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ビットコイン金融サービス企業Fold、米ナスダックに上場 1000BTCを保有

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨企業上場は今年のテーマか

ビットコイン金融サービス企業のFoldが2月20日、米ナスダック市場に上場を果たした。同社の株式は「FLD」の銘柄コードで取引が開始され、初値10.25ドルから12ドル超まで上昇。これにより、米国主要取引所に上場する仮想通貨関連企業の仲間入りを果たした。

2019年の設立以来、Foldはビットコイン報酬プログラムを主力サービスとして展開。デビットカードでの決済や請求書支払いなどを通じて、累計20億ドル以上の取引を処理してきた実績を持つ。利用者は手数料なしでビットコインを購入可能で、サービス利用に応じて報酬としてビットコインを獲得できる。

同社は2024年7月、特別買収目的会社(SPAC)のFTAC Emerald Acquisition Corp.との合併を発表。企業価値3.65億ドルでの上場を目指すことを明らかにしていた。その後、同年12月にはATW Partnersから2,000万ドルの転換社債による資金調達も実施した。現在1,000 BTC超えのビットコイン資産を保有している。

Will Reeves最高経営責任者(CEO)は「ナスダックへの上場を実現でき、大変喜ばしい。上場企業としてビットコイン報酬と金融サービスへのアクセス拡大という使命の遂行に邁進していく」とプレスリリースでコメントした。

同社は現在、Visaと提携してデビットカードサービスを提供しており、新たにクレジットカードの展開も計画中。これにより、米ドルでの支払いとビットコイン報酬の獲得を組み合わせたサービスの拡充を目指している。

仮想通貨業界では2025年の主要予測として、コインベースに続く企業の上場増加が見込まれている。Galaxy DigitalのMike Novogratz CEOは今月初めのOndo Summitで、5月から6月にかけて複数の企業の上場が実現する可能性を指摘した。

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