コスモス(ATOM)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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10/14 (金)
コスモス通信規格IBCに重要な脆弱性、14日にアップグレードへ
異なるブロックチェーンの相互運用実現を目指すコスモスにて、ブロックチェーン間通信プロトコル「IBC(Inter-Blockchain Communication)」に重要な脆弱性が検出された。
CoinPost
09/28 (水)
ソラナVM利用のロールアップを開発する企業Eclipse、13億円調達
ソラナ財団やコスモスから支援 ソラナバーチャルマシン(VM)を利用したロールアップ技術を開発するEclipseは27日、シードラウンドで13億円(900万ドル)を調達したことを…
CoinPost
09/27 (火)
コスモス(ATOM)のリニューアル構想「ATOM 2.0」が公開
相互運用性に関する課題解決を目指すコスモスブロックチェーン、及び仮想通貨ATOMに関するリニューアルプランが浮上した。
CoinPost
08/05 (金)
コスモスのステーキングプロトコルStride、約9億円を資金調達
ブロックチェーン、コスモス向けのプロトコルStrideは、シードラウンドで約9億円を資金調達したことを発表した。リキッド・ステーキングを同チェーンに導入する。
CoinPost
07/02 (土)
コスモス開発IgniteのCEOが辞任、社員の半数離職か
仮想通貨コスモス(ATOM)のエコシステムの開発企業IgniteのCEO、Peng Zhong氏が辞任した。また、約140人在籍したIgniteのスタッフの50%以上が離職しているという。
CoinPost
06/29 (水)
コスモスでセキュリティ共有機能を実装へ、DeFi奨励プログラムを投票
コスモス上で、3ヶ月以内に「インターチェーン・セキュリティ (ICS)」という新機能が導入されることが明らかになった。ICSのインセンティブプログラムの実施判断について投票が進行している。
CoinPost
06/07 (火)
GMOコイン、5銘柄の現物取引開始へ
国内仮想通貨取引所GMOコインは7日、5銘柄の現物取引を開始する予定を発表した。
CoinPost
05/26 (木)
トークンブリッジ「Wormhole」、Cosmosエコシステムに対応
異なる仮想通貨の互換性技術を開発するWormhole(ワームホール)は26日、コスモス(ATOM)のエコシステムに対応することを発表した。
CoinPost
05/22 (日)
クリプトBAR第12夜 DAOの普及は確定した未来 株式会社CauchyE代表 CEO 木村優氏来店【CONNECTV】
今夜のクリプトBARには、ホワイトッハッカーでもある、株式会社CauchyE代表 CEO 木村優氏が来店。クリプトBAR第11夜開店。
CoinPost
04/28 (木)
Dragonflyの840億円仮想通貨ファンド、米名門大なども参加
仮想通貨投資企業Dragonfly Capitalは27日、新規大型ファンドで840億円を調達したことを発表した。
CoinPost

COSMOS(ATOM)の概要

ブロックチェーンのスケーラビリティ、インターオペラビリティの解決を目指すCosmos Network(コスモス・ネットワーク)は、Tendermint(テンダーミント)社によって開発されている。

Cosmosのブロックチェーンは「コスモスハブ」と呼ばれ、このエコシステム上で取引されるネイティブ・トークンは「ATOM」と呼ばれる。ATOMは、手数料の支払い、ステーキング、ガバナンスで使用される。

コスモスハブでは、Proof of Stake(PoS)コンセンサスアルゴリズムをベースに、デリゲーター(Delegator)と呼ばれる仕組みを採用している。

このシステムでは、トークンの保有者に対し、その保有量に応じた投票権が与えられる。トークン保有者は自身が推薦するノードに投票することで、ブロック生成の権利を委任(Delegate)できる。コスモスの場合、自身のトークン保有量と他のトークン保有者から委任された票の合計上位125位までのノードが、ブロック生成に参加できる仕組みとなっている。

3つの主な特徴

「インターネット・オブ・ブロックチェーン」をコンセプトに掲げるCosmosは、IBCという通信規格を用いて、異なるブロックチェーン同士をつなげて相互に運用・拡張するシステムの構築を目指している。

1. 互換性のないブロックチェーンをつなぐ

Cosmosは、コスモスハブに接続する「Zones」を使うことで、各ブロックチェーンアプリケーションに接続することができる仕組みを構築している。

2. スケーラビリティ問題を解決する

Cosmosは、ブロックチェーン同士を接続し、相互運用性によって負荷を軽減することで、スケーラビリティ問題を解決できるとしている。

3. ブロックチェーンを簡単に作成・使用できる

Cosmosは、「Cosmos SDK」と呼ばれるブロックチェーン開発ツールを一般に無料で公開している。このツールを使えば、開発者は誰でもゼロからブロックチェーンを作成できる。また、作成したブロックチェーンは、Cosmos上で相互運用できるようになっている。

Cosmosでは「Ethermint(イーサミント)」と呼ばれるEVM(イーサリアム仮想マシン)ツールが提供されており、これにより作成したブロックチェーン上でスマートコントラクト機能を実行できるようにもなる。

その他

2020年3月、トヨタ自動車は、中古車販売に関するデータをブロックチェーン技術で連携させること、そしてそのブロックチェーン(サイドチェーン)にCosmosの技術を使用することを発表している。

日本国内の仮想通貨取引所では、GMOコインでATOMを購入することができる。