- 仮想通貨規制とリブラの新たな公聴会
- 9月24日に、SECの長官らは米下院の金融サービス委員会が主催する仮想通貨規制とリブラに関する公聴会出席する予定だ。仮想通貨の有価証券問題やETF、リブラの規制などが討論される方向に。
仮想通貨規制とリブラの新たな公聴会
9月24日に、SECの長官らは米下院の金融サービス委員会が主催する仮想通貨とリブラの規制に関する公聴会に出席する予定だ。金融サービス委員会のカレンダーに掲載されている。
SECからの出席者はClayton長官、「クリプトママ」の愛称を持つPeirce氏など5人のコミッショナーだ。
金融サービス委員会の冒頭説明文では以前SECが発表した「仮想通貨ICOガイダンス」や、一般的なETFに関する説明(仮想通貨ETFも含む)、リブラの概要も記述されているため、Clayton長官らはこれらの課題について、議員の質問に答えると見られる。
現在、SECはBitwise社のビットコインETFとWilshire Phoenix社のBTCを含むETFの申請を審査している。Bitwise社のETFに対する最終判断期限は10月13日だ。今週、最有力とされていたVanEck版ビットコインETFの申請は、同社によって取り下げられた。
一方では以前、SECはリブラをETF(上場信託投資)として規制することを検討していると報じられた。仮にETFと見なされた場合、フェイスブック社はETFに関する申請を行う必要がある。
関連:「フェイスブック主導の仮想通貨リブラは民主的なのか」下院公聴会で質疑
参考:米下院公聴会の声明