとの報道もある。

ベネズエラの仮想通貨ペトロは石油を裏付けとしていることでも知られるが、今回の提携ではこの裏付けに使われていた石油約50億バレル(約7950リットル)もこれまでの管理体制から離れることになる。

先日の調査で、ペトロによって調達していたとされていた資金は実際はほとんど集まっておらず、設備投資にも200億ドル相当の多大な投資不足の現状が浮き彫りになっていた。

こういった状況から、専門家はペトロが流動生のある通貨となるにはまだ時間がかかるとしている。

参考記事:Petro to be affected by new Venezuela oil deals? Maduro’s move awaits judgement

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

"法定"仮想通貨ペトロが8/20よりベネズエラで導入か:1PTR=60ドルで固定
現在、ベネズエラでは経済混乱により大幅なインフレが起き、法定通貨の著しい価値低下が問題となっている。オイル価格に裏付けされた法定仮想通貨ペトロは、ベネズエラ経済を安定化させるカンフル剤となり得るだろうか。
仮想通貨専用の中央銀行と裁判所を設立する法案が、ベネズエラの国会へ提出
米国などの経済制裁を受け、深刻な経済不況に陥っているベネズエラは、仮想通貨「ペトロ」を基軸とする新しい法定通貨の流通が8月20日から開始すると発表した。ベネズエラ国会議員の一人が仮想通貨専用の中央銀行の設立を含めた憲法改革の提案を準備中と述べた。


画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

telegramテンプレ
▶️本日の速報をチェック
お問い合わせ 広告掲載はこちら