はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

JR東日本、Suicaデータ活用のブロックチェーンアプリ「JRE WALLET」発表 ZEPETOらと連携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「JRE WALLET」発表

JR東日本は10日、世界5億人以上のユーザーを持つ韓国発のメタバース「ZEPETO」や、カルビー、みずほ銀行、日本生命など大手8社との包括的な提携を発表した。2025年1月10日より、ブロックチェーン技術を活用したアプリ「JRE WALLET」を立ち上げ、Suicaの利用データを基盤とした新規事業を展開する。

この取り組みは、同社の10年先を見据えた中長期成長戦略「Beyond the Border」の中核を成す。Suicaを単なる決済手段から、生活プラットフォームへと進化させる狙いだ。例えば、山手線全駅の利用でゲーム内デジタル報酬を獲得できるなど、実際の移動データとデジタルサービスを連動させた新しい体験の提供を目指す。

jre-wallet-service

出典:JR東日本

第一弾として、2025年2月からZEPETOで鉄道テーマのバーチャル空間を展開。続いて3月には、カルビーと共同で「推し路線総選挙」を実施し、得票数の多かった路線をモチーフにした限定商品の開発も計画している。さらに、みずほ銀行との地域創生プロジェクトでは、会津地域での地域通貨「会津財布」との連携を通じて、地域経済の活性化を図る。

利用者の同意に基づくデータ活用も特徴だ。日常的な移動パターンや購買履歴を分析し、日本生命との保険サービスのパーソナライズ化や、エキナカ店舗でのお得な情報提供など、個々のライフスタイルに合わせたサービス展開を予定している。

特に、10代から20代を中心に人気の高いZEPETOとの提携による若年層へのリーチ拡大や、実店舗を持つカルビーとの連携による消費行動データの活用に期待が集まっている。

「みんなのトレインタウン」 事前キャンペーン開始

出典:JR東日本

なお、JR東日本は12月10日から事前キャンペーンを開始。2025年1月10日の「JRE WALLET」アプリリリース後、3月20日までの期間限定で、アプリダウンロード者全員にリリース記念デジタルアイテムを配布する。これらのアイテムは、新プラットフォームの特徴である企業間連携サービスで活用できる仕組みとなっている。

関連:JR東日本、世界初のメタバース・ステーション「Virtual AKIBA World」オープンへ

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:40
イーサリアム証券論争とXRP訴訟の裏側、SECの内部文書が明らかに
SECの内部文書が米コインベースにより公開され、イーサリアムやXRPの証券性判断をめぐって当局が抱える不確実性が露呈した。主要仮想通貨企業に対して、執行による規制を強行したSECの舞台裏は脆いものだったようだ。
13:00
AIとステーブルコインが変える決済の未来、コインベースが「x402」を発表
コインベースが新オープンソース決済プロトコル「x402」を発表。HTTP 402を活用しステーブルコインによる決済レイヤーを実現へ。
12:00
ビットコイン上昇で10万ドル復帰圏内に、アリゾナ州の仮想通貨準備金設立など追い風
ビットコインが98,000ドル付近で推移する中、アリゾナ州が米国で2例目となる仮想通貨準備金を設立発表した。FOMCは政策金利据え置きを決定するも、パウエル議長の関税警戒発言で利下げ観測が後退した。
11:20
イーサリアム、価格回復の壁は? Cryptoquant分析
Cryptoquantの分析によると、イーサリアムがビットコインに対して極度の割安水準に達するも、供給増加・手数料バーン減少・ネットワーク活動停滞・投資家需要減退という構造的課題が回復を阻む。過去の反発パターンと異なる市場環境を分析。
11:00
Sui基盤のWeb3ゲームXOCIETY、アディダスとのコラボ発表
仮想通貨Suiのブロックチェーン基盤のWeb3ゲームXOCIETYは、adidasとのコラボを発表。限定NFTボックスがリリースされることが報じられている。
11:00
米Stripe、AI決済基盤モデルとステーブルコイン金融口座を発表
米オンライン決済大手Stripeが、新たにAI基盤モデルとステーブルコイン金融口座を発表した。また、Stripe傘下となったBridgeはVisaとステーブルコイン決済で提携している。
10:15
ビットコイン、利確急増も毎日10億ドル超えの純流入──Glassnode
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートを発行。価格の反発により含み益で保有されるBTCが増加している一方、今後のボラティリティが過小評価されている可能性も指摘した。
10:05
アリゾナ州初、仮想通貨準備金法案成立 ニューハンプシャー州に続き
アリゾナ州が仮想通貨準備金法案を成立させ、ビットコイン保有の可能性が広がる。ニューハンプシャー州も昨日デジタル資産投資を認可した。
08:25
企業のビットコイン非保有は「無責任」、億万長者投資家ティム・ドレイパー
億万長者投資家ティム・ドレイパーが企業のビットコイン保有を強く推奨。2025年末に25万ドル到達を予測し、ビットコイン完全運用のファンド構想も発表した。
07:35
米銀行への仮想通貨規制緩和、顧客指示での売買など可能に
米通貨監督庁(OCC)が国法銀行と連邦貯蓄金融機関による仮想通貨カストディサービスの範囲を明確化。顧客指示による仮想通貨の売買や第三者へのサービス委託が正式に認められ、3月の「評判リスク」調査終了と合わせて規制緩和の動きが加速。
07:15
ブータン、国家の観光決済にバイナンスペイ導入
バイナンスは、ブータンがBinance Payを国家の観光産業の決済システムに導入したと発表。ユーザーはBNBやビットコインなど100種類以上の仮想通貨を旅行で利用できる。
07:00
米金融大手キャンター、ビットコイン関連のストラテジーに資産の約40%集中投資 4Qデータ
米証券大手キャンター・フィッツジェラルドが保有株式の約40%をビットコイン保有企業ストラテジーに集中投資していることが判明。ラトニック米商務長官がCEOだった会社が示した大胆な投資戦略と、息子ブランドン氏率いる新会社による4.2万BTCの取得計画が市場に与える影響に注目が集まる。
05:55
「5月は売らずに保有せよ」K33がビットコインの夏相場を強気予測
K33のアナリストが伝統的格言「セル・イン・メイ」に反し「5月に保有して留まれ」戦略を推奨。トランプ大統領の戦略的ビットコイン準備金創設など仮想通貨政策が追い風となり、夏相場に向けビットコインの相対的強さが予想される。
05:35
イーサリアム、マージ以来最大のアップグレードを実装完了
仮想通貨イーサリアムがメインネットで歴史的アップグレード「ペクトラ」を実装。2022年のマージ以来最重要とされるこの更新は、EIP数で史上最大規模となった。
05/07 水曜日
18:15
ビットコイン特化型施設「Tokyo Bitcoin Base」がオープン サトシ・ナカモト像のお披露目も 
東京・四谷にビットコイン特化型施設「Tokyo Bitcoin Base」がオープンした。4階建て1300平米の空間に、サトシ・ナカモト像が設置され、シェアオフィスやイベントスペースを備えたビットコイナーの交流拠点および教育施設としての役割を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧