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ビットコインの大型アップデート「Taproot」、今年実装か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの大型アップデート

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の大型アップグレード「Taproot」について、実行に向けた会議が23日に開催された。

Taprootはネットワークのスケーラビリティやプライバシーの向上などが期待できるアップグレード。今回の会議では今後の予定として、2021年11月15日ごろにアクティベーションするという見通しが示された。

Taprootについては昨年10月、ネットワークの基盤となるソフトウェア「Bitcoin Core(ビットコインコア)」に統合され、実現に大きく近づいたことが分かっている。

CoinPostが提携する仮想通貨メディア「TheBlock」が100を超える投資家やアナリスト、企業幹部らに行った調査では、Taprootとそれに必要なシュノア署名のアップグレードは、2020年に注目するトピックのトップ3にランクインしている。Taprootはビットコインネットワークの機能向上につながる注目度が高いアップグレードだ。

シュノア署名とは

送信先が単独である場合にトランザクションの署名をまとめることが可能となる技術。データサイズ削減や、ブロック内の署名データサイズ縮小によるネットワークのスケーラビリティ改善効果が主に期待されている。

今年1月には、ハッシュレート(採掘速度)を担うマイニングプールの9割が実装に賛同し、アップグレードに向けて順調に準備が進められていることが明らかになった。現在は主に実装方法について議論が進められている。

関連ビットコインの大型アップデート「Taproot」マイニングプールの9割が賛同へ

今後の見通しについて

会議では、実装に向けて「Speedy Trial」という方法を採用することに対し、反対意見がないことが確認された。これは大まかには、安全性を犠牲にすることなく、成功しても失敗してもスピードを重視してTaprootのアクティベーションを試していく方法を指す。

今回は5月7日のUTC13時(日本時間7日22時)ごろから実装を開始し、Speedy Trialが上手く行けば、およそ6カ月間の準備期間を経て、11月15日ごろにアクティベートできるとの計画が示された。

なお、あくまで5月開始は目安で、まだ流動的である。またブロック高を基準にして、Taprootをアクティベートする方法も検討されている状況にある。

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