9つのアプリに「理由呈示命令」
アップルはインドで、インド政府から9つの取引所へコンプライアンス違反の「理由呈示命令」通知が送られた数日後、それらの取引アプリをアプリストアから削除したことが判明した。
対象となったのは、Binance、KuCoin、Huobi、Kraken、Gate.io、Bittrex、Bitstamp、MEXC Global、Bitfinexで、インドでアプリストアからのダウンロードが不可能となった。
背景には、12月28日にインドの金融情報部(FIU)がマネーロンダリング防止対策について上述の9つの取引所へコンプライアンス違反に関する「理由呈示命令」を送付したことがある。当初、取引所URLへのブロック措置を取ろうとしたが、未だアクセス可能のようだ。
また、アップルアプリストアからは削除されたが、Googleのプレイストアには未だ掲載されているという。
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