アイオタ(IOTA)|投資情報・リアルタイム価格チャート

ニュース 基礎情報 関連記事
10/28 (水)
日本で進むIOTA分散型台帳技術の活用
ブロックチェーン等の研究・開発に注力する非営利組織「IOTA財団」が、日本の経済産業省所管の独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」が資金提供するプロジェクトに加わったことを発表した。
CoinPost
08/11 (火)
仮想通貨IOTA、ネットワーク1.5へ 「Chrysalis」来週中にもメインネット・ローンチ
IOTAが来週中にメインネット上でChrysalis(IOTA 1.5)の第1フェーズを開始する予定であることが判明。IOTA 2.0への移行をスムーズに行うための中間段階に位置付けられる。
CoinPost
08/06 (木)
バイナンスに新たな法定通貨ペア、XRP/AUDや韓国ウォンのステーブルコインなど
仮想通貨取引所バイナンスが複数銘柄アルトコインの法定通貨取引ペアの追加を発表した。XRPやBNBも対象となる。
CoinPost
06/22 (月)
新型コロナ危機で加速するブロックチェーン開発:感染状況把握から脱ハンコまで
新型コロナ危機に対応する解決策としてブロックチェーンの活用が加速している。健康状態や感染状況の管理から新しい生活様式に対応するものまで様々な事例がある。
CoinPost
06/22 (月)
仮想通貨の個別銘柄、日本と世界で関心度に大きな温度差─ビットコイン・イーサリアム・XRP(リップル)の現在
国別の関心度データを分析したBlockchaincenter.netの「Cryptocurrency World Map」を元に、世界の仮想通貨関心度を読み解く。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)の関心度は、国別に異なる?
CoinPost
06/10 (水)
仮想通貨IOTAで新ノードソフトウェア「Hornet」発表、非中央集権ネットワーク補完へ
仮想通貨IOTAが新ノードソフト「Hornet 0.4.0」を発表。新機能が追加され、本来欠如していた非中央集権的ネットワークが補完される。
CoinPost
02/14 (金)
激しく攻防するビットコイン(BTC)、Ripple社上場思惑などXRP上昇要因に3つの材料|仮想通貨市場
仮想通貨市場ではBitMEXの無期限先物「XRP/USD」でフラッシュクラッシュが発生するも、リップル現物は抵抗帯を上放れ堅調に推移、直近材料が後押しした。一方、ビットコイン(BTC)は近年稀に見る乱高下を見せる。
CoinPost
12/26 (木)
バイナンス米国、ベータ版アンドロイドアプリ公開 スマホの仮想通貨サービスを拡大
バイナンスの米国パートナー取引所「Binance.US」はアンドロイドアプリのベータ版も公開。 先日リリースしたiOS版アプリと合わせて98%の米スマホ市場をターゲットに。
CoinPost
12/19 (木)
バイナンス米国、アップルユーザーへ仮想通貨サービス展開へ iOSベータ版公開
バイナンスの米国パートナー取引所「Binance.US」はiOSアプリのベータ版を公開。米国でスマホ利用者の45%を占めるiphoneユーザーへの導入で、サービス普及への足がかりに。
CoinPost
03/27 (水)
世界最大級の投資アプリeToro、ブロックチェーン企業Firmoを買収|全資産のトークン化を本格化
オンライン投資プラットフォームeToroがスマートコントラクト企業を買収していたことが明らかとなった。今回の買収により、同プラットフォーム上における全アセットのトークン化を本格的に進める予定だ。
CoinPost

アイオタ(IOTA)の概要

2016年7月11日にオープンベータテストが開始した仮想通貨IOTA(アイオタ)は、IoT(モノのインターネット)に特化したトークンだ。取引スピードが速く、手数料が無料であることもIoTに適しているとされる。開発元のIOTA財団は、2014年に創設。

IOTAはブロックチェーンを使わず、「Tangle」と呼ばれる分散型台帳技術(DLT)により、主にIoT(モノのインターネット)機器間の取引を記録するものだ。

IOTAネットワークでのトランザクションは無料で処理されるため、特に取引額が少額なマイクロペイメント(少量少額送金)の分野で企業と一般ユーザーにとって等しく使いやすいものとなる。

特徴

IOTAが採用するTangleでは、マイニングが存在しないため、マイナーへ報酬を支払わなくて済むという特徴がある。

たとえば、ビットコインやイーサリアムでは、ブロックに記載されるデータの検証・承認を行うために莫大な演算力が必要となる。そうしたコンピュテーションを提供するマイナーに対し、対価としてマイナー報酬・取引手数料が支払われている。

しかしTangleネットワークのトランザクションの承認は、計算能力の低いデバイスで行うことができるため、莫大な演算力を提供するマイナーは必要なく、取引手数料がかからないという利点がある。

その他

20年2月に公式ウォレット「Trinity」がハッキング被害を受け、約230万ドル相当のIOTAトークンが流出。この被害額については、IOTA創設者であるデビッド・ソンステボが個人保有のIOTAトークン(MIOTA)を拠出して補償すると発表、話題になった。

マイクロソフトや富士通、フォルクスワーゲンなど著名なテクノロジー企業と提携を結んでおり、19年には自動車大手ジャガー社とのプロジェクトも発表し、高級電気自動車「I-Pace」において、持続可能なエネルギーのトレーサビリティ(追跡可能性)構築を目指すという。

本稿執筆時点(22年2月)では、IOTAはまだ国内の仮想通貨取引所には上場していない。