はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ヴィタリック氏:次期大型アップデートでネットワークキャパシティは1000倍に、イーサリアム価格上昇も示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

次期アップデートでキャパシティが1000倍
プラハで開催されたカンファレンスDevcon4にてヴィタリック・ブテリン氏は次期アップグレード「セレニティ」に強い期待をみせ、イーサリアムのスケーラビリティキャパシティは1000倍にまで達するだろうと発言した。

次期アップデートでイーサリアムのキャパシティが1000倍

プラハで開催されたカンファレンスDevcno4にてヴィタリック・ブテリン氏は次期アップグレード「セレニティ」に関して強い期待をみせた。

また同氏は、このアップグレードに従いETHの価格は高騰するだろうと発言している。

イーサリアムの共同設立者ヴィタリック・ブテリン氏は、プラハで行われたDevcon4にて登壇を行なった。

同氏は次期アップグレード「セレニティ」がネットワーク速度を大幅に向上させ、イーサリアムのスケーラビリティキャパシティは1000倍にまで達するだろうと発言している。

ETHの価格はどう推移するか

現在イーサリアムの時価総額は、ビットコインに次いで2番目となっている。

ETHの開発段階で、「super-quadratic sharding」などスケーラビリティ問題や環境問題などを解決するため提案されたアイデアで、コミュニティにより拒否されたアイデアやコンセプトはたくさんある。

しかしブテリン氏はセレニティにより、ETHの価格は急騰すると考えている。

このアップグレードによりProof of Stake型に移行し、ネットワークのスケーラビリティ向上、省エネルギー化を図っている。

Proof of WorkからProof of Stakeに移行することにより、利用者はネットワークを走らせ、ブロックの生成報酬を得るために、保有するETHをstake(提供)する必要がある。

セレニティの段階導入

ブテリン氏はアップグレードの準備は整っているとし、それに続けて以下のように述べている。

セレニティは本当の意味で、ワールドコンピュータである。

1999年のケータイではない。

ブテリン氏によると、このセレニティのアップデートは4つの段階に分けられ、フェーズゼロから始まるとしている。

  1. Proof of Stakeの初期バージョンbeacon chainの導入。
  2. 機能が制限された、簡素化されたバージョンのセレニティ導入。スマートコントラクトがなく、シャード間の送金機能もない。
  3. セレニティの拡張バージョンの導入。資産やメッセージのやりとりをシャード間で可能。
  4. 最終バージョンの導入。調整、最適化された機能を備える。

2019年に近づき、Proof of Stakeへの移行へのビジョンが明らかになり、イーサリアムへの動向は要注目と言えるだろう。

CoinPostの関連記事

イーサリアム以外のスマートコントラクト・プロジェクト
ブロックチェーンの仕組みであるスマートコンタクトという概念をわかりやすく解説。またイーサリアムブロックチェーン以外で進められているスマートコンタクトを利用するプロジェクトも独自でピックした。
仮想通貨イーサリアムのショート激減、底打ちを示唆:Genesis Global Trading調査
仮想通貨イーサリアムの価格が年初来安値を大幅更新した今年9月、価格下落を見込んだETHの借入が全体の4%にまで減少、機関によるETHショートの関心低下と相場の底打ちを示唆している。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。
07:25
仮想通貨税制改正案、ルミス議員が「大きく美しい法案」へ修正提案
シンシア・ルミス上院議員がトランプ大統領一推しの予算調整法案に仮想通貨税制改正修正案を提出。300ドル未満取引免税とマイニング・ステーキング報酬の二重課税解消を目指す。
06:55
リップル社、XRPLのEVM互換サイドチェーンの正式稼働を発表
リップル社は、XRPLのイーサリアム仮想マシン互換のサイドチェーンのメインネットがローンチしたことを発表。開発者はイーサリアム上のdAppsをXRPLのエコシステムで容易に展開できるようになった。
06:35
イーサリアム戦略転換などで株価7倍暴騰、ビットマイン社にトム・リーが会長就任
ファンドストラット共同創設者トム・リー氏がビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ会長に就任。同社は2.5億ドル調達でビットコインからイーサリアム中心の戦略に転換。
06:15
米国初のソラナ現物ステーキングETF、7月2日取引開始予定
米REXシェアーズが仮想通貨ソラナのステーキング機能付きETFを7月2日から米国市場で開始。価格追従と配当収益を『C法人』構造で実現する画期的な仮想通貨投資商品に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧