はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムクラシックのハードフォークを控えた仮想通貨市場、ビットコインは続落|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)市況
明日実施予定のイーサリアムクラシック(ETC)のハードフォーク「アトランティス」を目前に、国内外の仮想通貨取引所がサポートを表明した。本家バイナンスによる米国ユーザーへのサービス停止を12日に控える中、「Binance.US」の動向も注目される。

ビットコイン(BTC)市況

本家バイナンス(Binance.com)は9月12日(日本時間13日)より、米国ユーザーへのサービス提供を停止する。サービス停止における米国マネーの一時的流入減や出来高減少が危惧されていたが、先日、米国版「Binance.US」のローンチが発表された。

バイナンスは今年7月、米リップル社の「XRP機関流動性部門」の責任者を務めていたCatherine Coley氏を「Binance.US」のCEOとして雇用。8月には、ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、バイナンスコイン(BNB)、イーサリアム(ETH)など、計30銘柄の上場を検討中であることが伝えられていた。

「米国版バイナンス」数週間以内にローンチへ|登録には本人確認が必要
バイナンスが、米国版取引所「Binance.US」を数週間以内にローンチすると発表した。ユーザーには厳格な本人確認手続きを課すと説明。現在はサービスをどの州で開始するかを選考している。

以前The Blockが報じたところによれば、Binance.USは、ニューヨーク州で仮想通貨取引交換業を行うための必要資格である「BitLicense(ビットライセンス)」を現時点で有しておらず、ニューヨーク州の居住者はサービスの対象外となる。

バイナンスは、米規制を遵守したサービスを行うため、サンフランシスコが本拠地の登録送金業者「BAM」と提携、ウォレットとマッチングエンジンの技術を提供し、米国における取引所の業務をBAM社が管理・運営するとともに、米国版ローンチに向け準備を整える。

また、明日実施予定のイーサリアムクラシック(ETC)のハードフォーク「アトランティス」の影響にも注視したい。これに先駆け、Coincheckでは本日16時頃を目安に、bitFlyerでは本日17時頃から、イーサリアムクラシック(ETC)の入出金を一時停止予定とされている。

海外取引所OKExは、ハードフォークに関する「すべての技術的な問題」を処理するためのサポートを公表。入出金の再開目処は、ETCメインネットが安定した後だと言及した。

9月17日(EST)の予定日は、6月のコア開発者会議で決められた日程となっており、ブロック番号「8,772,000」に実施する。

Ethereum Classic Labsによれば、「アトランティス」は、イーサリアム(ETH)で以前実施されたアップグレード「ビザンチウム」のプロトコルを採用することで、ETCとETH間での相互運用性が向上し、チェーン同士でのコラボレーションも可能になるという。今回のハードフォークを経て、仮想通貨市場、とりわけイーサリアム(ETH)などへの影響を含め、価格への影響も注視される。

関連イーサリアムクラシックのロードマップ

ビットコイン(BTC)市況

ビットコイン(BTC)は再び10,000ドル付近まで続落した。bitFlyerチャートでは4h雲下限で反発したが、リバウンドを挟みつつ下値を切り下げており、上値の重い展開が続く。(下図:bitFlyer)

心理的節目の10,000ドルを明確に割り込めば、下げが加速するおそれもある。9,000ドル付近の反発は強いものと考えられるが、下降チャネルで見た場合の下値余地は気がかりだ。(下図:BitMEX)

CoinPostの関連記事

『日本の仮想通貨市場復活のために』業界最先端のトレーディングツール、デコチャート開発秘話
仮想通貨業界の有志が共同開発する、最先端の仮想通貨トレーディングツール「DECOCHART」プロジェクト。CoinPostの取材で、開発の舞台裏や今後のビジョンが明らかとなった。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/01 土曜日
09:20
欧州中央銀行がデジタルユーロ開発加速、2029年導入目指す
欧州中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)デジタルユーロの開発を次段階に進めることを決定した。2027年にパイロット実験を開始し、2029年の正式導入を目指す。
07:40
ビットコイン、サトシ・ナカモト執筆のホワイトペーパー公開から17周年に
仮想通貨ビットコインは10月31日、ホワイトペーパー公開から17周年を迎えた。SNSでは祝福の声が投稿されており、コインベースのCEOは、1つのPDFが世界を変えたとコメントしている。
07:30
米連邦控訴裁、仮想通貨銀行カストディアのマスターアカウント請求認めず
米連邦控訴裁判所が仮想通貨銀行カストディアに対するFRBのマスターアカウント拒否を支持した。裁判所はFRBがアクセスを認めるかどうかの裁量を持つと判断し、地方裁判所の判決を支持した。
06:45
コインベースが民主党議員の政治献金批判に反論 、「中立的活動」と主張
仮想通貨取引所コインベースが民主党マーフィー上院議員からの政治献金批判に公開反論した。同社幹部は仮想通貨業界PAC活動が非党派的で企業献金は歴代政権で標準的慣行だったと説明。
06:10
ストラテジーのセイラー会長、ビットコイン企業買収に消極姿勢
ストラテジーのセイラー会長が他のBTCトレジャリー企業の買収に関心がないことを明らかにした。不確実性が多く時間がかかることを理由に挙げ、デジタルクレジット販売とビットコイン購入に注力する方針だ。
05:45
カナン、日本の電力会社と契約 ビットコインマイニングで送電網安定化図る
BTC採掘機器メーカーカナンが日本の大手地域電力会社とマイニングサーバー販売契約を締結した。水冷式アバロンサーバーで送電網バランシングとエネルギー効率最適化を実現し、2025年末に稼働開始する予定だ。
10/31 金曜日
18:45
American Bitcoin CEOが語る、環境配慮型マイニングの未来|独占インタビュー
American BitcoinのMichael Ho CEO独占インタビュー。ビットコインマイニングの60%以上が再生可能エネルギー由来という実態や、トランプファミリーとのビジネス関係、日本市場への期待について詳しく聞く。
18:41
万博ウォレットがリニューアル、JPYC対応開始&総額1億円配布へ
EXPO2025デジタルウォレットが「HashPort Wallet」としてリニューアル。JPYC対応を開始し、総額1億円プレゼントキャンペーンを開催。Ethereum・Polygon対応も。
18:33
SBIホールディングスが上半期で過去最高益 暗号資産事業は堅調・Web3戦略を本格化
暗号資産事業も堅調 SBIホールディングス株式会社(東証プライム:8473)が31日に発表した2026年3月期第2四半期(2025年4〜9月)連結決算は、純利益が前年同期比3….
16:59
ゲーム会社gumi、子会社で予測市場サービスの事業化を検討
gumiが子会社gC Labsで予測市場サービスの事業化検討を開始。AIとブロックチェーンを活用し、政治・経済・エンタメなど幅広いテーマで集合知を生成。海外で急成長するPolymarketを参考に、日本での新市場創出を目指す。
16:53
金融庁、ビットコインなど暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供を「望ましくない」と牽制
金融庁は31日、海外で組成された暗号資産(仮想通貨)ETFを原資産とするデリバティブ商品の取扱いについて「望ましくない」との見解を表明した。IG証券が開始したブラックロックのビットコイン・イーサリアムETFのCFD取引が背景とみられる。国内では暗号資産ETFの制度整備が進行中で、税制面の不透明さも課題となっている。
14:38
バンクマン=フリード被告のXアカウント、「FTXは破産していなかった」とする文書を公開
破綻した暗号資産取引所FTXの創設者サム・バンクマン=フリードが「FTXは破産していなかった」と主張。収監中の身ながら、X上で14ページの反論文書を公開した。
14:08
コインチェック、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』関連NFT取扱い終了へ
Coincheckは、ブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC -』のサービス終了に伴い、NFTコレクションの取扱い終了とBCトークン購入の一時中止を発表しました。
13:50
RWAトークン市場、2028年に約60倍拡大予測「大部分はイーサリアム上で」=大手銀行分析
スタンダードチャータード銀行がステーブルコインを除く実物資産トークン化市場が2028年までに現在の350億ドルから2兆ドルへ約60倍拡大すると予測した。マネーマーケットファンドと上場株式が市場を牽引する見込みだ。
13:40
ビットコイン苦戦の理由は「投資家の確信欠如」=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは最新の週次レポートで、ビットコイン市場は現在、調整と再評価の段階にあると指摘した。オンチェーン分析では、長期保有者による継続的な売りが市場構造に重くのしかかっている状況を説明。一方、オプション市場では、「危機モードから再建モードへと移行」しており、安定性の改善が示唆されるとしている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧