はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米金融大手キャンター、ビットコイン関連のストラテジーに資産の約40%集中投資 4Qデータ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ポートフォリオの40%に

米国の大手証券会社キャンター・フィッツジェラルドが2024年4Q(〜12月)までに、保有株式の約40%をビットコイン保有企業として知られるストラテジー(MSTR)に集中投資していたことが明らかになった。同社の株式保有マップによると、MSTRへの投資比率は39.23%に達し、エヌビディア(NVDA)やテスラ(TSLA)、AMD等の主要テクノロジー企業の保有割合を大きく上回っていた。

出典:X

この投資戦略は、ビットコイン現物への直接投資の代替手段としてストラテジーを活用する明確な意思表示と見られていた。キャンター・フィッツジェラルドのような規模と評判を持つ金融機関が特定銘柄に資産の4割近くを集中させるのは極めて異例の動きであった。

一方、保有マップの説明によると、「ファンドの1Q(1〜3月)の提出期限は5月15日であり、多くの日付は4Qに関するもの。提出が行われる度に保有情報は更新される」とのことだ。

関連:マイケル・セイラー率いるストラテジー社、ビットコイン投資資金を12兆円に倍増へ

キャンター・フィッツジェラルドは、現米国商務長官ハワード・ラトニック氏が以前CEOを務めていた金融機関。ラトニック氏は商務長官就任に伴いCEOを辞任し、現在は息子のブランドン・ラトニック氏が会長を務めている。キャンター・フィッツジェラルドは創業78年の歴史を持つ老舗証券会社であり、ウォール街で高い影響力を持つ企業として知られている。

注目すべきは、4月にブランドン・ラトニック氏がソフトバンク、テザー、ビットフィネックスと提携し、数十億ドル規模のビットコイン投資ビークルを設立する計画を発表していた点だ。「キャンター・エクイティ・パートナーズ」は1月に約2億ドルを調達し、この資金をビットコイン財務戦略を採用する「21キャピタル」という新会社設立に充てる見込みとされている。

同計画によれば、新会社は4.2万以上のビットコイン(BTC)を保有して事業を開始する見通しで、これは現時点で世界第3位のビットコイン保有量に相当する規模だ。米政府高官の家族が主導する企業によるこの大胆なビットコイン関連投資は、機関投資家のデジタル資産への姿勢変化を象徴する動きとして、仮想通貨市場に大きな影響を与える可能性がある。

関連:42000BTCのビットコイン保有予定、ソフトバンクら出資の「21キャピタル」が世界3位の保有規模で設立へ

一方、このキャンター・フィッツジェラルドの保有ポートフォリオでは、ストラテジー(MSTR)のプットオプションも注目される。MSTRは同社の3番目に大きなプットオプション保有銘柄であり、その金額は約5.1億ドルに上る。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/23 木曜日
15:11
「AIエージェントにはステーブルコインしかあり得ない」平野・岡部両氏が語る円建て決済の未来|BCCC Collaborative Day
BCCC10周年カンファレンスで平野洋一郎氏・岡部典孝氏が議論した、円建てステーブルコインの意義と10年後の姿。AIエージェント決済、トークン化預金との住み分け、上場企業200兆円規模の可能性まで、ステーブルコインが描く次の10年をまとめた。
14:30
ビットコイン、7.8万ドル奪還も8万ドルに厚い壁 現物需要とデリバティブに温度差
Glassnodeの週次レポートによると、ビットコインは現物ETFへの資金流入再開と現物需要の回復を背景に7.8万ドルを奪還した。しかし、短期保有者の平均取得コストである8万ドルが上値の壁となる可能性が高い。現物需要の高まりとデリバティブ市場のショート優勢との温度差も指摘されている。
13:58
アーベのUSDCプール流動性が逼迫、サークルのチーフエコノミストが金利引き上げを提案
Aave v3のUSDCプールが利用率ほぼ100%で流動性逼迫。サークルチーフエコノミストがSlope 2最大50%引き上げを提案。KelpDAO rsETH攻撃を機に、Aaveのプール流動性は急激に縮小している。
13:20
米軍がビットコインのノードを運営、監視・防衛目的で活用
米インド太平洋軍司令官パパロ提督が米軍が仮想通貨ビットコインのノード運営を行っていると公表した。監視・セキュリティ目的で活用し、国家安全保障上の意義を認めている。
13:10
リミックスポイントが総額5億円の仮想通貨追加購入を決議、20BTCのビットコインを買い増し
この記事のポイント 約2.5億円で20.03BTCを追加購入 BTC含む保有仮想通貨の評価益が約34.9億円 BTC追加購入 リミックスポイント(東証:3825)は4月23日、…
12:21
金融庁、仮想通貨の金商法移行を説明 ステーブルコイン活用の決済高度化プロジェクト3件も進行中|BCCC Collaborative Day
金融庁が仮想通貨の金商法移行法案の概要を公開。利用者保護を強化する4つの規制と、三メガバンク参加のステーブルコイン実証など進行中の決済高度化プロジェクト3件を紹介。
11:34
トランプ氏一族関連のアメリカン・ビットコイン、カナダ拠点で1.1万台のBTC採掘機器を稼働開始
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコインがカナダ・ドラムヘラー拠点で約1万台以上のマイニング機器の稼働を完了した。保有フリート全体は約8.9万台・28.1EH/sに拡大し、現在7000BTCを保有中。
10:35
米NY州、予測市場インサイダー取引を行政命令で禁止 イリノイ州に続く
米ニューヨーク州知事が予測市場でのインサイダー取引を禁じる行政命令に署名した。コインベース・ジェミニへの提訴や連邦・州の管轄権争いも含め最新動向を解説する。
10:05
ANAP、4月で3度目のビットコイン購入 保有量で世界35位入り目指す
東証上場ANAPホールディングスは22日、約1.1億円相当のビットコインを追加購入した。4月に入り3度目の購入となり、累計保有量は1431.97BTCに到達。世界38位から、2026年8月末までに世界トップ35位以内の保有を目指す戦略を掲げる。
09:20
米クラリティー法案の成立確率は約50%、ギャラクシーが分析 残る5つの障壁と8月までの立法期限
ギャラクシー・デジタルとTDカウエンが米国のクラリティー法案の成立確率を約50%と分析した。ステーブルコイン利回りに加え、DeFi条項・倫理規定・SEC定足数など複数の未解決論点が立法を複雑にしている。
08:45
カルダノ開発元IOグローバルが2026年の財務提案9件を公開、レイオスで取引処理能力を最大65倍に拡大へ
インプット・アウトプット・グローバルがカルダノの2026年財務提案9件を提出した。予算は前年比約50%減で、ネットワーク拡張アップグレード「レイオス」の年内メインネット稼働を中心に据えた内容となっている。
07:40
イーロン・マスク率いるテスラ、1444億円相当ビットコイン保有継続 1Q決算を発表 
イーロン・マスクの自動車企業テスラは22日、保有する約9億ドル相当のビットコインについて、2026年第1四半期も売却せず継続保有したことを確認した。同日発表の決算ではフリーキャッシュフローが予想外の黒字を記録し、時間外取引で株価が上昇した。
06:40
米予測市場カルシ、選挙に賭けた3名の政治家を取引停止 過去最大規模の処分
予測市場プラットフォームのカルシは22日、自らの選挙結果に賭けを行った連邦議会候補者3名に対し、利用停止と罰金の処分を科した。2月の事例を含む過去最大規模の摘発であり、同社はインサイダー規制の強化を継続している。
06:15
マネーグラムとステラが提携を複数年延長、ステーブルコイン送金を南米全域に拡大
マネーグラムとステラ開発財団が2021年から続いてきた提携を複数年延長した。USDC建てのステーブルコイン残高機能をエルサルバドルに拡大し、中南米全域への展開を進める。送金依存層への金融包摂が加速する。
06:00
GSR、米国初のアクティブ型仮想通貨ETF「BESO」を上場
仮想通貨マーケットメーカーのGSRは22日、ビットコイン、イーサリアム、ソラナを対象としたアクティブ管理型ETF「BESO」をナスダックに上場した。ステーキング報酬を還元する米国初のマルチアセット型商品として投資家の選択肢を拡大させた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧