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グーグルウォレット、仮想通貨業界発のゼロ知識証明技術を採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

個人情報を守りながら年齢確認可能に

Google(グーグル)「は4月29日、グーグルウォレットにゼロ知識証明(ZKP)技術を統合し、個人情報を共有せずに年齢確認ができる新機能を発表した。この技術はプライバシー保護を強化し、実際の年齢データを開示することなく、利用者が特定の年齢条件を満たしていることを証明できる仕組みで、当初は英国でデジタルIDパスとして展開され、その後米国や他の50カ国にも拡大される予定だ。

ZKP技術は1980年代に考案されたものの、計算の複雑さから実用化が遅れていたが、仮想通貨業界でZcashなどのプロジェクトを通じて大きく発展した。イーサリアム(ETH)などのブロックチェーンでは、StarkNetやzkSyncといったzk-Rollupを使用してトランザクションコストを削減し、FilecoinなどはデータストレージにZK技術の変種を活用している。

グーグルウォレットの新機能により、英国ではパスポートから作成したデジタルIDでレイルカード(パスモのような交通系カード)の利用資格確認が可能になる。米国ではアーカンソー、モンタナ、プエルトリコ、ウェストバージニア州の住民がデジタルIDを保存でき、2025年5月7日のリアルID期限に向けて、米国パスポートから作成したIDパスで空港の税関検査を通過できるようになる。

今後はAmazonアカウント復旧、一部のオンライン健康サービスへのアクセス、Uberなどのプラットフォームでのプロフィール確認など、用途が拡大される見込み。またGoogleはこのZKP技術をオープンソース化し、Bumbleなどのアプリとパートナーシップを結び、より安全な環境構築を目指しているという。

関連:グーグルがビットコイン参入を本格化、Googleアカウントでのウォレットログインなどで

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