はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

『仮想通貨イーサリアム 2.0』シャーディング開発に着手か|3度目の進捗状況を公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

『仮想通貨イーサリアム 2.0』の進捗状況を発表
イーサリアム2.0へ向けた開発状況3回目のリリースを行なった。 今回はフェーズ0だけでなく、「シャーディング」の開発段階であるフェーズ1に着手したことが明らかになった。

イーサリアム2.0への開発状況

イーサリアム2.0の開発の進捗状況が公表された。1月31日以来、毎週その進捗状況は報告されており、今回は第3回目のリリースとなる。

Github上には、以下のように記載されている。

このリリースには、複数の細かな機能の追加や修正、説明、バグ修正などの内容が含まれている。

今回追加された、最も重要な機能は(1)1ETHのデポジットの強制処理機能(リプレイ攻撃を回避するため)と(2)引き出し可能なバリデータのアカウントからの送金を可能とする機能だ(フェーズ2に向け、バリデータにLiquidity機能を提供するため)。

現在のフェーズ1は、開発段階をさすため、項目に挙げられている機能はまだ不安定であり、実利用の開発段階には達していない。

フェーズ0に続き、二つ目のフェーズとなるフェーズ1では、基本的な機能のみを備えた「シャーディング」の開発が行われる。

「シャーディング」を導入すると、ブロックチェーン上のストレージが分割され、トランザクションの並行処理が可能となるため、トランザクションの処理能力の大幅向上が見込まれており、スケーラビリティ問題の解決が期待されている。

以前までのリリースでは、フェーズ0のみの内容となっていたが、今回は一部フェーズ1の開発状況にも言及されており、徐々にではあるが着実に開発が進んでいるようだ。

イーサリアム2.0へ移行するための開発段階として、7つのフェーズが挙げられており、以下がその概要となっている。

出典:GitHub

  • フェーズ0:シャード未実装のビーコン・チェーン
  • フェーズ1:EVM未実装の基本的なシャーディング
  • フェーズ2:EVMのステート移行機能
  • フェーズ3:軽量クライエントステートのプロトコル
  • フェーズ4:クロスシャードのトランザクション
  • フェーズ5:チェーンのセキュリティ強化
  • フェーズ6:指数関数的シャーディング
▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

『仮想通貨イーサリアム 2.0』に「スワップ・オア・ノット機能」を追加|最新進捗状況を公開
2月9日にGitHub上にて、イーサリアム 2.0に向けた開発の進捗状況について公表された。注目点は、新しいシャッフルのアルゴリズムを起用したスワップ・オア・ノット機能の追加である。
『仮想通貨イーサリアム 2.0』の進捗状況を毎週公開へ|最終段階に向けたプロセスをユーザーへ
1月31日にGitHub上にて、イーサリアム 2.0に向けた開発の進捗状況について公表された。1月から毎週、イーサリアムの四段階アップデート「Senerity」に向かっての最新情報が逐一公開される。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
16:22
金融庁、暗号資産105銘柄の「金融商品」扱いを検討 金商法適用へ=報道
金融庁は暗号資産に金融商品取引法を適用し、交換業者が取り扱う105銘柄に情報開示とインサイダー取引規制を導入する方針。税率は最大55%から株式と同じ20%への引き下げを検討。2026年の通常国会で改正案提出を目指す。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、XRP現物ETFの米上場や世界初のZcash保有企業の91億円調達など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナ、ジーキャッシュといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、下値余地残すも反発は時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC相場は1530万円周辺で推移。米政府機関閉鎖解除後もハイテク株軟調で上値重い展開。12月FOMC前の経済指標不足が懸念材料に。一方、STH損失レシオが95%超となり売られ過ぎの水準。オプションOI分析では9.5万ドルがターゲットに。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米史上最長の政府閉鎖終了に高い関心
今週は『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・金・銀の価格予想、堀田丸正のBitcoin Japanへの社名変更、米政府の閉鎖終了に関する記事が関心を集めた。
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
09:35
ジャック・ドーシーのCash App、ステーブルコイン決済機能を導入
決済アプリのキャッシュアップがステーブルコインの送受信機能を含む11の新機能を発表した。ライトニングネットワークを使用したビットコイン決済機能も拡充している。
08:50
ソニー銀行の米銀免許申請、通貨監督庁にICBAが否認を要求
ソニー銀行が米国で信託銀行の国家免許を申請したことについて、米組織ICBAが強く反対すると表明。通貨監督庁に書簡を送付して反対理由を説明し、ソニー銀行の申請を認可しないように要求した。
07:45
バイナンス、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を取引担保として受け入れ
仮想通貨取引所バイナンスがブラックロックの「BUIDL」を取引所外担保として統合した。BUIDLはBNBチェーンで新シェアクラスも立ち上げる。
06:50
ビットマイン、45億円相当のイーサリアムを追加購入 新CEOにHSBC元幹部を任命
ビットマインが3000万ドル相当の仮想通貨イーサリアムを追加購入した。同社は新CEOにHSBCアジアTMT投資銀行部門の元責任者を任命した。
06:25
ビットコイン長期保有者が1カ月で12兆円相当BTCを売却、初期投資家も2400BTCを取引所へ送金
ビットコインの長期保有者が過去1カ月で約81万5,000BTCを売却し、2024年1月以来の高水準となった。初期保有者のオーウェン・ガンデン氏も2400BTC以上を売却している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧