はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

大手仮想通貨取引所BingX CPO、ビットコイン半減期の影響を語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BingX CPOインタビュー

暗号資産(仮想通貨)業界で4年に1度のビットコイン(BTC)の半減期が訪れる中、BingX(ビンエックス)の最高プロダクト責任者(CPO)および広報担当者であるヴィヴィアン・リン氏にインタビューを実施しました。

2018年に設立された大手暗号資産取引所BingXは、世界中で1,000万人以上のユーザーにサービスを提供しており、高機能チャートを提供するTradingViewの「ベスト暗号資産取引所2021 & 2022」の受賞歴があります。

ライセンスとしては、BINGX EU UAB EU加盟国であるリトアニアの金融サービス企業として登録されているほか、オーストラリアでは、政府のAUSTRACに登録・認可された「Digital Currency Exchange Service Provider(DCE)の許可を取得しています。

セキュリティと透明性の観点では、Mazars有限責任監査法人によって検証された準備金証明(PoR)を公開しているほか、スマートコントラクト監査会社CertiKによる監査も受けています。

今回インタビューを受けたヴィヴィアン・リン氏は、2014年2月から2016年5月にかけてモルガン・スタンレーに在籍、2017年5月から2018年12月にかけてBNPパリバ、2018年12月から2021年5月までドイツ銀行のプロダクトスペシャリストなどを歴任し、10年以上に渡り外国為替および株式デリバティブ商品に携わってきた金融エリートです。

ビットコイン半減期の見解は

2024年4月20日に訪れたビットコイン(BTC)半減期は、マイナー(採掘業者)のパフォーマンスに多大な悪影響を及ぼします。

過去の歴史的に見て、ビットコインの価格は半減期の年、あるいはその翌年に大きく上昇する傾向にありますが、保証されているわけではありません。

半減期自体よりも、米国の金融緩和などマクロ経済的要因により左右される可能性が高いです。

ビットコインETF(上場投資信託)を巡る機関投資家の行動と、オーディナルズのようなビットコインエコシステムの革新的要素が混ざり合い、今後を予想することは今まで以上に困難です。一方で、半減期を経て市場供給量が減少することは、ビットコインの希少性を担保し、ビットコインにデフレ要素を取り入れます。

過去の相場サイクルから見ると、半減期直前には、価格調整のリトレースが発生しやすく、半減期後に再蓄積(買い集め)の末に上昇トレンドが予想されます。その間は忍耐が必要な期間となり得るでしょう。

BingXへの影響は

BingXは、Ordinals(Inscriptions)および「BRC20」トークンを用いたエコシステムの強化を図り、ビットコインの革新の促進することを目指しています。例えば、先駆的な取り組みを支援することを目的とした、ビットコインに関連するトークンの上場がこれに該当します。

また、ビットコイン半減期を中心に一連のキャンペーンを主催しており、賞金プールには「12BTC(約1200万円)」が設定されています。

参加者は、個人またはチームでトレーディングコンテストに参加したり、ビットコインの価格動向を予測する機会が与えられます。新規参加者も追加ボーナスの対象となっており、暗号資産トレーディングコミュニティ内でのエンゲージメントにつながるはずです。

私たちが最も重視するのはユーザーファーストです。安心・安全な資産保護の仕組みはもちろん、24時間365日のなサポートを提供するプラットフォームを提供することです。

2番目に重要な価値は、サービスの「革新性」です。ユーザーの取引スキルを高めるための新機能や戦略を導入しています。そして3番目は「多様化」です。

BingXは、初心者からプロフェッショナルまでのすべてのユーザーレベルを想定し、幅広い製品とサービスを提供しています。

また、BingXは「Token2049 Dubaiカンファレンス」の最終日の夜に、ドバイのアルマーニ・ホテル3階でアフターパーティーを開催。350人程度の固定メンバーのイベントに対して、登録者数3000人以上に達し、大きな反響と賞賛を受けた。

TOKEN2049の模様

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。
05:35
米SEC、BTCやXRP投資のグレースケール仮想通貨投信のETF転換承認を再検討
米証券取引委員会がグレースケールの仮想通貨信託「Digital Large Cap Fund」のETF転換承認決定を再検討。NYSE Arca上場承認が一時停止状態に。
04:24
仮想通貨のサイバー攻撃にどう備える?|実例から学ぶ取引所の対策と自己防衛法
暗号資産のサイバー攻撃リスクと、取引所のセキュリティ対策、個人で実践できる防衛策を初心者向けにわかりやすく解説します。
07/02 水曜日
18:40
BITPOINT、カルダノ(ADA)保有者向けNIGHTエアドロップを検討開始 
ビットポイントジャパンがMidnight財団と国内初連携。カルダノ(ADA)保有者やステーキング参加者に「NIGHT」トークンのエアドロップ参加機会を提供。2025年7月開始予定の「Glacier Drop」メカニズムの詳細と参加条件を解説。
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧