CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム開発者「量子耐性3〜5年で実装予定」|量子コンピューターが仮想通貨に及ぼす影響は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムコア開発者「量子耐性3〜5年で実装予定」
イーサリアムのコア開発者が、EDCONインタビューでイーサリアム2.0に関するスケジュールや量子耐性について言及した。フェーズ0は今年末完了を目標に、量子耐性については3〜5年の間に実装予定だ。

イーサリアムコア開発者、量子耐性の実装について言及

イーサリアムのコア開発者Danny Ryan氏が、シドニーで開催されたイーサリアム開発者会議「EDCON」で、海外メディアFinderのインタビューで、今後のイーサリアムの開発予定について言及した。

イーサリアム2.0へのアップデートは今年末か来年頭、新たなテストネット(フェーズ0:シャード未実装のビーコン・チェーン)については次の四半期に実装を予定しているという。

また、Ryan氏は仮想通貨に対する量子コンピューターの脅威についても言及。イーサリアムの量子耐性については、少なくとも3〜5年の間に実装される予定とした。

量子コンピューターは、復号によって仮想通貨の暗号化されたパスワードを破ること、つまり公開鍵から秘密鍵を生成することが可能であるともされており、その脅威は今後10〜20年間で現実的なものになるとの見方もある。

そして、Ryan氏は、イーサリアム2.0の今後の計画について、次のように発言した。

システムレベルでPoSチェーンのコアとなるフェーズ0の完了は今年中を目指している。ただ、クライアントの開発に関しては把握しきれていない部分もあり、来年頭になることもあり得る。

なお、先月にはイーサリアムのスケーリングソリューションに特化したクライアント企業Prysmatic Labsも、0フェーズのテストネットの開始が近づているとアナウンスしており、次のアップデートに向けて着々と動いている様子がうかがえる。

量子コンピューターが仮想通貨へ与える影響は

IBMのブロックチェーンおよびデジタル通貨担当副社長のJesse Lund氏によると、既存のブロックチェーンの少なくとも半分以上が、その公開鍵暗号の脆弱化という点で影響を受けるという。

また、ブロックチェーンだけでなく、ほぼ全ての暗号化システムに影響を及ぼすと指摘。企業は量子コンピューターの登場に備えるべきであるとの意見を示した。

しかし、一方では量子コンピューターの脅威は非常に限定的であるとの見方もある。例えば、「マスタリング・ビットコイン」の著者で知られるAndreas M. Antonopoulos氏は過去にそれについて次のように言及している。

量子コンピューティングの脅威は、それが1人の利用者にとってのみ利用可能で、他の人には利用可能でない場合で現実的だ。ただし、もしも個人が自分自身のスーパーコンピューターの開発に成功した場合、ビットコインはターゲットとしては取るに足らないものとなるだろう。

以上のように量子コンピューターがもたらす脅威については様々な見方があるが、今年に入ってIBMの世界で初となる商用量子コンピューター(ただし20Qbitときわめて小規模)の発表があったように、その技術が実現に近づていることは確かだ。

コメントしてBTCを貰おう
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
19:30
ブラジル議会、決済手段としてのBTCを承認へ
ブラジル下院は29日、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨を決済手段として認定する法案を可決した。今後は大統領の署名次第で施行されることとなる。
19:05
ソラナ基盤のSerumが閉鎖、Openbookがローンチ
ソラナ基盤のDEXインフラプロジェクト「Project Serum」は、Serum コードのフォークによりローンチされた新たなDEX「Openbook」を発表した。
18:33
岸田政権、Web3.0の環境整備に向けたロードマップ示す
岸田政権による「スタートアップ育成5か年計画」の内容が決定した。ブロックチェーン技術とWeb3の税制を含む環境整備が含まれている。
17:18
バイナンスが日本進出へ、サクラエクスチェンジ買収
世界最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが日本進出を発表した。サクラエクスチェンジの全株式譲渡を受け、完全小会社化する。
15:36
オフィシャルライセンス許諾の『トレサカ Jリーグ(β版)』配信開始
Jリーグのオフィシャルライセンス許諾を得た『トレサカ Jリーグ(β版)』が配信された。開発はオルトプラスとプレイシンク。パブリッシングはアクセルマークが担う
14:00
TBD、分散化されたWeb5の基本指針を打ち出す
ブロック(旧スクエア社)の仮想通貨部門TBDは分散化と個人のアイデンティティを重視したWeb5の基本指針を発表。より分散化されたインターネットの概念と今後の連携を呼びかけた。
13:03
FTX前CEO、破産申請や暗号資産ハッキング事件について受け答えに応じる
大手仮想通貨取引所FTXの前CEOサム・バンクマン=フリード氏がインタビューに応じ、ハッキング被害による不正流出被害やバハマ当局への対応、FTXシステムの「バックドア」疑惑などについて語った。
12:52
担保付資産(wBTC、wETH)のティペッグ騒動相次ぐ
仮想通貨ビットコインを担保に発行する「ラップドビットコイン(wBTC)」について、1:1のペグを外れて1.5%ほどマイナスに乖離する「ディペッグ」が発生した。その背景について探る。
12:05
BTC17000ドル台に反発、アルトは前日比7.7%高のETH主導
FTX破綻で警戒感燻る暗号資産(仮想通貨)市場では、上値抵抗線を抜けてビットコインが反発。悪材料で売り込まれていたイーサリアムも強めに反発した。
11:22
米議員、複数の仮想通貨取引所に書簡
米国のRon Wyden上院議員は、バイナンスやコインベースなど6つの大手仮想通貨取引所に宛てて書簡を提出した。FTXの破綻を受けて消費者保護について問い合わせる内容だ。
10:30
ウクライナ中銀 CBDCの構想案を公開
ウクライナの中央銀行は、同国の中央銀行デジタル通貨についての構想案を提示した。機能の一つとして、ビットコインなど仮想通貨の流通を支援することを挙げている。
09:30
米政治家、FTX前CEOからの1億円超の寄付を返金
米テキサス州の知事選に出馬したベト・オルーク候補は、仮想通貨取引所FTXのサム・バンクマン=フリード前CEOから受領した寄付を返金していた。寄付の金額は1億円超である。
08:45
Phantom、イーサリアムとポリゴンに対応へ
ソラナの主要ウォレットPhantomは29日、イーサリアムとポリゴンブロックチェーンに対応することを発表した。
08:15
OpenSea、BNBチェーンのNFTに対応開始
NFT電子市場大手OpenSeaは新たにBNBチェーンのNFTに対応し始めた。
07:40
コインベースウォレット、BCHやXRPの対応停止へ
仮想通貨ウォレット「コインベースウォレット」は複数銘柄の対応停止予定を発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2022/10/14 ~ 2022/12/31
東京 東京都渋谷区宇田川町
2022/12/06 13:30 ~ 15:00
その他 京都市下京区中堂寺南町/オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧