はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

海外大手取引所Binanceに上場条件とは?:BinanceCEOが上場に関する金額にも言及?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Binanceに上場するためには
仮想通貨トークンを発行する企業のCEOが、Binanceに上場する条件として400BTC(約2億8000万円)を支払う必要があると発言したのに対し、BinanceのCEO、CZ氏はツイッターでこれに反論したことが話題になってる。そこで、実際にBinanceに上場するための秘訣をまとめた。

Binanceへの上場

海外大手取引所Binaneに上場したトークンの多くは大きな価格上昇を記録しています。

その理由と一つしてあげられることが世界でも最も取引量の多い仮想通貨取引所の一つであるということです。

最も取引量が多いということはそれだけ、多くの方が上々したそのコインを知り取引する人々が増えるということです。

当然取引量が上がり注目されれば、トークンの価値も高くなります。

今回取り上げる内容はBinance上場の条件が400BTC(約2億8000万円)であると仮想通貨トークンを発行するExpanseという企業のCEOである、Christopher Franko氏(以下、Franko氏)がTwitterで発言したことに対するBinanceのCEO、CZ氏の発言内容をまとめたものとなります。

Binanceへの上場条件はプロジェクト内容次第だ

今回の発端はFranko氏のTwitterでの発言、「Binance上場の条件が400BTC(2億8000万)である」でした。

それに対して、CZ氏は以下のように発言しています。

私たちは400BTCまたは4000BTCを支払ってもらっても時価総額や知名度の低い通貨(草コイン)は上場させない。

ETH/NEO/XRP/EOS/XMR/LTCなど多くの通貨は無料で上場された。

ここで問題となるのが、上場にはいくらかかるかではなく、あなたの通貨は上場するだけの良いプロジェクトであるかどうかである。

Franko氏はBinanceから価格に関するメールが届いたと主張しましたが、CZ氏は

Binance側で価格について電子メールでお伝えすることはない。

あるとしたら、それはBinanceのなりすましである。

と主張しています。

その一方で、Binanceへ上場するための最初のステップとして、Binance Application Formに入力する必要があり、そこの必須質問の一つに

「上場するためにある程度の金額が必要なことがあります。

あなたのチームは支払うための準備はできていますでしょうか?

Yesと答えた方は、金額はいくらぐらい支払うことは可能でしょうか?額をご提示ください。」

CZ氏がこれに関しても述べており、こちらの提示額は数多く寄せられる上場申込書の優先順位に反映されるそうで、もし提示額が0円と書かれていた場合その分チェックされる優先度が下がるということだとCZ氏は述べています。

このことからも全てのトークンの上場に関して無料で行っているというわけではなさそうですが、ある程度の提示額がBinanceに対するアピールの一つにもなるとうことが推測されます。

Binanceに上場する条件とは?

Binance CEOであるCZ氏がBinanceに上場するための秘訣を教えていますので今回はこちらも一緒に紹介させていただきます。

秘訣1:Binanceの上場オンライン申込書を全て記入すること

CoinPostの調べによると内容の一部は下記のようなことが含まれているそうです。

・あなたのプロジェクトを一文で説明してください。

・あなたのトークンはセキュリティートークン(有価証券)ですか?(Yes or No)

Yes:Binanceではあなたのトークンを上場させることはできません。

No:なぜ、セキュリティートークンではない理由を述べてください。

・GitHubのリンクを貼ってください。

・あなたの通貨に関するCoinmarketcap.comのリンクを貼ってください。

・ICOでの調達金額をご提示ください。

・Binance infoにあなたの情報を記入しそのリンクを貼ってください。

・上場するためにある程度の金額が必要なことがあります。

あなたのチームは支払うための準備はできていますでしょうか?

Yesと答えた方は、金額はいくらぐらい支払うことは可能でしょうか?額をご提示ください

など、上場申込書の内容にはかなり興味深い質問もありました。

秘訣2:CZ氏にツイートやコメント、メッセージをしても意味はない

CZ氏は50ページもあるようなホワイトペーパーを残念ながら読んでいる時間がなく、CZ氏は上場プロセスに最初の振り分ける段階から関わっているわけではないそうです。

ですからコメントなどをしても上場へは繋がらないとのことです。

場合によってはこのようなケースを防ぐためにもペナルティーを課すときもあるそうです。

秘訣3:申込書を提出しても99%の企業へ返信は送られない

何回も申し込むことも可能ですので、まずはBinance infoの情報を充実させ、認知度をあげることをおすすめとCZ氏も述べています。

秘訣4:巨額な資金調達を行っているICOは好まない

Binanceは意味のない、巨額な資金調達を嫌います。

もし巨額なICO企業が上場すると決まった場合、上場の保険料としてこちらからもある程度の割合のコインを支払っていただきます。

秘訣5:自分の通貨に対する価格予想を行わないこと

Binanceは価格上昇を促す価格予想を嫌うと主張しています。

そのため価格予想をするようなコメントはしないようにしてください。

また、Binanceの名前を使うような売名行為も禁じているそうです。

以上紹介させていただきましたことがBinanceへ上場するための秘訣の一部となります。

CoinPostの関連記事

世界トップクラスの取引所Binance CEO CZ氏の日常
世界トップクラスの取引所Binance CEO CZ氏が、自身の日常を語りました。同氏は「日常という日常は無く、毎日が非日常の連続」と語り、毎日ランダムな事が起きる中、時間を節約しながらどのように動いているか、などを述べています。
Binance CEO:EthereumとEOSが長期的に成功を成し遂げるには速度が遅い
世界をリードしている仮想通貨取引所のBinance CEOは、一般的なスマートコントラクトプラットフォーム(Ethereum、EOSを含む)は、長期的な成功に達成するのに十分な速さではないと述べている。CZ氏はイーサリアムについて用途別にブロックチェーンの開発を可能にするツールに追い越されるとFortune誌とのインタビューで予想した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/02 木曜日
17:48
ブロックチェーンゲーム開発のDJT、魁 三国志大戦など2作品のサービス終了と事業転換を発表
double jump.tokyoが創業以来の主力事業だったブロックチェーンゲーム開発からの事業転換を表明した。新規流入が伸び悩んだ際に崩壊するトークン経済圏の限界が露呈する中、OASトークンを軸としたトレジャリー事業とN Suite事業に注力し、Web3の基盤整備企業への転身を目指す。
17:00
Baseトークンのエアドロップ対策をわかりやすく
コインベース支援のL2「Base」が独自トークン発行を検討。エアドロップの可能性、想定される配布条件、メタマスクでのブリッジ方法からDeFi活用まで解説。価格目安やリスク対策も網羅。
13:55
PUMPトークン30%急騰、アークインベストが「新クリエーター経済」と評価
米アークインベストがミームコイン発行プラットフォームPump.funを高く評価した。再導入されたストリーミング機能が「新たなクリエーター経済を構築」と指摘し、PUMPトークンは24時間で30%以上急騰した。
13:35
ポケモンカードなどのトークン化資産が次のビッグトレンドとなる可能性=バイナンス
仮想通貨取引所バイナンスがポケモンなどトレーディングカードのトークン化市場のポテンシャルを指摘する記事を公開した。新市場として注目を集める背景を解説している。
13:18
SBIホールディングス子会社のマイニング企業「SBI Crypto」から仮想通貨が不正流出
SBIホールディングス傘下のマイニング事業である「SBIクリプト」から約2100万ドル相当の仮想通貨が不正流出した。ブロックチェーン調査員が9月24日に疑わしい資金移動を報告し、北朝鮮による攻撃との類似点を指摘。SBIは連結業績への影響は軽微とコメント。
13:10
スウェーデン野党議員、ビットコイン準備金創設の動議を議会に提出
2名のスウェーデン民主党議員が国家によるビットコイン準備金創設を求める動議を議会に提出した。押収したビットコインを中央銀行に移管する予算中立的なアプローチを提案し、10月15日から財務委員会で審議される予定だ。
12:01
ビットコイン上昇で12万ドル台回復も視野、政府閉鎖の影響でETF承認プロセスは一時凍結へ
暗号資産(仮想通貨)ビットコインが12万ドル台回復を目指す中、米政府閉鎖でSECが仮想通貨ETF承認を一時凍結している。100件超の申請が停止し、10月の承認ラッシュは延期へ。一方でゴールドマン・サックスは世界株式に強気の見通しを示している。
11:10
今年最後の3ヶ月間、仮想通貨市場の好材料とリスクは? グレースケール分析
グレースケールは、これからビットコインなどの仮想通貨相場は最高値を更新する可能性があるとの見方を示した。25年4Qの展望を述べ、投資家が注意すべきリスクも指摘している。
11:03
SBIがグループ総合力で切り拓く金融新時代──ステーブルコインを武器に先陣を担うSBI VCトレードの戦略とは
SBI VCトレード代表取締役社長の近藤智彦氏への独占インタビュー。国内唯一のステーブルコイン取扱業者として、USDC、RLUSDの展開戦略や円建てステーブルコイン、ビットコイン・トレジャリー支援など、SBIグループの総合力を活かした取り組みを語る。
10:35
ステーブルコイン配ったら生活は変わるのか? コインベースが低所得者に180万円相当USDCを給付開始
ニューヨーク市で、18歳から30歳の低所得者160人にステーブルコインUSDCで5カ月間合計1万2000ドルを配布するコインベースの支援プログラムが始まった。
09:45
ビットコイン、価格上昇に有利な状況で16万ドルから20万ドルへ向かう可能性=CryptoQuant
CryptoQuantが最新レポートで、仮想通貨ビットコインが16万〜20万ドルに向かう可能性があると分析した。クジラとETFの需要拡大など、価格上昇を支える要因を解説している。
08:50
米共和党議員「政府による強力なビットコイン投資も必要」
ベギッチ下院議員がワシントンD.C.のカンファレンスで、国家バランスシートの多様化にビットコインが必要だと述べた。ルミス上院議員と共同提出した法案では、5年間で100万BTCを取得する計画が示されている。
08:10
サムザップ、ドージハッシュに250万ドル融資 Dogecoinマイニング能力拡大へ
米上場のサムザップ・メディアがドージハッシュ・テクノロジーズに250万ドルの融資を実行した。買収完了前の資金提供で500台以上のASICマイナー追加を支援し、年内に総数4000台超の稼働を目指す。
07:50
英当局、1兆円相当のビットコインを押収
ロンドン警視庁は、仮想通貨ビットコインに関連する大規模な詐欺を巡り、中国籍の被告に有罪判決が言い渡されたことを発表。今回の捜査では1兆円相当のビットコインが押収されている。
07:15
トランプ一族の不動産資産トークン化、WLFIが計画明かす=報道
ワールド・リバティの創設者はトランプ一族の不動産ポートフォリオをブロックチェーン上でトークン化する構想を明らかにした。ドバイのトランプタワーなどを例に挙げ、幅広い投資家層への開放を目指すとしている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧