WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Electric Capitalレポート「仮想通貨開発者の数は3年前の2倍に」 堅調な成長を続ける

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

開発者数は3年前の2倍

暗号資産(仮想通貨)に特化したベンチャーキャピタル、Electric Capitalが2023年の中間開発者レポートを発表した。2023年6月1日現在で、仮想通貨に継続的に関与しているオープンソース開発者の総数は前年比で22%減少したものの、長期的な視点では成長トレンドが続いていることが明らかとなった。開発者の規模は仮想通貨業界の健全性と成長性を示す重要な指標の1つだ。

レポートによると、2023年6月時点での仮想通貨関連の月間アクティブ開発者数は21,300人であった。これは、過去最高値27,200人からは減少したものの、2021年の同時期を25%上回る数値であり、3年前の約2倍(92%増)。堅調な成長を続けている。

出典:Electric Capital(以下全て同じ)

その一方で、レポートは新規参入者とベテラン開発者の間で異なる動向を明らかにしている。”新規開発者”とされるグループ – 過去1年で初めて仮想通貨に関するオープンソースコードを作成した者たち – は前年比で48%減少し、-7,730人となった。この新規開発者の数は昨年、過去最高を記録していた。

関連:仮想通貨の新規開発者数が過去最高、最も拡大したチェーンは?|年次報告書2022

エコシステムの継続的な成長

それに対して、ベテラン開発者、つまり仮想通貨業界に長く留まる者たちの数は増加傾向にある。1~2年の経験を持つ”エマージングデベロッパー”は44%増加(+1,650人)し、2年以上の経験を持つ”エスタブリッシュドデベロッパー”は微増2%(+150人)となった。

レポートによれば、新規参入者は市場の高値圏で仮想通貨シーンに参入しやすい一方、弱気相場では離脱する傾向があると指摘している。Electric Capitalは、現在、仮想通貨関連の215,000以上のGithubリポジトリをカバーしており、少なくとも2ヶ月間コードに貢献していない開発者をこのセクターから離脱したとみなしている。

新参開発者層は、平均してわずか3~4ヶ月で離脱しているのに対し、ベテランの開発者は市場のピーク後もそのほとんどが残り、60%のドミナンスを維持している。レポートはまた、「新規開発者は、弱気市場の典型である2022年よりも、2023年の方が早く去っている」と指摘している。

しかしながら、2023年にはいくつかの仮想通貨エコシステムが成長していることも注目すべきである。コスモスネットワークのDEX「Osmosis」、高速L1チェーンのSuiとAptos(APT)、メッセージアプリ「テレグラム」が最初に設計したTON、イーサリアムL2のオプティミズム(OP)らが月間開発者数の高い伸びを示した。いずれも数百人単位の伸びを見せている。これらの事例は多様なエコシステムの成長可能性を示している。

関連:PayPal元従業員創設の「Six Clovers」、Suiブロックチェーン上に決済インフラをローンチ

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/10 土曜日
10:50
ロビンフッドチェーン、手数料払いで取引処理を優先する方式を検討か=報道
コインデスクによると、ロビンフッド・チェーンが手数料を払って特定の取引を優先できる、アービトラムの新方式を検討していると報じた。現在は先着順で処理し、タイムブーストも利用していない。
10:05
ビットコイン上昇継続の条件は? コインシェアーズ分析
コインシェアーズは8日のレポートで、仮想通貨ビットコインの上昇加速には財政懸念に基づく資金流入が必要との見方を示した。米長期金利が20年以上ぶりの高水準に達する中、仮想通貨ファンドの資金流入は鈍化している。
09:10
米司法省、イラン関連取引を巡るバイナンスの和解後の制裁遵守を審査=報道
米司法省刑事局のドゥバ局長が、バイナンスによる2023年の和解合意の順守状況を精査していると明らかにした。イラン制裁違反の可能性を巡る捜査が続く中、違反が認められれば訴追の再開や追加罰金につながる可能性がある。
08:10
スタークネット、L1化を検討|STRKトークンは今週約70%高騰
スタークウェアのベン=サッソンCEOは、スタークネットが量子耐性の実現に向け、独自のレイヤー1化を含む選択肢を検討していると明らかにした。STRKは今週69.2%高騰した。
07:00
世界最大のXRP保有上場企業エバーノース、12日にナスダック上場へ
世界最大のXRP保有上場企業エバーノースは9日、アルマダとの事業統合を完了した。12日にナスダックで取引を開始する予定。
06:40
ジーキャッシュ、量子攻撃に備える署名命令 公開型アドレスに1月に追加計画
仮想通貨ジーキャッシュの開発者が、量子コンピュータに耐えるハッシュ型署名の検証命令を1月に追加する計画を公表した。有効化日は未定で、発行量の70.4%を占める公開アドレスが対象となる。
06:12
レジャーウォレット、推計136億円超流出か 東南アジア販売店に販売停止要請
仮想通貨ハードウェアウォレット大手のレジャーは9日、東南アジアの購入者から資金を失ったとの報告を受け、販売店クリプトビリスに販売停止を要請した。調査者の1人は流出額を8,600万ドル超と推計したが、レジャーは流出額と原因を調査中。
05:50
ベッセント米財務長官、約10億ドルのイラン仮想通貨を今週にも押収と発言「所在は把握」
ベッセント米財務長官は8日、10億ドル相当のイランの仮想通貨を今週にも押収する可能性が高いと明かした。押収対象の銘柄や方法は明らかにしていない。米政府関連のウォレットは今週、2,440億円相当を移動した。
05:00
サム・アルトマン氏出資のビットコイン生保、60億円相当調達 富裕層で需要増
世界初のビットコイン建て生命保険会社ミーンワイル(Meanwhile)が、ベイン・キャピタル・クリプト主導で3750万ドルを調達した。累計調達額は1.8億ドルを超え、アジア・欧州・中東の富裕層向け需要の拡大が背景にある。
10/09 金曜日
17:57
ビットコイン短期保有者、含み損での取引所送金が6月以来最大=クリプトクアント
オンチェーン分析企業クリプトクアントによると、ビットコインの短期保有者が24時間で4万5,600BTCを取引所へ送り、うち2万9,100BTCが損失状態だった。米政府の送金を下落の契機としつつ、含み益の積み上がりを本質的な要因とみる。
17:50
ソニーや三井物産ら4氏が語る、実業資産をトークン化する狙い
ソニーグループ、三井物産、Toyota Blockchain Lab、OP Labsの4氏が登壇。エンタメIP、貴金属・不動産、ST社債の事例から、実業資産をオンチェーン化する狙いと顧客とのつながり方を語った。
16:18
ビットコイン、利益確定が年内2番目の規模に 1日約10.3億ドル=サンティメント
オンチェーン分析企業サンティメントによると、ビットコインの実現利益が1日で約10.3億ドルに達し、2026年で2番目の規模となった。8万7000ドル超えまでの上昇を受けた利益確定の集中が、短期的な売り圧力として意識される。
15:42
シトリニ・リサーチ、伝統金融と仮想通貨の「壁」が崩れ始めたと指摘
米調査会社シトリニ・リサーチは8日、伝統金融と仮想通貨を隔てる壁が崩れ始めたとするレポートを公開した。AIエージェントの普及と株式・国債のトークン化を契機に挙げ、SEC特例やハイパーリキッドの事例から投資家の論点を整理する。
14:40
量子攻撃受け得るビットコイン、現在供給量の31.2%に増加=グラスノード
グラスノード共同創業者は8日、公開鍵がオンチェーンで露出したビットコインが626万BTC(供給の31.2%)に上ると集計した。量子コンピューターへの備えとして資産移行を求める声が出るなか、取引所や政府保有分ごとの露出割合も示した。
14:30
トークン化株式の保有者は何を持つか Backpack共同創業者らが解説
トークン化株式の保有者は何を持つのか。ApyxとBackpackがThe Great Rotationで登壇し、米国法の下での権利の中身や原株への交換、24時間取引といった利点を語った。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧