コスモス(ATOM)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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11/27 (月)
コスモスコミュニティ、ATOMのインフレ率を10%まで引き下げる提案を承認
仮想通貨コスモスのコミュニティは、ATOMのインフレ率を10%に引き下げる提案を承認した。これに伴いステーキング利回りも下降することになる。
CoinPost
11/08 (水)
開発環境改善へ、コスモスのEVMチェーン「Evmos」の構成変更と移行計画
コスモスのdApps開発プラットフォームEvmosは、2024年第3四半期までに構成を変更し、コスモス形式のトランザクションは廃止して、イーサリアム形式のトランザクションのみで動作する方針を打ち出した。
CoinPost
10/19 (木)
SBIVC、ステーキングサービスで「ブランド肉」プレゼントキャンペーン開催
仮想通貨交換業者のSBI VCトレードは、ステーキングサービスのプレゼントキャンペーンを発表。キャンペーンはすでに開始しており、23年11月30日までが対象期間となっている。
CoinPost
05/24 (水)
EclipseがIBC対応ロールアップ「Cascade」を紹介、チェーン間資産移動のセキュリティを強化
ロールアップ技術プロバイダーであるEclipseは、IBC通信規格の重要性を解説し、初のIBC対応ロールアッププロジェクト「Cascade」について紹介した。IBCは仮想通貨コスモスのエコシステムで59のネットワークで導入されている。
CoinPost
05/19 (金)
Cosmosエコシステムに再ステーキングを導入、「Mesh Security」を共同開発へ
Cosmos(ATOM)エコシステムで、仮想通貨の「再ステーキング」の導入に向けた取り組みがスタートした。「Mesh Security」は、CosmosSDKで構築された各ブロックチェーン間での相互保護を可能にすることで各チェーンのセキュリティを強化するねらい。
CoinPost
05/13 (土)
ATOMトークンの実用性拡大へ コスモス、セキュリティ共有を開始
仮想通貨コスモスのプロジェクトは、セキュリティ共有の仕組みReplicated Securityが稼働を開始したと発表。スマートコントラクト機能を提供するConsumer Chainがローンチした。
CoinPost
03/31 (金)
ソラナのアプリをコスモスに展開、新ソリューションがパブリックテストネットにリリース
L1ブロックチェーンプロジェクトInjectiveは、ロールアップソリューションCascadeをパブリックテストネットにリリース。Cascadeの利用で、ソラナのアプリをコスモスに展開しやすくなる。
CoinPost
10/14 (金)
コスモス通信規格IBC使用に重要な脆弱性、14日にアップグレードへ
異なるブロックチェーンの相互運用実現を目指すコスモスにて、ブロックチェーン間通信プロトコル「IBC(Inter-Blockchain Communication)」に重要な脆弱性が検出された。
CoinPost
09/28 (水)
ソラナVM利用のロールアップを開発する企業Eclipse、13億円調達
ソラナ財団やコスモスから支援 ソラナバーチャルマシン(VM)を利用したロールアップ技術を開発するEclipseは27日、シードラウンドで13億円(900万ドル)を調達したことを…
CoinPost
09/27 (火)
コスモス(ATOM)のリニューアル構想「ATOM 2.0」が公開
相互運用性に関する課題解決を目指すコスモスブロックチェーン、及び仮想通貨ATOMに関するリニューアルプランが浮上した。
CoinPost

COSMOS(ATOM)の概要

ブロックチェーンのスケーラビリティ、インターオペラビリティの解決を目指すCosmos Network(コスモス・ネットワーク)は、Tendermint(テンダーミント)社によって開発されている。

Cosmosのブロックチェーンは「コスモスハブ」と呼ばれ、このエコシステム上で取引されるネイティブ・トークンは「ATOM」と呼ばれる。ATOMは、手数料の支払い、ステーキング、ガバナンスで使用される。

コスモスハブでは、Proof of Stake(PoS)コンセンサスアルゴリズムをベースに、デリゲーター(Delegator)と呼ばれる仕組みを採用している。

このシステムでは、トークンの保有者に対し、その保有量に応じた投票権が与えられる。トークン保有者は自身が推薦するノードに投票することで、ブロック生成の権利を委任(Delegate)できる。コスモスの場合、自身のトークン保有量と他のトークン保有者から委任された票の合計上位125位までのノードが、ブロック生成に参加できる仕組みとなっている。

3つの主な特徴

「インターネット・オブ・ブロックチェーン」をコンセプトに掲げるCosmosは、IBCという通信規格を用いて、異なるブロックチェーン同士をつなげて相互に運用・拡張するシステムの構築を目指している。

1. 互換性のないブロックチェーンをつなぐ

Cosmosは、コスモスハブに接続する「Zones」を使うことで、各ブロックチェーンアプリケーションに接続することができる仕組みを構築している。

2. スケーラビリティ問題を解決する

Cosmosは、ブロックチェーン同士を接続し、相互運用性によって負荷を軽減することで、スケーラビリティ問題を解決できるとしている。

3. ブロックチェーンを簡単に作成・使用できる

Cosmosは、「Cosmos SDK」と呼ばれるブロックチェーン開発ツールを一般に無料で公開している。このツールを使えば、開発者は誰でもゼロからブロックチェーンを作成できる。また、作成したブロックチェーンは、Cosmos上で相互運用できるようになっている。

Cosmosでは「Ethermint(イーサミント)」と呼ばれるEVM(イーサリアム仮想マシン)ツールが提供されており、これにより作成したブロックチェーン上でスマートコントラクト機能を実行できるようにもなる。

その他

2020年3月、トヨタ自動車は、中古車販売に関するデータをブロックチェーン技術で連携させること、そしてそのブロックチェーン(サイドチェーン)にCosmosの技術を使用することを発表している。

日本国内の仮想通貨取引所では、GMOコインでATOMを購入することができる。