はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨暴落劇にインサイダー疑惑も:AIがビットコイン市場心理の『異常』を検知

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

AIがビットコイン市場心理の『異常』を検知か
上昇傾向にあったビットコイン価格が突如大暴落し、仮想通貨市場で投資家の混乱を招いている。下落を示唆する”予兆”がなかったか、データサイエンティストと市場アナリストチームの合同リサーチで浮かび上がった異常な動きとは。
センチメント分析とは
市場参加者のマーケットに対する強気や弱気などの市場心理を調査して、それを元に行なう相場の分析のこと。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

本日未明、米金融機関ゴールドマン・サックスが「仮想通貨の取引デスク開設を延期する」と発表したネガティブニュースが広まり、相場の急落に大きな影響を及ぼしました。

つい先日まで、投資家感情が全体的にポジティブであった最中、市場アナリストは、正体不明のクジラが10,000BTCのショートポジションを取った事を観測していました。

そしてショートポジションが取られた僅か数日後、ネガティブなニュースが続出したのです。トップアナリストは、なぜ1万BTC(約80億円)ものショートポジションをこうも早く取れるのか、疑問を呈していました。

ゴールドマン・サックスの情報を事前に察知した市場関係者が、1万BTCのショートポジションを取り、約2日の間隔を置いた後、「ゴールドマン・サックスが仮想通貨から手を引く」との発表した可能性があると邪推する人々もいます。

これは、ただの推測に過ぎませんが、新しいAIテクノロジーが仮想通貨市場を注意深く見張っており、意図的な市場操作を示唆する証拠が浮上しているため、議論の余地があるのです。

仮想通貨市場暴落の経緯

昨晩、「ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン」を筆頭とした仮想通貨が急落した際、トレーダーは異例な動きの背景を探っていました。

そんな中、ゴールドマン・サックスが、期待されていた「仮想通貨取引デスク」の開発を中断すると発表したことが判明したため、インサイダー取引の疑惑や、機関投資家が相場操縦を行い、安く買い叩こうとしているのでは?とする憶測が、コメント欄に殺到しました。

売りシグナルは出ていたのか

AIベースの仮想通貨シグナルプラットフォームである、RoninAIのデータサイエンティストと市場アナリストチームは、下落を示唆する兆候(売りシグナル)が事前に起きていたか、状況を詳しく調べました。

その結果、いくつかの指標で下落直前に異常な動きが見られており、その内1つは、実際の下落が起こる数分前に散発的に増加したセンチメント分析の数値でした。

その後3日間、似たような散発的なセンチメントの不可解な増加がしばしば発生しており、その都度AIアルゴリズムが反応していたことが見られます。

このチャートは、市場の強気や弱気よりも、本来は存在すべきでない人為的な動きが突然起きた事を示しています。

下落前の最後の数時間を見てみると、平均値から標準偏差3を超える(統計学的に起こる確率が0.3%以下)センチメントの急上昇がはっきり見て取れます。

通常、このような急増は、自然発生しないと過去のデータが示しています。

こういった標準偏差の急激な動きは約0.3%のケースでのみ発生しない為、RoninAIチームは予想される市場影響を分析するため、その度に詳細を調べています。

今朝の仮想通貨市場における下落でも、その約10〜15分前に標準偏差3を超す異常な動きが起きていた為、市場操作の疑惑がさらに深まっています。

このような不自然な急上昇が下落の直前に起きた事は、強い兆候であると言えるでしょう。

データサイエンティストは、この下落が市場操作またはインサイダー取引によるものと強く信じてはいるものの、明白な理由をつけて決定的な答えを出すことは控えています。

それでも、10,000BTCをショートポジションで持つトレーダーは、どこかのタイミングで買い戻さねばなりません。

買戻しによる価格上昇が望めるということは、強気筋にとって悪くないニュースと言えるでしょう。

ただし、彼らがいつショートポジションを閉じて買い戻すのかは、定かではありません。

This AI Tracked Unusual Market Behavior Before Today’s Big Crypto Drop

September 6th, 2018

参考記事はこちらから

CoinPostの関連記事

仮想通貨暴落の要因:ゴールドマンサックスによる計画変更の詳細とは
均衡を保っていたビットコイン価格が暴落した。これには仮想通貨取引デスクを設立すると考えられていたゴールドマンサックスが、仮想通貨市場の規制の不透明さなどの理由により、取引デスクの設立計画を一時白紙に戻したことが大きく関わっている可能性がある。
ゴールドマン・サックスが12年ぶりに新CEOの誕生へ|仮想通貨事業に好意的な発言も
ゴールドマン・サックスを牽引してきたLloyd Blankfein氏が12年の役目に幕を降ろす。後任のDavid Solomon氏は、仮想通貨に肯定的で、優れた経営手腕を発揮してきただけなく、プライベートではDJ「D-Sol」として活躍する異色の存在として知られる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/14 土曜日
13:20
量子コンピュータがビットコインを破るのは10〜20年後で猶予あり、アークインベスト予測
キャシー・ウッド氏率いるアークインベストが量子コンピュータのビットコインへの脅威を分析。現状は脅威なしとしつつ、今後のリスクを楽観・中立・悲観シナリオで解説した。
10:49
ストラテジー、単週で1.1万BTCを追加取得か──「画期的」と評価される資金調達手法STRCの全貌
マイケル・セイラー率いるストラテジーが変動金利永久優先株「STRC」の売出を通じ、1週間で8億ドル超を調達して1.1万BTC以上を購入した可能性が浮上。既存株主の希薄化を防ぐ画期的な資金調達手法の詳細と、市場専門家の見解を最新推計と共に解説。
09:50
ユーロポールら、違法プロキシ摘発 5億円超の仮想通貨押収
ユーロポールと米司法省が違法プロキシ「SocksEscort」を摘発。163か国36万台超のデバイスを乗っ取り、不正IPアドレス提供で仮想通貨詐欺などを助長していた。
09:20
メタコンプ、アリババ出資で累計55億円調達 ステーブルコイン決済基盤のアジア展開を加速
シンガポールのメタコンプは3月にアリババが参加したプレA+ラウンドを完了し、3カ月間の累計調達額が3500万ドルに達したと発表した。
08:20
米財務省、北朝鮮IT労働者の不正活動で制裁措置
米財務省は、北朝鮮のIT労働者の不正活動に携わったとして6名の個人と2社に制裁措置をとったと発表。仮想通貨ビットコインなどのアドレスも制裁対象リストに追加されている。
07:10
仮想通貨富豪のネイビス島開発に「贈賄」疑惑か、住民への月額100ドル支給提案に波紋
ビットコイン初期投資家のオリヴィエ・ジャンセンス氏が、カリブ海のネイビス島で進める「デスティニー・プロジェクト」が物議を醸している。政府承認を条件とした全住民への月給支給提案に対し、野党から「公的贈賄」との厳しい批判が上がった。
06:30
USDCが調整済み取引量でUSDTを上回る、みずほ証券がサークルの評価引き上げ
みずほ証券が2026年3月13日付リポートで、サークルのUSDCが2026年累計調整済み取引量においてテザーのUSDTを7年ぶりに逆転したと報告した。
06:00
著名投資家ドラッケンミラー、ステーブルコインが15年以内に決済の「主流」になると予測
億万長者投資家のスタンレー・ドラッケンミラー氏が、ステーブルコインの将来性を高く評価。今後10〜15年以内に世界の決済システムが同技術に移行するとの見解を示した。
05:40
イーサリアム財団、組織指針「EF使命文書」を公開 エコシステムにおける役割を明文化
イーサリアム財団は3月13日、組織の使命と原則を明文化した「EF Mandate」を公式ブログで公開した。検閲耐性・オープンソース・プライバシー・セキュリティからなるCROPS原則を中核に据え、財団を「多数いるステワードの1つ」と位置づける内容となっている。
05:00
大手銀HSBCとスタンダードチャータード、香港のステーブルコイン発行ライセンス第1陣取得へ
HSBCとスタンダードチャータード銀行が香港金融管理局(HKMA)によるステーブルコイン発行ライセンスの第1陣として認可される見通しで、香港が仮想通貨ハブ構築に向けた規制整備を加速させている。
03/13 金曜日
21:20
TOKEN2049 Dubai、2027年4月に延期 地域情勢の不透明さ受け開催断念
世界最大級のWeb3カンファレンス「TOKEN2049 Dubai」が、地域の安全保障や国際的な移動・物流への影響を理由に2027年4月21〜22日へ延期。登録済みチケットは自動移行、TOKEN2049 Singaporeへの振替も可能。
18:05
JPYC向け会計監査ツール「JPYC Explorer」提供開始 アステリアと暗号屋が共同開発
アステリアと暗号屋が日本円ステーブルコインJPYC向けの会計監査ツール「JPYC Explorer」を共同開発。自社管理型フルノードによる取引検証で、監査法人・上場企業のブロックチェーン監査に対応する。4月1日提供開始、月額50万円から。
17:51
米上院院内総務、クラリティ法の4月以前の前進は困難と示唆=報道
米上院のスーン院内総務は、仮想通貨市場構造法案「クラリティ法」が4月以前に上院銀行委員会を通過する可能性は低いと示唆。ステーブルコイン利回り問題をめぐる業界間の対立が審議の遅延に影響している。
16:44
ガーナが仮想通貨規制サンドボックスを始動 11社が参加
ガーナ証券取引委員会は仮想通貨取引プラットフォーム11社を規制サンドボックスに認定した。昨年12月に成立したVASP法に基づく初の実践的措置で、各社は12カ月間、監督下で運営を行う。
15:10
地銀系証券で国内初 十六TT証券がST取扱い登録完了、3社スキームで不動産ST販売へ
十六TT証券が2026年3月5日付でSTの取扱い変更登録を完了。地銀系証券会社としての事例で、東海東京証券・BOOSTRYとの3社による取次スキームも発表された。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧