
アディダスとコラボ
暗号資産(仮想通貨)Sui(SUI)のブロックチェーンを基盤にするWeb3シューティングゲーム「XOCIETY(ソサエティ)」は6日、大手スポーツブランド「adidas(アディダス)」とコラボすることを発表した。
adidasのWeb3関連プロジェクト「ALTS by adidas」から着想を得た服やスキンをXOCIETY内で利用できるようにする計画。なお、コラボの詳細は今後公表していくと説明している。
スキンとは
ゲームにおけるスキンとは、キャラクターやアイテムの外見を変更するためのカスタマイズ要素のこと。例えば、キャラクターの服がスキンに該当する。
ALTS by adidasは、アイデンティティやPFP(プロフィール画像)に関するadidasのプロジェクト。これまで、同名の20,066種類のデジタルアバターをNFT電子市場「OpenSea」で販売したり、「Bored Ape Yacht Club」らとコラボレーションしてNFTをリリースしたりしてきた。

出典:XOCIETY
今回のXOCIETYとのコラボは、オンチェーンゲームと没入感があって遊べる世界の交点における「デジタルアイデンティティ」「クリエイティビティ」「イノベーション」という共通の価値観に基づいて行われるとXOCIETYは説明した。
なお、仮想通貨メディア「Decrypt」によれば、5月16日にゲーム用のスキンなどを含む限定のNFTミステリーボックスがローンチされる模様。adidasの服やアクセサリー、株式の役割を果たすXCSトークンなどが含まれ、数量は2,600個で、1個の価格は129ドル(約1万9,000円)だと報じている。
また、それぞれの服のセットには個別にレア度が設定されているという。
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XOCIETYの概要
XOCIETYはWeb3技術を採用してゲームを再定義しようとしているプロジェクト。ゲームと所有権を深く結びつけていることが特徴で、ロールプレイングゲームの要素も含んでいる。
また、「XOCIETY Corporate Shares(XCS)」という所有システムを導入していることも大きな特徴。XCSは、特定のアイテムを所有していることでXOCIETYの利益を共有してもらえることなどを可能にするシステムである。
XOCIETYは、今回のadidasとのコラボではXCSが重要な役割を果たす計画だと説明した。
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