はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Huobiレポート|時価総額上位100通貨の24時間取引高は、前週比+71.9%の4.2兆円(2/18〜2/24)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Huobi研究所提供の業界研究レポート
上位100仮想通貨の時価総額は、3週間連続増で約13.7兆円に達し、2/25時点で、時価総額上位100通貨の24時間取引高は、前週比+71.9%の4.2兆円に及んだ。

仮想通貨市場 前週比

  • 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額:約$1,229億(+3.5%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨:S4F(+396.0%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が下落した通貨:VERI(-20.1%)
  • 時価総額上位100通貨の2/25取引高:$377.3億(+71.9%)
  • 上位100通貨のうち最も取引高が増加した通貨:ETP(+665.4%)
  • 上位100通貨のうち最も取引高が下落した通貨:ARK(-93.7%)

仮想通貨市場

仮想通貨マーケット概況

2019/2/18〜2019/2/24の仮想通貨市場全体は、時価総額上位100通貨のうち61もの通貨が上昇した。Coinmarketcapによると、2019/2/24の時点で時価総額上位100通貨の合計時価総額は、前週比+3.5%となる約1,229億ドルとなっている。

その中でも、時価総額が最も上昇したのは+916.3%となったS4Fであり、時価総額ランキングも前週の273位から56位にランクアップ。最も時価総額が減少したのはVERIであり、前週比-19.2%であり、時価総額ランキングは前週の82位から99位となった。

新たに時価総額上位100通貨にランクインしたのは、S4F(56位にランクアップ)、QASH(90位にランクアップ)、CENNZ(97位にランクアップ)の計3通貨となっていた。

時価総額上位100通貨の中、価格が最も上昇したのは+396.0%となったS4Fであり、最も下落したのは-20.1%となったVERIだった。

2/25時点で、ビットコイン(BTC)の価格は、前週比+3.6%の3,810ドルとなり、イーサリアム(ETH)も前週比+2.1%の136ドルとなった。

図1:時価総額100位以内通貨の変動率トップ5

時価総額トップ100位通貨の取引高

2/25時点で、時価総額上位100通貨の24時間取引高は前週比+71.9%となる377.3億ドルとなり、中では、55もの通貨が20%以上増加。最も取引高が増えたのは+665.4%となったETPだった。 

一方で、18通貨の取引高が20%以上減少、中でも取引高が最も減ったのは-93.7%減となったARKとなった。

図2:仮想通貨時価総額トップ100位の合計時価総額(左)と24時間の取引高(右、10億ドル単位)

上位10通貨の市場占有率、マーケットシェア

時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)は、比較的安定して推移。

2/25時点で、上位10通貨の時価総額は、前週比+3.5%の1,085.7億ドルとなり、総時価総額の85.1%を占め、前週よりやや増加した。

ビットコイン(BTC)の市場占有率(ドミナンス)は、前週比+0.2%の52.4%となった。

図3:時価総額上位10通貨の市場占有率(マーケットシェア)

図4:時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)の前週比比較

マイニングに関する統計

ハッシュレート

2/18〜2/24の一週間、ビットコイン(BTC)のハッシュレートとイーサリアム(ETH)のハッシュレートと共に増加した。

ビットコイン(BTC)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比+4.8%の44.4EH/sとなり、イーサリアム(ETH)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比+8.0%の149.9TH/Sとなった。

図5:ビットコイン(BTC)ハッシュレートの変化

図6:イーサリアム(ETH)ハッシュレートの変化

ディフィカルティ(難易度)

2/18〜2/24の週に、ビットコイン(BTC)のマイニングディフィカルティとイーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティと共に上昇した。

ビットコイン(BTC)の平均マイニングディフィカルティは前週比+0.4%となる6.1Tとなり、イーサリアム(ETH)の平均マイニングディフィカルティは前週比+5.1%となる約2,935THとなった。

図7:ビットコイン(BTC)及びイーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティ(難易度)

マイニングプールの市場占有率、マーケットシェア

ビットコイン(BTC)

ビットコインのマイニングプール市場では、「BTC.com」のマーケットシェアが減少し、「SlushPool」のランキングが上昇した。

2/18から2/24までに、BTCブロックチェーン上で行われたマイニングのブロック数は、前週比-0.5%の997個となった。

    ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率、ハッシュレートの順で記載)

  • BTC.comー179個、18.0%、7.7EH/s
  • Poolinー139個、13.9%、6.0EH/s
  • AntPoolー134個、13.4%、5.8EH/s
  • F2Poolー105個、10.5%、4.5EH/s
  • SlushPoolー80個、8.0%、3.5EH/s

図8:ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率(マーケットシェア)

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)におけるマイニングプールのマーケットシェアは比較的安定して推移。

2/18から2/24までの間に、イーサリアム(ETH)ネットワークで生成されたブロック数は前週比+1.7%となる29,849個となった。

    イーサリアム(ETH)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率の順で記載)

  • Ethermineー8,470個、28.4%
  • SparkPoolー5,989個、20.1%
  • Nanopoolー3,974個、13.3%
  • f2pool_2ー3,626個、12.2%
  • miningpoolhub_1ー1,730個、5.8%

図9:ETHにおけるマイニングプールの市場シェア

アクティビティデータ

ビットコイン(BTC)

2/18〜2/24の週に、ビットコイン(BTC)のブロックデータサイズは減少したが、ブロック毎の平均トランザクション回数は前週と変わりがなかった。

blockchain.infoによると、2/18から2/24までの間にビットコイン(BTC)の平均ブロックデータサイズは前週比-2.7%で1.1MBとなり、ブロック毎の平均トランザクション回数は前週と同じく2,258回のままだった。

図10:ビットコイン(BTC)のブロックデータ及び平均トランザクション回数

イーサリアム(ETH)

Etherchainによると、イーサリアム(ETH)の平均ブロックデータサイズは前週比+9.8%の24,267bytesとなり、イーサリアム(ETH)のブロック毎の平均トランザクション回数は前週比+12.9%となる123.1回となった。

図11:イーサリアム(ETH)の平均ブロックデータサイズ及び平均トランザクション回数

Huobiについて

Huobi は2013年の創業以来、顧客数·取引量共に世界トップレベルの取引所として、130か国以上のお客様にサービスを展開してきております。

2018年、BitTrade(仮想通貨交換業者関東財務局第00007号)を傘下に安心・安全・顧客本位の金融サービスを日本の顧客に提供いたします。

Huobi研究所

Huobi研究所は、仮想通貨取引所を運営しているHuobiグループによって2016年4月に設立され、2018年3月に、ブロックチェーン分野における技術開発・業界調査分析・応用研究・コンサルティングを目的とした、より高度な組織へ発展を遂げました。

また、経済、金融、AI、法律等様々な分野に精通する人材を多く抱えている他、世界のあらゆるブロックチェーンに関する学術団体や大学、研究施設と提携しており、Huobi研究所の所長を務める袁煜明(Hubery Yuan)氏は、元産業保安研究所の副院長兼TMT(テクノロジー・メディア・通信業界)主席アナリストを務めた人物であり、New Fourtune社から「ベストアナリスト賞」を受賞しております。

また、同研究所はブロックチェーン分野の研究基盤を構築し、業界に対してより明確に根拠のある理論や研究成果を提供する事で、業界及び産業の発展を促進する事を目指しております。

Huobi研究所の理念として、「ブロックチェーンのエコシステムを構築し、より良い未来に貢献する事」を掲げております。

Huobi Japan公式アカウント

Twitter:https://twitter.com/HuobiJapan?lang=ja

Telegram:https://t.me/huobijapanofficial?utm_source=Telegram

Facebook:https://www.facebook.com/HuobiJapan/

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCpWnfmrT6qyTtkdgZJgNn4w/

※注意事項

今回の記事はあくまで、調査レポートを元にCoinPostの考えを述べたもので、仮想通貨の値上がりを保証するものや、投資を奨励するものではございません。

仮想通貨への投資の際は、価格変動リスク、信用リスク、流動性のリスク等、リスクを確認した上、ご自身の責任の下で投資を行いましょう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

Huobiレポート|Githubコミュニティでイーサリアムのコード更新が頻繁に(12/12〜12/19)
世界有数のHuobi研究所提供。1000BTC以上の大口取引は、前週1143回から1037回へと微減。Githubコミュニティでは、ETHのコード更新が頻繁に行われており、3週連続で大量の更新があった。
「休眠状態のビットコイン」数量と相場の相関性を考察|Huobi研究所が10年間のBTCデータを分析
Huobi研究院のデータによると、永久紛失したBTCは大凡200万〜300万があり、BTCトータル数量の12%〜18%だと予測されている。BitcoinTalkから見れば、10年間に渡り、bitcoinがヒットワードランキングのトップ1となった。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧