
84,785ドルの平均単価で
米ストラテジー社(旧マイクロストラテジー)は4月21日、6,556 BTCの仮想通貨ビットコイン(BTC)を追加購入したと発表した。購入額は約783億円で、前週の410億円の約2倍となる規模である。
今回の平均取得単価は84,785ドルで、同社のBTC保有数は538,200に達した。
これまでのビットコイン購入費用は5.14兆円(約364億円)を超え、全体の平均取得単価は67,766ドルとなっている。
同社は強制売却リスクを懸念される中でも、ビットコインの購入を続けている。
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一方、同社のセイラー会長は追加購入の発表に先立ち、4月20日のX投稿で株の保有状況を開示。「今年の四半期時点の公開データに基づくと、1.3万超の機関投資家と81万以上の個人アカウントがストラテジー株を直接保有しており、ETFや投資信託、年金保険口座などを通じた間接的なエクスポージャーは推定5,500万人に上る」と明かした。
なお、ビットコインアナリストのTimothy Peterson氏は20日に、ストラテジーの株価展望について、遅くても2030年までには年間約60%の上昇で、4,000ドルに到達するとの予測を披露した。現在の株価は317.7ドルで、10倍以上の上昇となる。