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シャークタンク実業家のリアリー氏、ビットコイン5%配分戦略を語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

5%のビットコイン配分

米人気番組「シャーク・タンク」の実業家ケビン・オリアリー氏が26日水曜日、米国最大級のブロックチェーンカンファレンス「ETHデンバー」のセッションに登壇し、DeFi(分散型金融)コミュニティに向けて投資戦略を語った。オリアリー氏はポートフォリオの5%をビットコイン(BTC)に配分している理由と、透明性の高いUSDCを選好する背景について詳細に説明した。Cryptonewsが報道した。

鋭いビジネス感覚で知られるオリアリー氏は、ブロックチェーン業界に対して支持と批判の両面から意見を展開してきた実績がある。ETHデンバーでのセッションでは、多くの投資家がビットコインの価格変動にのみ注目し、デジタル資産としての本質的価値を理解していない点を指摘した。

「ビットコインは価格関係なく機能している。我々は保有を続け、日々モニタリングし、情報収集を怠らない。ファミリーオフィスであれ、ヘッジファンドであれ、機関投資家であれ、数字を無視することはできない=数字が全てを物語っている」、「私がビットコイン保有をやめる理由は見当たらない。なぜやめるのか?どのような理由があり得るだろうか?」とオリアリー氏は述べた。

同氏はビットコインを金と比較し、金と同様にビットコインの価値は希少性と市場需要に根ざしていると主張。ビットコインはまだ初期段階にあるとしながらも、投資家はポートフォリオの1〜3%を配分すべきだと提案した。

また、オリアリー氏は他のステーブルコインと比較してUSDCを所有していることを明かし、その理由として完全な1対1の裏付けと透明性を挙げた。「私はCEOのジェレミー氏を高く評価しており、チームとも長い付き合いがある。最終的には個人的な好みの問題だ」と付け加えた。

最後に、オリアリー氏は24時間取引可能な仮想通貨市場が機関投資家、特に年金基金や政府系ファンドにとっての課題であると強調した。これらの機関は厳格なポートフォリオ配分制限に従う必要があり、仮想通貨市場の常時開いている性質が従来の投資戦略との調整を難しくしていると指摘した。

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