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ソラナブロックチェーンに「ZK圧縮」導入、レイヤー2無しで実現

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ZK圧縮でコストをさらに削減

ソラナブロックチェーン上でゼロ知識処理レイヤーを開発するLight Protocolとソラナのノード技術を提供するHeliusは22日、「ZK圧縮」というソラナのメインネットで直接利用できる技術をリリースした。

HeliusのCEOであるMert氏はXの投稿で、ZK圧縮について、「オンチェーンの状態(ステート)を圧縮して10,000倍のスケールを実現し、ファイナンシャル(金融)・コンピューターの構築に一歩近づいた」とし、レイヤー2チェーンを必要とせず「開発者は、ソラナのメインネットを離れることなく、文字通りソラナ上で直接好きなものを構築し、拡張できるようになった」と説明している。

「ステート」とは、ブロックチェーンネットワークにおける全アカウントやスマートコントラクトの現在の状態やデータのことを意味する。

ソラナのデータ保存技術「State Compression(ステートコンプレッション=状態圧縮)」は、ソラナブロックチェーン上に保存するどんなデータにも利用が可能で、すでに、無線通信ネットワークプロジェクト「Helium」などが使っている。

仕組みとして、State Compressionは、データの要約と検証を行う「マークルツリー」の技術を使用。マークルツリーのデータ構造にすることで、ブロックチェーン上に保存するデータ量を減らし、ストレージコストを大幅に削減している。一方で、ソラナブロックチェーンのセキュリティや分散性は損なわれない。

このState Compressionのコストをさらに削減するのが、今回導入されたZK圧縮で、State Compressionなしの場合100万ユーザーに仮想通貨をエアドロップする時にかかる260,000ドルが、ZK圧縮だと5,200分の1と安くなり、50ドルほどまで減らせる。なお、ZK圧縮なしのソラナState Compressionだと、110ドルかかることから、半額以下まで下げることができるという。

エアドロップが盛んに行われるブロックチェーンとして、ZK圧縮の導入はさらに多くのプロジェクトがソラナを採用する追い風になるだろう。

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