はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム「ペクトラ」の実装日が4月30日と仮決定、次期「フサカ」の動向は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アップグレードの最新動向

イーサリアム(ETH)のコア開発者ティム・ベイコ氏が、次期アップグレード「ペクトラ」の実装日を2025年4月30日14:14:47(スロット11599872)と暫定的に発表した。この日程は来週のACDC(All Core Devs)会議でさらに確認される予定。

「ペクトラ」アップグレードは、ETHメインネットの重要な改善を目指している。主な変更点は、バリデータの最大ステーク数を現行の32 ETHから2,048 ETHに引き上げることで、ネットワーク効率の向上が期待されている。

関連:イーサリアム「ペクトラ」アップグレード、Hoodiで最終テスト完了

アップグレード後に控える次期アップグレード「フサカ(Fusaka)」については、大部分のイーサリアムレイヤー1(EL)クライアントチームが既にその範囲について合意。特にEIP-7883が全会一致で支持されており、次回会議で最終的な範囲が決定される見込み。

ベイコ氏は、「フサカ」の実装において、年内にPeerDASと共にメインチェーンに導入する方針を示した。「フサカ」の内容はまだ議論されている途中であるが、スケーラビリティ、効率性、分散化を強化することが目標となる。

PeerDAS(Peer Data Availability Sampling)とは、イーサリアムのデータ可用性を向上させる重要なメカニズム。レイヤー2を含むネットワーク全体のデータ一貫性と可用性を改善することが見込まれている。

最後に、歴史的データ管理に関しては、EIP-6110の問題により、メインネットでの合併前(2022年のマージ)データ削除が延期された。代わりに5月1日までにSepoliaテストネットでデータを削除し、情報的なEIPを通じて「フサカ・メタEIP」に追加する方針が決定したという。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/25 金曜日
17:30
米国Web3規制の最新動向|CLARITY・GENIUS法案と企業参入の影響を徹底解説
本記事では、仮想通貨などに関する米Web3の制度整備や企業参入を俯瞰します。トランプ政権下で進む制度整備の目的や主要法案、注目領域、日本との違いについて解説しています。
17:00
Web3の大衆化目指すLINE NEXT、「LINEのMini Dappエコシステム」をテーマに専用ブースを用意|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、LINE NEXTがWeb3事業に進出した理由とは。Mini Dappプラットフォームで実現する新たなユーザー体験、WebX 2025での取り組みをCSOが語る。
16:30
米ソラナETF「SSK」、JitoSOL統合でステーキング利回りを強化へ
暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の、米国初のステーキング現物ETF「SSK」が、ポートフォリオにJitoSOLを組み入れ。高利回りのリキッドステーキングに証券口座からアクセス可能になる。
15:30
暗号資産取引所MEXC、MEXC Alpha機能で上場前トークンが現物アカウントから直接取引可能に
MEXCの概要 暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCの成長が著しい。CoinGeckoのデータ(2025年3月29日時点)によると、暗号資産取引高ランキングでは日間取引高が約55…
13:20
フィナンシェ、Jupiter連携で日本発IPトークンをグローバル展開へ
フィナンシェがSolana最大級DEXのJupiterエコシステムに連携。日本の仮想通貨IPトークンをグローバル市場へ展開する新たな取り組みで、第一弾としてGACHIHOトークンをローンチ予定。
12:55
インジェクティブ、イーサリアム財務戦略企業シャープリンクの株式をトークン化
インジェクティブが仮想通貨イーサリアム保有戦略を取るシャープリンクの株式をトークン化する。このトークンはステーキングやDeFi戦略、担保などに活用できるようになる見込みだ。
11:26
ビットコイン様子見基調に、Glassnodeはアルト市場のリスクに警鐘鳴らす
仮想通貨市場でビットコインが高止まりするも、イーサリアムなど主要アルトの未決済建玉が69%急増し過熱感が強まっている。Glassnodeは市場の脆弱性拡大を警告した。
10:55
創業77年の北紡、ビットコイン購入開始
株式会社北紡が7月22日、ビットコイン購入開始を発表。決議枠8億円で国内取引業者を通じ順次取得。レンディング事業で安定利回り獲得も目指す。
10:30
ブラックロックの「ETHA」、ETF史上3番目の速さでAUMが100億ドル到達
ブラックロックが提供する仮想通貨イーサリアムの現物ETF「ETHA」の運用資産残高が、ETF史上3番目の速さで100億ドルに到達。ETHAは上場から1年でこの水準に達した。
10:00
仮想通貨で高級不動産を購入可能に、米クリスティーズ=報道
米クリスティーズの不動産部門が仮想通貨による取引専門チームを設立する。仮想通貨決済による売買物件のポートフォリオは総額10億ドルを超えている。
09:40
イーサリアムとアルトコインへ資金シフトの兆候=クリプトクアント分析
クリプトクアントの分析で仮想通貨イーサリアムがビットコインを72%上回る。週間取引量も1年ぶりに逆転、アルトコイン取引高は3月以来最高水準に。機関投資家が主導する相場展開が継続するとの分析も。
08:40
ETHトレジャリー企業ゲームスクエア、7.5億円でクリプトパンクNFT購入
米上場のゲームスクエアがCompound創設者からカウボーイエイプ・クリプトパンクを515万ドルで購入。NFT利回り戦略で年6-10%リターン目標、イーサリアム保有額は約76億円に。
07:40
ソラナ処理能力のさらなる向上へ 新たなブロックリミット引き上げ提案を提出
仮想通貨ソラナのブロックチェーンについて、処理能力を向上させる新たな改善提案が行われた。1つのブロックにより多くのトランザクションを入れられるようにして処理能力を向上させる狙いである。
07:15
ストラテジー、ビットコイン購入資金4倍増 20億ドルに
ストラテジー社が優先株発行額を5億ドルから20億ドルに拡大。モルガン・スタンレーなど大手投資銀行が引受を担当し、調達資金は全額ビットコイン購入に充当予定。
06:30
バイナンス、サークルのUSYCなどを機関投資家向け担保に追加
仮想通貨取引所バイナンスが機関投資家向けオフエクスチェンジ決済サービスにUSYCとcUSDOを追加。利回り付きトークン化資産を担保として活用可能にし、資本効率を向上させる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧