ライトニングネットワーク利用の投げ銭
米ツイッターは24日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを含む投げ銭機能をiOSアプリに導入したことを発表した。
先日にもモバイルデベロッパーAlessandro Paluzzi氏がプログラム解析を介してビットコイン投げ銭の画面をSNSにリークしたが、その機能が正式にリリースされた。
ツイッターが今回リリースしたのは、『Tips』という投げ銭機能で、仮想通貨ではビットコイン(BTC)の送金に対応。そのほか、Cash AppやVenmoに接続し、法定通貨を送ることも可能だ。
ビットコインの投げ銭については、通常のBTCアドレスおよびライトニングネットワークのアドレスもプロフィールに接続することが可能だ。ライトニングネットワークを利用するユーザーは、Strikeアプリの口座から利用する必要があり、この場合は、送金手数料は無料(もしくは低コスト)となるという。
また、現時点では、『Tips』はiOSのみに対応しているが、今後Androidにも対応する予定がある。一方、ウェブ版への対応については今回の発表では言及されていない。
投げ銭機能の導入はクリエイターが稼げるようになることを主な目的としており、ユーザーは「Monetization」のボタンからアクセスできる。(手順はこちら )
NFT関連も
ビットコイン投げ銭のほか、ツイッターはNFT(非代替性トークン)に関しても発表を行った。
NFTについては、ユーザーがNFTを保管するウォレットを自身のツイッター口座に接続し、所有権を証明できるという認証機能だ。一方、導入時期については定かではない。