
木曜日上場予定
レックス・シェアーズとオスプレー・ファンドのドージコインETF「DOJE」が米時間今週木曜日に取引を開始する予定だ。同ETFは1940年投資会社法を活用した仕組みで、米国初のドージコイン現物ETFとして実現する。
一方でSECは9日、ビットワイズのドージコインETF承認判断を延期すると発表した。「より長い検討期間が必要」として、同社のドージコインファンドは6月に続き再度の延期となった。
DOJEはケイマン諸島の子会社を通じてドージコインに投資する構造を採用している。通常のETF承認プロセス(証券法33条)とは異なり、投資会社法(40条法)に基づく認可方式を選択した。
ブルームバーグのETF専門家エリック・バルチュナス氏は「実用性を意図的に持たない資産を保有する米国初のETFである」と分析した。目論見書にはXRPやBONK、TRUMP関連ETFの記載もあり、ミームコインを含む投資商品拡充の可能性が示唆されている。
新任のポール・アトキンスSEC委員長は仮想通貨業界により友好的なアプローチを約束している。現在約100件の仮想通貨現物ETF申請が承認待ちの状況で、投資家の選択肢拡大が見込まれている。
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