はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Huobiレポート|7/7時点での24時間取引高、前週比-28.4%の約6.6兆円に激減

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Huobi研究所提供の業界研究レポート
7/7時点の上位100通貨全体時価総額は前週比+4.9%の約35兆円にまで増加したものの、24時間取引高は前週比-28.4%となる約6.6兆円に激減した。

仮想通貨市場 前週比

  • 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額:約$3,195億(+4.9%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨:RET(+347.6%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が下落した通貨:AOA(-17.9%)
  • 時価総額上位100通貨の7/7取引高:$605.0億(-28.4%)

仮想通貨市場

仮想通貨マーケット概況

2019/7/1〜7/7の仮想通貨市場は、時価総額上位100通貨のうち66通貨の価格が上昇した。Coinmarketcapによると、2019/7/7の時点で時価総額上位100通貨の合計時価総額は、前週比+4.9%となる約3,195億ドル(約34.8兆円)となっている。

その中でも、時価総額が最も上昇したのは+78.8%となったWaltonchain(WTC)であり、時価総額ランキングは81位にランクアップ。最も時価総額が減少したのはAurora(AOA)であり、前週比-16.3%で、時価総額ランキングは49位となった。

新たに時価総額上位100通貨にランクインしたのは、WTC((81位にランクアップ)、NET(94位にランクアップ)、CCCX(96位にランクアップ)、RET(99位にランクアップ)、NULS(100位にランクアップ)の計5通貨となっていた。

時価総額上位100通貨の中、価格が最も上昇したのは+347.6%となったRETであり、最も下落したのは-17.9%となったAOAだった。

7/7時点で、ビットコイン(BTC)の価格は、前週比+2.8%の11,451ドルとなり、イーサリアム(ETH)は前週比+2.5%の305.7ドルとなった。

図1:時価総額100位以内通貨の変動率トップ5

時価総額トップ100位通貨の取引高

7/7時点で、時価総額上位100通貨の24時間取引高は、前週比-28.4%となる605.0億ドルとなり、内22通貨の取引高が増加。更に、15通貨の取引高が20%以上増加、9通貨の取引高が50%以上増加。最も取引高が増えたのは+78.8%となったWTCだった。一方で、77通貨の取引高が減少。中には59通貨の取引量が20%以上減少、16通貨の取引高が50%以上減少となった。最も取引高が減ったのは-90.8%となったMONAだった。

図2:仮想通貨時価総額トップ100位の合計時価総額(左)と24時間の取引高(右、10億ドル単位)

上位10通貨の市場占有率、マーケットシェア

時価総額上位10通貨の時価総額が上昇した一方で、市場占有率(ドミナンス)が安定的に推移してきた。

7/7時点で、上位10通貨の時価総額は、前週比+5.1%の2,881億ドルとなり、総時価総額の87.8%を占め、前週比+0.2%となった。

ビットコイン(BTC)の市場占有率(ドミナンス)は、前週比+0.6%となる62.1%となった。

図3:時価総額上位10通貨の市場占有率(マーケットシェア)

図4:時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)の前週比比較

マイニングに関する統計

ハッシュレート

7/1〜7/7の一週間、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)と共にハッシュレートがやや上昇した。

ビットコイン(BTC)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比+4.7%の65.1EH/sとなり、イーサリアム(ETH)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比+0.5%の168.2TH/Sとなった。

図5:ビットコイン(BTC)ハッシュレートの変化

図6:イーサリアム(ETH)ハッシュレートの変化

ディフィカルティ(難易度)

7/1〜7/7の週に、ビットコイン(BTC)のマイニングディフィカルティが前週とほぼ同じレベルのままで、イーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティが少し減少した。

ビットコイン(BTC)の平均マイニングディフィカルティは前週と同じ、7.94Tのままで、イーサリアム(ETH)の平均マイニングディフィカルティは前週比-1.8%となる2,152THとなった。

図7:ビットコイン(BTC)及びイーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティ(難易度)

マイニングプールの市場占有率、マーケットシェア

ビットコイン(BTC)

7/1から7/7までに、BTCブロックチェーン上で行われたマイニングのブロック数は、前週比+4.2%となる1,163個となった。AntPoolとSlushPoolのランキングが上昇した一方で、F2Poolのランキングが下落した。

    ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率、ハッシュレートの順で記載)

  • BTC.comー241個、20.7%、16.6EH/s
  • AntPoolー144個、12.4%、8.1EH/s
  • F2Poolー135個、11.6%、7.6EH/s
  • Poolinー123個、10.6%、6.9EH/s
  • SlushPoolー105個、9.0%、5.9EH/s

図8:ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率(マーケットシェア)

イーサリアム(ETH)

7/1から7/7までの間に、イーサリアム(ETH)ネットワークで生成されたブロック数は前週比-2.0%となる45,563個となった。

    イーサリアム(ETH)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率の順で記載)

  • Ethermineー11,679個、25.6%
  • SparkPoolー11,064個、24.3%
  • F2pool_2ー5,458個、12.0%
  • Nanopoolー4,807個、10.6%
  • MiningpoolHubー2,527個、5.6%

図9:ETHにおけるマイニングプールの市場シェア

アクティビティデータ

ビットコイン(BTC)

7/1〜7/7の週に、ビットコイン(BTC)のブロックデータサイズが減少したけれども、ブロック毎のトランザクション平均数が増加した。

blockchain.infoによると、7/1から7/7までの間にビットコイン(BTC)のブロックデータの平均サイズは前週比-7.3%の1.14MBとなり、ブロック毎のトランザクション平均数は前週比+1.6%となる2,211回となった。

図10:ビットコイン(BTC)のブロックデータ及びトランザクション平均数

イーサリアム(ETH)

etherchainによると、イーサリアム(ETH)のブロック毎のトランザクション平均数は前週比-5.2%となる123.0回となった。イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズは前週比+1.4%の25,236bytesとなった。

図11:イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズ及びトランザクション平均数

Huobiについて

Huobi は2013年の創業以来、顧客数·取引量共に世界トップレベルの取引所として、130か国以上のお客様にサービスを展開してきております。

2018年、BitTrade(仮想通貨交換業者関東財務局第00007号)を傘下に安心・安全・顧客本位の金融サービスを日本の顧客に提供いたします。

Huobi研究所

Huobi研究所は、仮想通貨取引所を運営しているHuobiグループによって2016年4月に設立され、2018年3月に、ブロックチェーン分野における技術開発・業界調査分析・応用研究・コンサルティングを目的とした、より高度な組織へ発展を遂げました。

また、経済、金融、AI、法律等様々な分野に精通する人材を多く抱えている他、世界のあらゆるブロックチェーンに関する学術団体や大学、研究施設と提携しており、Huobi研究所の所長を務める袁煜明(Hubery Yuan)氏は、元産業保安研究所の副院長兼TMT(テクノロジー・メディア・通信業界)主席アナリストを務めた人物であり、New Fourtune社から「ベストアナリスト賞」を受賞しております。

また、同研究所はブロックチェーン分野の研究基盤を構築し、業界に対してより明確に根拠のある理論や研究成果を提供する事で、業界及び産業の発展を促進する事を目指しております。

Huobi研究所の理念として、「ブロックチェーンのエコシステムを構築し、より良い未来に貢献する事」を掲げております。

Huobi Japan公式アカウント

Twitter:https://twitter.com/HuobiJapan?lang=ja

Telegram:https://t.me/huobijapanofficial?utm_source=Telegram

Facebook:https://www.facebook.com/HuobiJapan/

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCpWnfmrT6qyTtkdgZJgNn4w/

※注意事項

今回の記事はあくまで、調査レポートを元にCoinPostの考えを述べたもので、仮想通貨の値上がりを保証するものや、投資を奨励するものではございません。

仮想通貨への投資の際は、価格変動リスク、信用リスク、流動性のリスク等、リスクを確認した上、ご自身の責任の下で投資を行いましょう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

Huobiレポート|Githubコミュニティでイーサリアムのコード更新が頻繁に(12/12〜12/19)
世界有数のHuobi研究所提供。1000BTC以上の大口取引は、前週1143回から1037回へと微減。Githubコミュニティでは、ETHのコード更新が頻繁に行われており、3週連続で大量の更新があった。
「休眠状態のビットコイン」数量と相場の相関性を考察|Huobi研究所が10年間のBTCデータを分析
Huobi研究院のデータによると、永久紛失したBTCは大凡200万〜300万があり、BTCトータル数量の12%〜18%だと予測されている。BitcoinTalkから見れば、10年間に渡り、bitcoinがヒットワードランキングのトップ1となった。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/13 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETHの企業購入増加やXRPLの約300億円の資産トークン化計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン最高値1700万円突破 さらなる相場の上昇余地見込めるか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインが過去最高値を更新し1700万円を突破。米FOMC議事要旨による利下げ期待の高まりと、DeFi規制緩和発表が相場を押し上げた。来週の米「クリプトウィーク」では重要法案の審議が控える一方、6月CPIの発表でインフレ再燃リスクにも注意が必要。bitbank長谷川アナリストが市場動向を詳細解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ビットコインの最高値更新に高い関心
今週は、イーロン・マスク氏による新政党での仮想通貨ビットコイン支持示唆、14年間休眠していたビットコインの動向、ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン関連投稿に関するニュースが最も関心を集めた。
07/12 土曜日
14:00
テザーUSDT、5ブロックチェーンでサービス終了へ 9月1日から償還停止
世界最大のステーブルコイン発行企業テザー社が、アルゴランドやビットコインキャッシュなど5つのレガシーブロックチェーンでのサービス終了を発表。9月1日から償還停止。
13:15
ビットコイン上昇の背景に「大きく美しい法案」=The Kobeissi Letter
アナリストが米トランプ政権の「大きく美しい法案」が仮想通貨ビットコイン上昇の背景にあると分析した。米ドル下落と歩調を合わせてビットコインは過去最高値に到達したと指摘する。
11:32
NYSE上場DDC、アニモカブランズと1億ドル規模ビットコイン戦略提携発表
NYSE上場のDDCエンタープライズがアニモカブランズと1億ドル規模のビットコイン戦略提携を発表。企業の仮想通貨準備金戦略の新たな枠組みを構築し、収益最大化を目指す。
10:40
アーサー・ヘイズがアルトシーズン到来を予想 その背景は?
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏がビットコイン史上最高値更新を受けて強気転換。イーサリアム主導のアルトシーズン到来を予想し、投資ファンドで積極投資を再開。
10:10
イーサリアム、「世界最大のZKアプリ」に メインネットにゼロ知識証明を導入へ
イーサリアム財団が1年以内にメインネットへzkEVMを導入するロードマップを発表した。ゼロ知識証明技術でスケーラビリティとプライバシー保護を強化する計画である。
09:40
カリフォルニア州仮想通貨決済法案、ビットコイン除外でステーブルコインに限定
カリフォルニア州のAB1180法案が上院委員会で修正され、ビットコインなど仮想通貨を除外しステーブルコインのみの決済受け入れに変更。可決されれば2029年施行予定となる。
09:00
ATH更新のビットコイン、今後の価格はどうなる?【価格予測まとめ】
ビットコインが史上最高値を更新する中、スタンダード・チャータード銀行、ARKインベストなど主要機関・専門家による2025年末〜2030年の価格予測をまとめた。
08:30
グレースケール、仮想通貨投信のETF申請は「自動承認された」と主張
グレースケールが米SECによる仮想通貨ファンドETF化承認停止に反発。240日期限切れによる自動承認を主張し、投資家への損害を指摘。
07:30
イーサリアム、5カ月ぶりに3000ドル突破
仮想通貨イーサリアムの価格は節目となる3,000ドルを約5カ月ぶりに突破した。価格上昇の要因には、ETFへの資金流入や企業購入の増加などが挙げられる。
07:10
ビットコイン11.8万ドル突破も売り圧力低下、長期保有者は静観か=グラスノード
仮想通貨ビットコインが史上最高値11万8000ドルを更新する中、取引所流入量は2015年以来最低水準に。グラスノードとクリプトクアントが売り圧力減少の実態を分析。
06:20
Upexi、2億ドル調達でソラナ保有量を165万SOLに拡大予定
ナスダック上場のeコマース企業ウペクシが2億ドルの私募調達を発表。ビッグブレイン・ホールディングスが主導し、ソラナ保有量を73万6000枚から165万枚に倍増へ。
05:55
シャープリンク、イーサリアム財団から1万ETH直接購入
ナスダック上場のシャープリンク・ゲーミングが、イーサリアム財団から1万ETH(約37億円)を直接購入。同社のETH保有量は215,634枚となり、世界第2位の企業保有量を拡大。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧