WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムトークン規格「ERC-404」の次は「DN-404」か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTの流動性向上へ

暗号資産(仮想通貨)のある開発者グループは12日、新しいトークン規格「DN-404」をローンチした。

DN-404を開発する最終的な目的は、分割機能が最初から備わったNFT(非代替性トークン)のトークン規格を作ること。仲介者がいなくても投資家が、分割されたNFTを取引できるようになることを目指すという。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

関連Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

この規格の開発に携わっているのは「cygaar」というXアカウントらのメンバーで、DN-404についてはcygaar氏がXで解説している。DN-404は、今月初めにローンチされたトークン規格「ERC-404」に代わるもので、DNは「Divisible NFT」の略。「divisible」という単語は「分割できる」という意味である 。

なお、cygaar氏も強調しているが、DN-404を開発する取り組みは正式なプロジェクトではない。他のプロジェクトが使用できるようにオープンソースのコードをリリースしただけで、トークンを販売する計画もないとし、詐欺に注意するよう呼びかけている。また、コードの正式な監査を受けていないとも説明した。

DN-404とは

先にローンチされたERC-404とは、一般的な仮想通貨の規格「ERC-20」とNFTの規格「ERC-721」を組み合わせた規格。これによってNFTを分割できるようにして流動性を高めることを目的としている。

なお、「ERC」はイーサリアム(ETH)のブロックチェーンの規格を表すが、ERC-404は正式に規格として認可されるプロセスをまだ経ていない。一方で規格に基づくトークンは発行されている。

ERC-404で初めて発行された「Pandora」の価格は、分散型取引所(DEX)ユニスワップのデータによると、ローンチ直後の2日は607ドル(約9万円)台だったが9日には3万2,000ドル(約481万円)台まで高騰した。Pandoraの取引はイーサリアムの手数料に影響を与えたとみられている。

cygaar氏は今回、ERC-404は「仮想通貨とNFTの両方として機能する1つのコントラクトを作ることを前提にしている」と課題を指摘。これでは既存の規格に準拠できなくなったり、不正利用のリスクがあったりするという問題があると主張した。

この問題に対しDN-404では、2つのコントラクトを作り、ERC-20をベースにして分割したNFTを表現する仕組みにしたとcygaar氏は説明。そして、特定の条件を満たした場合に正式なNFTを発行したり、満たさなくなった場合はNFTをバーン(償却)したりするようにしている。

DN-404の開発に携わる「quit.q00t.eth」というXアカウントによれば、DN-404はERC-404よりも手数料を平均で20%下げられるという。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/19 土曜日
13:35
JPモルガン系ブロックチェーン決済網と英LSEG、24時間決済で提携
ブロックチェーン決済網のパーティアと英LSEG DiSHが常時稼働の決済銀行流動性で提携し、JPモルガンなど参加行が24時間365日の資金移動を可能にする新体制を築く。銀行間送金の効率化により、機関投資家の資金効率を高める。
11:45
「トークン化RWAのAUMが5兆円に到達」バイナンスが市場の現状と展望をレポート
バイナンスリサーチがRWA(現実資産)トークン化市場の現在を分析。運用資産総額は341.8億ドルに達しており資産の「活用度合い」が今後の焦点になるとした。
11:05
ビットコイン急騰、8万ドル台回復 SEC・CFTCの制度整備を好感|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは日本時間9月18日夜から19日未明にかけて急騰し、8万ドル台を回復した。今回の上昇は、クラリティ法案の審議停滞を受けて強まった政策面への悲観を、規制当局の具体的な対応が和らげた動きと捉えられる。
10:20
サークル社、独自チェーンArcのAIエージェント公開
サークル社は独自ブロックチェーン「Arc」向けのAIコーディングエージェント「Arc Studio」を発表。自然言語の指示だけでアプリを生成し、9つのブロックチェーンに対応している。
09:55
コインベース、米国で個別株の無期限先物上場を申請 規制緩和受け
米コインベースがCFTCに個別株の無期限先物上場を申請した。アップルやマイクロソフトなど約50〜60銘柄が対象で、年内の取引開始を計画している。米国の個人投資家が個別株のレバレッジ取引に参加しやすくなる可能性がある。
08:25
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入へ 100万ドル上限
Bitcoin Japanが子会社経由で初のビットコイン購入を決定した。初回投資は100万米ドルが上限で、資金は7月発行の転換社債で調達する。同社の資産運用戦略が実行段階に入ったことを示す。
08:10
ジーキャッシュのNU7、メインネットでの実行目標時期は11月5日に
仮想通貨ジーキャッシュは、アップグレードNU7を11月5日にメインネットで実行する計画を決定。NU7では、ブロック生成間隔を現行の75秒から25秒に短縮するアップグレードなどが行われる。
07:05
米グレースケール、ジーキャッシュ現物ETFを3分割へ 高い需要受け
投資家の需要を受け、米グレースケールは運用するジーキャッシュ現物ETFを分割する予定だ。9月30日から適用され、流通株数は3倍に増える。
06:40
イーサリアムの『グラムスターダム』テスト実装日、10月6日より開始
イーサリアム開発者は17日、次期アップグレード「グラムスターダム」のテストネット移行日を10月6日に確定した。同時に偽装ビルダーによる攻撃リスクも指摘されたが、対象は検証ネットのみでメインネットの資産に影響はない。
06:15
ビットコイン、8万ドル台定着は年内困難か|コインシェアーズ分析
仮想通貨運用会社コインシェアーズは18日、FRBの利下げ観測後退とクラリティー法案の停滞を受け、ビットコインが年内に8万ドルを決定的に突破する可能性は低いとの見方を示した。
05:50
米CFTC、仮想通貨規則案2件をホワイトハウスに提出|セリグ委員長方針を実行
米CFTCが仮想通貨関連の規則案2件を、規則案を事前審査する米政府機関に提出した。上院でのクラリティー法案不成立から2日後の動きで、セリグ委員長がかねて示していた「準備は整っている」という姿勢を行動で裏付けた。
05:00
ハイパーリキッドがUSDC・USDT手動借入機能を導入、初日の借入額2.65億ドル超
DEX大手ハイパーリキッドは担保資産を用いてUSDCおよびUSDTを借り入れる手動借入機能の提供を開始した。初日の借入総額は2.5億ドルを超えており担保需要の拡大がうかがえる。
09/18 金曜日
18:12
日米豪独7機関、北朝鮮ハッカー「WaterPlum」が仮想通貨17億円窃取と公表
警察庁・FBIなど日米豪独7機関が北朝鮮系ハッカー集団WaterPlumによる仮想通貨窃取の実態を共同公表した。7,000超のウォレットから17億円相当を窃取したと認定し、国内初のラップトップファーム摘発事例も判明した。
17:00
AI・オンチェーン金融サミット、平将明氏やメガバンク幹部が登壇
HashPortは18日、10月1日に東京・高輪で開く「AI・オンチェーン金融サミット」の 登壇者を先行公開した。ローソンでの円建てステーブルコインJPYCの店頭決済実証や、 ウォレットの現在地を扱う5セッションを予定する。
16:01
NYSE親会社ICE、アバランチを24時間取引の基盤候補に
NYSE親会社ICEの幹部が、開発中の24時間取引基盤ATSの有力候補としてアバランチ(AVAX)に言及した。9月17日のアバランチ公式Xアカウントの投稿で判明。選定なら機関投資家の株式取引インフラを担うが、正式契約はまだ発表されていない。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧