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イーサリアム、ステーキング数量が過去最大規模に 供給量の約30%

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステーキング数量が増加

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)でステーキングされている数量が、過去最大数量を更新している。

イーサリアムは価格だけでなく、最近はステーキングに関する動向も注目を集めている。ステーキングの数量や希望者が増加する背景には、ETFや財務企業によるステーキング需要の高まりがあるとの声が上がった。

ステーキングとは

仮想通貨を預け入れ、ネットワークの運用に貢献することで報酬が得られる仕組みのこと。

以下のグラフが、「Ethereum Validator Queue」が提供しているデータで、青線がステーキングされたイーサリアムの数量の推移を表している。13日には一時的に数量が減少したが14日に3,589万1,577ETHに増加して最大数量を更新した。

出典:Ethereum Validator Queue

なお、赤線は供給量の内でどのくらいの数量がステーキングされているかの割合の推移を示している。14日時点では、供給量の内29.57%がステーキングされていることがわかる。

ステーキングの動向が注目される理由の1つは、ロックされるイーサリアムが増えると売り圧が減少して、イーサリアムの価格に上昇圧力がかかりやすくなるためである。また、価格が上昇すれば、ステーキング需要が高まるという好循環も生まれやすくなる。

先週には、ステーキングの退出を待つイーサリアムの数量がゼロになったことも注目を集めた。

関連:機関投資家需要の復活か イーサリアム、ステーキングの退出待ちがゼロに

需要の背景

ステーキング需要の高まりの背景にある米国のイーサリアム現物ETFは、2024年のローンチ当初はステーキングをしない仕組みだった。これは、上場審査において証券性の懸念を回避するための対策とみられている。

一方で、仮想通貨に肯定的なトランプ政権の規制緩和などの影響で、現在は仮想通貨ETFでステーキングを行うようになっており、最近では実際に報酬も分配されている。先週は、グレースケールに続いて21シェアーズがイーサリアム現物ETFのステーキング報酬の分配を発表した。

関連:21シェアーズがイーサリアムETFのステーキング報酬を分配、グレースケールに続く事例

また、イーサリアムの財務企業において、買い増しだけでなくステーキング運用している事例も確認されており、この需要がステーキング数量の増加につながっている可能性も指摘されている。

例えば、企業として最大規模のイーサリアムを保有するビットマインは12日、ステーキング数量が125万6,083ETHに増加したことも発表した。

関連:ビットマイン、ETH保有量が416.8万に到達 仮想通貨・現金総額は約2.2兆円

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