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仮想通貨取引所BitMEX、3億ドル相当の訴訟沙汰に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BitMEX、3億ドルの訴訟へ

仮想通貨取引所BitMEXとアーサーヘイズCEOが、シードラウンド(創業期)におけるエンジェル投資家から約5千万ドル分の価値に及ぶ株主資本を享受できないのは契約不履行だとして、3億ドル(約320億円)の支払いを求める訴訟が提起された。ブルームバーグが報じた。

訴訟を起こしたFrank Amato氏とRGB Coin Ltd.の主張によれば、将来株式取得略式契約スキーム(SAFE)にサインを行ない、2015年のファーストシードで3万ドル(330万円)の投資を行っていた。後に、現在価格で5千万ドル(54億円)以上分のエクイティ(株式)を受け取る予定だったが、受け取っていないいう。

SAFEとは米国で開発されたベンチャー・ファイナンス・スキームで、転換社債から派生したものとなっている。転換社債の場合には負債が発生するが、この契約は負債ではないため、利払いや満期はない。

BitMexは投資の際、カリフォルニアに従業員がいるとの説明を行なっていたが、実際にはインド洋に位置するセーシェル共和国に従業員登録をしており、虚偽の説明を行なっていたと主張している。

Amato氏とRGB Coin側は、5千万ドル分以上のエクイティと損害賠償として2億5千万ドル、計3億ドル(325億円)の支払い請求を行なった。Amatoは元JPMorgan Chase&Co.のデリバティブトレーダーで、アーサーヘイズは、Citigroup Inc.およびDeutsche Bank AGのデリバティブトレーダー出身だった。

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