Boba Network(BOBA)の概要
Boba Network(ボバネットワーク:BOBA)は、21年9月にOMG財団のコアコントリビュータEnya.aiがローンチしたブロックチェーン。
イーサリアムのレイヤー2ソリューションであるBoba Networkは、Optimistic Rollup(オプティミスティック・ロールアップ)の技術を活用し、スマートコントラクトの拡張性を高めつつ、シームレスなユーザー体験の提供を目指す。
オプティミスティック・ロールアップ(ORU)というイーサリアムのスケーリングソリューションは、L2チェーンからイーサリアムのL1ネットワークへの非代替トークン(NFT)の迅速な転送を可能にするブリッジ機能などを持ち、安価な取引手数料と高速な取引を可能とする。
BOBAトークン
Boba Networkのメインネットをサポートするため、OMG財団はプラットフォームの新ガバナンストークンである「BOBA」をリリース。
BOBAトークンは、Boba DAOのガバナンスに使用され、コミュニティの取り組みやネットワークの将来の方向性の決定において活用される。
各BOBAトークンホルダーは、トークン1枚につき1票を得る仕組みとなっており、トークン保有者はガバナンスガイドラインに基づき、DAO上の提案の提出、投票、投票権の委譲を行うことができる。
また、Boba NetworkにステークしているBOBAトークンのユーザーは、コミュニティによって管理されるオンチェーンでの分配を通じて、ネットワークが得るトランザクション料金の一部も受け取ることが可能。
BOBAトークンは、OMGトークンをBoba Networkにブリッジしている、既存のOMGトークン保有者に対するエアドロップが実施されている。
日本上場
22年3月14日には、暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクに上場。国内で初めてBOBAトークンの取扱いおよびレンディングサービスが開始されている。