はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ボバネットワーク、ガス代をBOBAトークン支払いで割引適用へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BOBAのユーティリティ

ボバネットワーク(BOBA)は10日、ガス代の支払いに2つのトークンを採用したことを発表した。さらに、暗号資産(仮想通貨)BOBAによるガス代の支払いに25%の割引が適用される。

ボバネットワーク(BOBA)はイーサリアムのスケーラビリティ問題の解決を目指すレイヤー2ソリューションを提供するプロジェクト。イーサリアムより安価で高速な取引体験を提供する。

最新の改良により、BOBAトークンはネットワーク上の全てのフィーの支払いに使用可能となった。これまでBOBAトークンのユースケースは、BOBA DAOへのガバナンス投票・委任やステーキング、スマートコントラクトの起動などに限られ、ガス代の支払いにはイーサリアム(ETH)のみが使用されていた。

ガス代とは

イーサリアムなどのブロックチェーン取引を行う際に発生するネットワーク手数料のこと。トークンの送信、DeFiの各種機能、価格オラクルの利用など全てのトランザクションで必要となる。

より複雑なスマートコントラクトほどより多くのガス代を要するほか、手数料の高い取引から優先して処理されるため、ネットワークが混雑するとガス代が高騰することがある。

▶️仮想通貨用語集

手数料の支払いに2つのトークン

発表によれば、ボバネットワークは手数料オプションに2トークン制(ETH、BOBA)を導入する最初のレイヤー2ソリューションとなる。

イーサリアムのレイヤー2を初めて使用する際、ユーザーはL1からL2にトークンを送信する際にL1でETHでガス代を支払う必要がある。イーサリアム・ネットワークからL2へETHを移し、そのままL2上でもETHをガス代の支払いに使用できるボバネットワークの特徴は、特に開発者にとって利点があった。

ガス代の支払い手段が増えたため、新規ユーザーはBOBAをL2にブリッジするだけでdApps等の利用が可能になる。デフォルト設定はETHだが、希望するユーザーはドロップダウンメニューからフィートークンを選択できる。また、BOBAを使用したガスコストは25%割引になる。

出典:Boba Network

ボバネットワークのネイティブトークンである「BOBA」は、21年11月12日時点の仮想通貨オーエムジー(OMG)の保有者に対してエアドロップされた。日本では仮想通貨取引所ビットバンクが22年3月にBOBAの取扱いを開始している。

関連:bitbank、ボバネットワーク(BOBA)の取扱い開始 国内初

21年4月にボバネットワークは、シリーズAで約1,900億円の評価価値として、55億円を調達完了を明らかにしていた。

関連:イーサリアムL2のボバネットワーク(BOBA)、55億円調達

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/08 土曜日
13:55
JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガンが第3四半期にブラックロックのビットコインETFを207万株追加し、保有総数は528万株となった。6月から64%増加。
13:30
イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか
仮想通貨イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加している。The Blockが長期視点の投資家増加が示唆されると指摘した。ステーブルコインのインフラとしての期待も高まっている。
11:30
「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート
CryptoQuantが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインが10万ドル付近の重要サポートレベルで推移していると指摘した。複数の指標から現在の状況を分析している。
11:20
ストラテジー、STRE優先株を1株80ユーロで価格設定 1100億円調達予定
ストラテジーが10%利回りのSTRE優先株を1株80ユーロで発行し、7億1500万ドルを調達する予定。当初計画の2倍超となる775万株を発行し、資金はビットコイン取得に充てられる見込みだ。
10:12
ビットコイン再び10万ドル割れ、USDXデペッグがDeFiに波及し信用不安広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5日以来、再び一時10万ドルを割り込んだ。ステーブルコイン「USDX」の担保不足によるデペッグ(乖離)が複数のDeFiプロトコルに波及し、市場全体に信用不安を広げた。
09:50
トランプメディア、第3四半期に84億円の赤字、保有ビットコインの価値は73億円減
トランプメディアが第3四半期に5480万ドルの純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。保有ビットコインの価値は4800万ドル減少したが、オプション収入で1530万ドルを獲得。
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。
11/07 金曜日
18:34
金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も
金融庁は7日の第5回金融審議会で、暗号資産レンディング事業を金商法の規制対象とする方針を示した。年利10%台のサービスで利用者がリスクを負う一方、事業者に管理義務がない点が問題視された。
18:16
米証券大手チャールズ・シュワブ、2026年に仮想通貨取引開始へ
米証券大手チャールズ・シュワブが2026年上半期にビットコインとイーサリアムの現物取引を開始。顧客資産約1800兆円を持つ同社の参入で仮想通貨市場の主流化が加速へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧