はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン下落相場が一服、注目すべき内容はETFではないとの専門家の意見も|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン相場が一服
仮想通貨市場は9日、昨日の暴落相場が日本時間早朝まで続いたものの、ビットコイン相場が落ち着きを取り戻したことで、市場全体の下落の流れも一服し、一時69万円を割っていたビットコインも再度70万円台まで復調している。延長されたことが予想以上に相場に影響したことを疑問視する声も多く見られた。
仮想通貨関連株

仮想通貨市場

仮想通貨市場は9日、昨日の暴落相場が日本時間早朝まで続いたものの、ビットコイン相場が落ち着きを取り戻したことで、市場全体の下落の流れも一服し、一時69万円を割っていたビットコインも再度70万円台まで復調しています。

昨日までの流れを簡単に振り返ると以下の様な要因が考えられます。

7月末まで:ビットコインETF期待上げ(BTC:強、アルト:弱)

7月27日:ウィンクルボス兄弟のETF非承認(ETFに陰り)

8月1日:OTC市場(大口系)の急拡大が明らかに(BTCが下落開始)

8月3日:アルトコイン市場の時価総額が年初来安値更新(アルトの継続した下落を受け)

8月8日朝:ビットコインETFの可否判断を延長(ビットコイン暴落)

8月8日夜:仮想通貨全体の時価総額2018年最安値を更新(底値抜けで下落継続)

この様に、Vaneck Solidx Bitcoin TrustのCboe関連ETFの可否判断延長で暴落した相場が、年初来安値となる底を割ったことで、下落相場を加速させたことになりました。

ヘッジファンドマネージャー曰く:投資家らはBTCニュースに過剰反応を起こしている

米国初のBTC投資ファンド会社であるPantera CapitalのCEOを務めるDan Moreheadは、CNBCの著名経済番組FastMoneyに出演し、昨日からのBTC相場暴落とビットコインETFの将来について、様々な意見を語りました。

まず最初に、Morehead氏は、

「一番忘れてはいけないのがBTCはまだ早期段階にあるベンチャー商品でありながらも価格変動が激しいため、皆が価格の変化に過剰反応するのも無理はない。そして、(過去の例を見ても)SECからのETF申請否決は、珍しくもない。今までずっと慎重な態度を取っていた」

そして、「ビットコインETFの実現はまだまだ程遠く、1万年以上存在し続けてきた「銅」ですら、一番新しく承認されたETF商品で、しかも2012年の話だった」と、述べました。

また、Morehead氏は、「SECだのETFだのに注目するよりも、先週日本時間金曜日にニューヨーク証券取引所の親会社ICEが発表した取引所Bakktこそが、業界へのインパクトが甚だしく、今から5~10年で重要視するべきものだ」と、BTCを売却している投資家らが間違えた方向へ進んでしまったことを危惧する様に、知見を述べました。

CoinPost関連記事

今年最大とされるビットコインニュース「ICE」による影響|専門家の意見は?
米NY証券取引所を子会社に持つICEが、仮想通貨関連の新会社「Bakkt」を立ち上げると発表、スターバックスとの提携が注目を浴びているが、同社広報は、コーヒーをビットコインで購入するサービスではないと否定した。実際にこのニュースはどのような影響が考えられるのか?

延期がネガティブではない理由

Morehead氏こそETFの実現性は薄いとしていますが、まだまだ市場は延長後の日程を意識していることは間違いなく、トレンド転換の重要な情報となっていることには変わりありません。

海外メディアEthereumworldnews では、今回の延期はネガティヴなことでもない、といった観点の考察が以下のように掲載されています。

1.昨日開示されたCboeのVanEck版ビットコインETFに関するSECの公式文書によれば、7月2日から募集され始めた「パブリック・コメント」はすでに1,300通以上届いており、それらをもとに慎重に考慮するとも考えられます。

2.SECは、日本時間先週の金曜日に発表された取引所Bakktの業務申請を審査するため、ビットコインETFを一旦後回しする可能性も高い。

3.「クリプト・ママ」と呼ばれるSECのPierce委員が唱える「異議」は人気を博し、委員会はそれを無視することができず、慎重に審議する必要があるとも思われます。

以上の点から、「延長・延期」というプロセスは、SECが真剣且つ十二分に考慮・審議を行ってから判断を下すと言えるでしょう。

また、昨日も記載したVanEck・SolidX・CboeBZXは前日、共同でプレゼンテーション資料をSECへ提出したことは、延長の末、公聴会を開き承認までの懸念点を洗い出すSECの審査方法に、大きな一歩となっている可能性があります。

訴訟関連が、XRPの下落原因の一つか

証券関連訴訟の実績を持つローゼン法律事務所はXRPトークンの売買に関して、リップル社が連邦証券法を違反していると見て、リップル社とXRPの調査に乗り出していることが、同社プレスリリースによって判明しました。

XRPは昨日時点で、年初来最安値を更新するなど、大きく下落した通貨のうちの1つとなりましたが、下落相場の影響に、このニュースが合わさったことで、価格の暴落を後押しした要因の一つになった可能性があります。

CoinPost関連記事

証券関連訴訟の実績を持つアメリカの法律事務所が、リップル社とXRPの調査に乗り出す
ローゼン法律事務所はXRPトークンの売買に関して、リップル社が連邦証券法を違反していると見て、リップル社とXRPの調査に乗り出しているとプレスリリースにて発表。リップル社のXRP売買による投資家の損失を取り戻すため集団訴訟を準備している。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨銘柄では、グノシー(6047)が6.55%と大きく反発。ULSグループ(3798)も2.41%と小幅高となりました。

また、前引け後に決算を発表したブロックチェーン関連のグローバルウェイ(3926)が、後場から急騰。値幅制限一杯となる+700円のストップ高で引けました。

赤字から黒字転換したほか、第1四半期業績が通期計画を超過したことで、通期の上方修正期待などが台頭しました。

同社は今年4月、スイス金融市場調査局(FINMA)への仮想通貨技術を使った資金調達(ICO)の実施の認可申請を行うと発表しています。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/04 月曜日
12:06
サトシ・ナカモト保有の初期ビットコインを量子脅威からどう守るか、凍結案巡り議論
ギャラクシー・デジタルのソーン氏が「ビットコイン2026」に出席し、量子コンピュータ対策に関して業界の共通認識が形成されつつあると報告した。
10:05
イーサリアムL1処理能力、次期大型アップグレード「グラムステルダム」で3倍超に届く可能性
イーサリアムのコア開発者約100人が次期大型アップグレード「グラムステルダム」で集中作業を行った。ガス上限大幅引き上げで合意などスケーリングに向けた主要成果を報告している。
05/03 日曜日
11:30
ビットコインFOMC通過後も1200万円台で推移、来週の米雇用統計に注目|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン(BTC)はFOMCや日銀為替介入の影響で上値重く推移したが、1200万円近辺での底堅さを維持。先物市場ではショートが蓄積しており、上方向への余地も。来週の米雇用統計の結果が相場の方向感を左右する。bitbankアナリスト長谷川氏が今後の展望を解説。
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、チューダー・ジョーンズのBTC評価やリップル幹部のXRPLの展望など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|米ビットコイン準備金の重大発表予告や米クラリティー法案の進展に高い関心
今週は、米トランプ政権の仮想通貨顧問によるビットコイン準備金に関する重大発表予告、米クラリティー法案の進展、JPXのCEOによる仮想通貨ETF上場検討表明に関する記事が関心を集めた。
05/02 土曜日
14:30
台湾でビットコイン「国家戦略資産化」の動き、外貨準備への組み入れを提言
台湾議員が、ビットコイン政策研究所(BPI)の報告書を行政院長らに提出。6020億ドルの外貨準備の一部をビットコインへ割り当てる検討を要請した。地政学的リスクへの備えとして、デジタル資産の戦略的活用の議論が加速している。
13:25
米クラリティー法案が重要局面に、マークアップに向け前進
米上院議員が仮想通貨市場構造法案のステーブルコイン利回り条項で妥協案をまとめた。銀行委員会での採決やその後の審議に向けた重要な一歩となった。
11:44
カナダ年金基金AIMCo、約267億円でマイクストラテジー株を購入
カナダのアルバータ州投資管理公社が2026年第1四半期に約1億7247万ドルを投じてマイクロストラテジー(MSTR)株を購入したことが判明。厳格な規制下にある北米の機関投資家が、ビットコイン現物の代替手段として同社株式を買い集める傾向が強まっている。
11:02
コインベースら、6月末までの仮想通貨市場の回復を予測 BTC・ETH分析も
コインベースとグラスノードが仮想通貨市場の最新レポートを発表。市場底打ちと6月末までの回復可能性を指摘し、ビットコインやイーサリアムの個別分析も行った。
09:55
ビットコイン採掘企業ライオットQ1決算、AIデータセンター事業が収益の20%へ急成長
仮想通貨マイニング大手Riot Platformsが2026年第1四半期決算を発表。総収益1億6720万ドルのうち約20%をAIデータセンター事業が占め、AMDによる50MWへの契約容量倍増など事業の多角化が進んでいる。
08:45
Bakkt、AI決済・ステーブルコインインフラ企業DTRを買収完了 機関向け44兆ドル越境決済レイヤーに参入
バクトが4月30日、エージェント型決済・ステーブルコインインフラを手がけるDTRの買収を完了した。規制対応済みの機関向けインフラとDTRのAI技術を統合し、44兆ドル規模の越境決済市場への参入を目指す。
07:40
ブラジル中央銀行、規制下の国際決済での仮想通貨利用を禁止へ
ブラジル中央銀行は、国をまたぐ規制下の送金や支払いに仮想通貨を使用することを禁止すると公表。なお、仮想通貨の送金自体が禁止されたわけではない。
06:50
英政府、GPT-5.5の高度なサイバー攻撃能力に警鐘 「ミトス」に続く2例目の脅威
英国のAI安全研究所は、OpenAIの「GPT-5.5」が高度なサイバー攻撃を自律的に実行できるとする評価報告書を公開。アンソロピックの「Mythos」に匹敵する攻撃能力が確認されており、高度AIの悪用リスクに対して日米の政府や金融当局も警戒を強めている。
06:15
米国防総省がオープンAI・グーグル・エヌビディアら8社と機密ネットワークへのAI導入で合意、アンソロピックは今回も対象外
米国防総省が5月1日、スペースX・オープンAI・グーグル・エヌビディアら8社と機密ネットワークへの最先端AI導入協定を締結した。GenAI.milには5カ月で130万人以上が利用するが、アンソロピックは引き続き対象外となっている。
05:55
量子コンピュータの脅威から休眠ビットコインを守る新提案「PACTs」、サトシの資産も対象
仮想通貨大手VCパラダイム社の研究者が、量子コンピュータの脅威からビットコインの休眠資金を保護する新モデル「PACTs」を提案した。オンチェーン取引を伴わずに所有権を証明し、プライバシーを保ちながら資産を保護する仕組みである。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧